マルセイユ(フランス)
10月8日
マルセイユは、パリに次ぐフランス第2の都市である。近郊の小都市を含めると人口約135万人で、貿易だけでなく、鉄鋼・化学・プラスチック・食品等の工業も発達している。
私は、暑い地域から急に寒いヴェネチアに寄港し、その後また温かい地域へと寒暖が激しさから風邪をひいてしまった。私だけでなく船内では風邪が大流行している。
船は7時にマルセイユに入港した。午前中は、他の乗員は観光に出かけたが、船内で休養していた。
午後からバスでショート観光に出かけた。見学したところはロンシャン宮、ノートルダム・ド・ラ・キャルドバルシィア聖堂、旧港付近の散策である。
あいにく、バスのマイクが故障して、後方の席に座っていたので説明が全く聞こえなかった。しかたなく、バスの窓から外を眺めていると、通りを高齢の夫婦が腕を組んで歩いてきて立ち止まって頬を寄せ合い軽くキス、また、腕を組んで歩いていった。なかなか様になっている。日本人では、こうは行かないだろう。
旧港の散策では、水上・地上合同の消防隊の式典にであった。隊員はビシッと整列していて隊長が30分以上訓話していたが、全く姿勢を崩さなかった。これは、日本の消防隊以上だ。後で聞くと、マルセイユの消防は欧州一とのことでした。
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