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2018年10月25日 (木)

信州の旅 その2 善光寺本堂・北向観音

朝5時半に起きて、6時に宿坊の案内者に連れられて善光寺本堂に向かう。
山門の入口に一列に並んでひざを折り頭を下げていると、お貫主様(天台宗の最も偉いお坊様)を先頭に、緑や赤の袈裟をかけたお坊様の一団が来て通りすがりに一人一人の頭を叩いてくれた。

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そのあと、本堂に入ってお朝毎のお参りです。木魚の音に合わせて御経を唱える。般若信教の他幾つかあったと思うがよくわからない。
一通り終わった後、参拝者は本堂の祭壇の裏側にあるお戒壇巡りをする。
お戒壇の、一寸先も見えない暗闇の中を手探りで進み、やがて御本尊様の真下に懸かる「極楽のお錠前」に触れて出てきた時、最初に目にするのが出口から射し込んでいる光です。
本堂の中は真っ暗闇で、目の前にそのわずかな光を見る時、ほっと安堵の思いをする。普段は感ずることのない、光のありがたさ、目の見える尊さを感じることができる。
お戒壇巡りから、元の場所に戻ってくると、祭壇のお坊さんは浄土宗のお坊さん方に変わっていた。ここで、再び浄土宗の御経を唱える。この間1時間くらいだったと思う。
その後に、前日に予約して参拝者が、祭壇の中に入って色々な祈願をしてもらえる。私は喜寿祈願をお願いしてあった。
最初にお遍路一向の祈願あり、その後に一般参加者の祈願があった。祈願者の数は20名くらいだったと思う。
御経を唱えた後に、喜寿祈願の私な一番先に読み上げられ、一回りした後、もう一度繰り返して読み上げてもらえました。遥々善光寺に来た甲斐がありました。どうもありがとうございました。
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お朝事から帰って、朝食のあと松代方面の観光をして、別所温泉 かわせみの宿に宿泊。
かわせみの宿のすぐそばに北向観音がある。
北向観音は、天台宗のお寺で、暗闇の中でも衆生が御仏の所に行けるよう北斗七星の見える北向に建てられている。
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善光寺は南を向き、北向観音は北を向いており、その両方をお参りすると道に迷わず御仏の所に行くことができるという言い伝えです。
私は、お参りした時、天台宗のお遍路の一行が御経を唱え、お札をもらっていた。
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