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(1)統合の背景

 ISO品質専門員会TC176と環境専門委員会TC207は、ここ10年位前よりISO9001とISO14001の両規格を統合して用いてもよいように両立性の改善を図ってきました。
そしてISO9001規格は2000年に、ISO14001規格は昨年12月に改訂され両立性が格段に向上しました。
 その背景には何があるのでしょうか。
ここには、ISO規格そのもののねらいに込められた部分と、社会情勢のい変化という2つの点があります。
先ず、社会の変化ですが、1992年リオサミットで「将来の世代のニーズを満たす能力を損なうことがないような形で、現在の世界のニーズも満足させるとう=持続可能な発展」というコンセプトが確立されました。
この考え方を企業経営に当てはめるたトリプルボトムラインという考え方がヨーロッパを中心として広がって着ています。

即ち、企業が持続可能な発展を続けるには3つの要点がある。
先ず一つは、企業は経済を通して社会に貢献すること。二つ目は環境保全で貢献すること。三つ目は企業の社会的責任ということです。
これら3つを評価する指標が社会的責任投資指標(SRI)として開発され優良株として投資されるようになりつつあります。インターネットの発展は、これらの情報を瞬時に世界中に発信するようになってきました。
いうならば、企業はこれまで顧客の期待・要求だけに対応していればよかったのですが、ころからは環境や社会的貢献を強く意識するようになった地球市民全体の要望も取り入れて運営していかなけらば持続しない。
即ち、品質(Quality )に求められる範囲が拡大したともいえます。

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これらに対応したISOのマネジメントシステム規格も整備されてきました。先ず経済に対応するものがISO9000シリーズです。環境に対応するものがISO14000シリーズです。そして今、企業の社会的責任(CSR)のマネジメントシステム規格がISOで策定中です。
これらの、複数の規格は重なる部分があり、企業が別個に運用していたのでは効率が悪いというのが、統合化を進める一つの要因です。
しかし、規格を統合することは、ありえません。 というのは、ある企業はISO9001だけ、ある企業は9001と14001、ある企業は9001とCSRというように、企業によって運用の仕方が異なっているからです。
そこで、ISOでは、統合ではなく、両立性という方法でそれぞれの企業にあった方法で統合を促進しようとしています。

     ems_slide19

もう一つ、今回のISO14001規格の改訂によって生じた必然的な要求があります。
今回の改訂で、企業は管理できる環境側面だけでなく、間接的に影響を及ぼすことができる環境側面をマネジメントに取り込むことを徹底させるよう改訂されました。
 「ISO14001改訂のページ」参照
それは、即ち、どちらかというと「紙、ゴミ、電気」に偏っていた環境保全や予防の活動を、物品調達や製品設計や販売などの本業に展開するということにつながります。
 「環境に影響を及ぼすことができる環境側面のページ」参照
本業での活動はISO9001の分野と一致し、必然的の製品マネジメントの一体化が必要になってきます。

     ems_slide17

統合マネジメントはこのような背景から、必要性がクローズアップしてきています。

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コメント

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ではこれからも頑張って下さい☆

投稿: 人気BLOGランキング | 2005.02.06 14:59

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