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2015年11月17日 (火)

タヒチアンダンスに挑戦!

 私は、乗船前はサルサダンスのカルチャースクールだけに入る積もりであったが、乗船してみると多くの同年代の人が社交ダンスのカルチャースクールに参加していて、これが社交の場になっている。社交ダンスのカルチャースクールには男女合わせて150人ほどいるだろうか。ここで行う社交ダンスはチークダンスのようなものではなくスポーツダンスである。
 先のブログで紹介したがワルツを習い始めてから、ダンスは意外と自分に向いているのではないかと気がついた。これまで社交ダンスではブルース、ワルツ、ルンバの基本を習得した。その他、サルサ、メレンゲ、ZUNBAもやっている。

 ペルーのカヤオを出た後、世界にタヒチアンダンスを広めようとしているタヒチアンダンス教師のココ・ティラオさんが乗船してきて、講演とタヒチアンダンスのレッスンが始まった。
 折角、タヒチに行くのだからタヒチアンダンスを習って現地の人と一緒踊ってみたい。1回から3回まではスケジュールが合わずレッスンに参加できなかったが、4回目からレッスンに参加した。


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その後、10回位のレッスンと、ワークショップとして踊りの衣装作りがあり16日の夜にポリネシアンナイトで踊りを披露することになった。
 頭と手に着ける衣装は、ココさんの指導で、ワークショップでタコの樹の葉を編んで作った。曲目は2曲あり、一曲は「イオラナ」、これはかなり激しい動きをする歓迎のダンスで、日本にいた時に、ポリネシアンの紹介映像で見たことがある。もう1曲は「ヘイティバイヒ」、これは手の動きから想像すると男女の恋のものがたりのようである。
体力的にかなりキツイ踊りであることとダンスのステップを覚えるのが難しい。20代の人は、割りと簡単に覚えるようであるが、私は73歳、なかなか覚えられない。そこで、ココさんの踊りをビデオに撮り、部屋の持ち帰りパソコンに入れて、ビデオを見ながら練習することにした。
 私の部屋は3人部屋、残りの2人は「本当にやるの?」と、最初はあきれた顔をしていたが、そのうち「シニア代表で頑張れ!」といって、私が練習を始めると気を使って部屋から出て行ってくれるようになった。

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 16日夜、スポーツデッキでポリネシアンナイトのショーがあり、ショーの前に踊りを披露することになった。
発表者は、練習始めは女子が100人、男子が30人くらいいたが、最後まで残ったのは女子が60人、男子が10人である。リハーサルのフォーメーションで私は左舷最前列のポジションに決まった。
 当日は、少し間違えた箇所もあったが、まずまずの出来だったと思う。練習中はなかなか覚えられず焦って苦しい思いをしたこともあったが、踊り終えると「自分にできることはやった!」という達成感で一杯になった。
当日は、同室の人や、Tさんはじめ友人たちも見に来て励ましてくれた。踊り終えた後、友人達と一緒にビールを飲みながショーを見る。その味は格別でした。
 一般見学者向けのタヒチアンダンスの簡単なレッスンがあり、その後、男子が好きな女性を選んで一緒に踊るという企画もあり結構楽しかった。同室のKさんがその時のスナップ写真を撮ってくれていて、後からその写真を見て笑ってしまった。
 これは、自分勝手な小さな挑戦ですが、皆さんの支えがあってできたことです。
皆さん、良い人ばかりで本当にありがとう。

 この後、横浜まで発表の間に社交ダンスではタンゴのレッスンがある。12月1日の最終発表会ではサルサダンスの発表もあるようだ。また、頑張ります。

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