ペルー料理
ペルーの食べ物は、インカ時代の食べ物、スペインの食べ物、スペインが奴隷として連れてきたアフリカや中国の食べ物、後から入植した日本の食べ物が入りまざって世界一美味しいと言われている。
3日はリマのレストランで夕食を摂った。その時タクシーの運転手から進められたのが「セビチェ」である。「セビチェ」はこの様な各国の食べ物が混ざったペルーの代表料理と言われている。
「セビチェ」は、生の白身魚の小骨を良く取り除いき1-2cm角くらいに切る。これにみじん切りにしたタマネギとトマトを加え、レモンをたっぷり絞って混ぜ合わせる。これにパセリ、オルガノ、唐辛子、塩などをかけて食べる。具材には、白身の魚の他、エビ、タコ、イカ、ホタテ、ハマグリ、ウニなどの貝類が使われることもある。
夕食では、セビチョにあわせてパスタ、サラダを頼んだ。パスタは美味しかったが、私には「セビチョ」の味がもう一つピリッとこず、うまいとも、まずいということはなかった。香辛料の選択とかけ方を知らなかったのかも知れない。料金は飲み物も含めて一人50ドルでした。
4日、5日、6日はクスコ県にいたので、インカ料理が中心だった。
インカの料理は、トウモロコシ、イモ類、豆類と山の果物である。肉料理も少し出る。
クスコ周辺は山地であるが川沿いの殆どの山の斜面が段々畑となっていて作物が植えられている。植えられる作物は3,000m以下ではトウモロコシ、3,000m以上ではイモ類である。
特に、トウモロコシは粒が大、中、小、色が白、黒、紫と色んな種類がある。
11月4日はウルバンバのレストラン、5日、6日はクスコとホテルや観光地のレストランでインカ料理を食べた。パン、トウモロコシ料理、芋、豆、ライス、肉類、デザートが並べられており、バイキング形式で自分の好きなものを取って食べる。最初は美味しいと感じたが、どこへ行っても似たような料理が出てくる。炭水化物が多く毎日食べると飽きてくるように感じた。
5日にマチピュチの行った時に、マチピュチの中でパッションフルーツ実っているのを見た。私は自宅で、緑のカーテンの作物として2年続けてパッションフルーツを植えたが実がならない。ここでは自然に自生し実がなっている。
翌日、ホテルの朝食の食べ物の中にパッションフルーツが並べてあったので、食べてみた。中にザクロのよう実が沢山ある。実は柔らかく水々しいが、甘みが足りない。ウェーターにこの果物を何と呼ぶか聞いて見たら、「グラナディナ」だと教えてくれた。
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