ポンタ・デルガータ(ポルトガル)
8月21日、横浜を出てから54日経ち、10月14日は丁度地球一周の旅の中間点になる。この日のポンタ・デルガータに寄港した。
ポンタ・デルガータは大西洋上の欧州よりの地点にあり、ポルトガル領アソーレス諸島の首府である。16世紀に海賊の攻撃に対する要塞として建設され、その後18世紀にポルトガルの航海の中継地として発展してきた。
この日は、乗客の多くはサン・ミゲル島の自然体験ツアーに出かけた人が多いようだったが、私は波平でおなじみのSさんご夫妻と社交ダンスのM先生の4人でポンタ・デルガータの街中を散策した。
9時に船を出て、港のシャトルバスで降りた所の直ぐ近くに要塞がある。要塞の見学料金は3ユーロ、要塞の中に入ると隊員が出入りしていて現在も使用している。海に向けて大砲・機関銃などが並んでいて、中は大きな洞穴になっていて作戦会議用の会議室もある。最新のロケット砲も陳列されていた。
要塞を出て港をぶらぶらしていると、サイトシーイングバスの停留場に出たので、バスで街中を一周した。バスの案内の説明は英語だけだったので、よくわからなかったが、オープンバスなので外を眺めていると大体のところは分かる。
バスで一周りした後、市内を散策した。ポンタ・デルガータはポルトガルの古い地方都市という感じです。坂の多い石畳の道路沿いにポルトガル風の家が並んでいる。街中は信号用の電柱はなく、街並みが綺麗です。
歩いていると市場に出た。果物やチーズが並んでいる。パナップルが沢山あり試食してみるととても美味しい。1ケ2.4ユーロ(約300円)である。ここの特産はパイナップルとチーズということだった。
パイナップルを買おうと思ったがナイフを持っていない。ナイフは売っていないのか聞いて見ると通りの向かいの店に売っているという。向かいの店まで行ってナイフを買ってからパイナップルを買った。なお、ナイフは、コルクの栓抜き付きのもので24ユーロ(約3000円)でした。こちらの方が高くついた。
昼頃になったのでレストランを探す。現地の人に聞いて港の近くの魚料理が旨いというレストランに入った。ワイン付きのその日の特別メニューをもらった。12ユーロ(約1600円)ということを考慮するとまずまずでした。
レストランを出て、スーパーマーケットで買い物をした後、仲間と別れそれぞれ別行動とした。一人で、あちこち歩いて見たが狭い街なので、どこかでピースボートの乗客と顔を合わせる。3時半ごろに散策を切り上げて船に帰った。
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