9月12日は門限なしということで、中高年者の人の殆どはディイナー付きやサファリコースのツアーに出て行ってしまった。
私は申し込みしていなかったので、一人取り残されたという感じになってしまった。とはいうものの、一人で自由行動をしてみたいという思いもあったので、午前の観光ツアーの後は船に帰って涼しくなるのを待ち午後4時頃から出かけた。
クルーズターミナルから市内まで歩いて20分位とのことであるが途中には何もなく暑いので自由行動に出かける人はタクシーを利用するよう案内がでていた。
ここでは、殆どの場所で米ドルやカードを使えると聞いていたのでメトロ(地下鉄)用に10ドルだけ現地通貨に両替して出かけた。
ターミナルでタクシーをつかまえ行き先をいうと50ドルだという。10ドル弱と聞いていたので、びっくりして高いといったが、運ちゃんは聞き入れない。どこから来たのか聞いたらパキスタン人だという。乗ってから気がついたがメーターもついていない。ドバイ・モールまで50ドルでどうか、といってきた。当初は、近くの駅までタクシーで行き、そこからメトロでドバイ・モールまで行くつもりであったが、仕方がないので40ドルでドバイ・モール(車で30分位の距離)まで行ってもらうことにした。
それにしても、とんでもない雲助につかまったものだと嫌な気分でタクシーに乗っていた。ドバイ・モールについて40ドル渡すと代金を受け取ってニヤリと笑った。どこか変だ。後で船に戻ってルームメートに話をすると「それは米ドルでなく、現地通貨のディルハムだったのだろう。現地人は現地通貨をディルというが、ドルとよく似た発生をするので区分けがつかない。自分のホテルでビールを注文しようとしたら140ドルと言われてびっくりした。よく聞くと140ディルだったようだが、よくわからなかったので注文しなかった」と教えてくれた。
なんとメーターなしで高く設定されていた上にディルとドルを間違えて3倍分の金額を余分に支払ったことになる。帰りはこれに懲りて、地下鉄(メトロ)で近くの駅まで帰りメーター付きのタクシーを拾って船まで帰った。
なお、メトロは初乗り料金を含めて6ディル、リピートの場合は2ディル(1ドル程度)でした。メトロは東京の地下鉄と殆ど同じです。行き先は3ヶ国語で放送され、最後に英語が出てくる。色んな国の人が乗っているが、皆若い。と言うよりはこの国では高齢者はドバイ人だけで、ドバイ人はメトロなんかに乗らないのだろう。皆スマートフォンを持っているが、日本のように車中でスマホに夢中になっている人はいない。
ドバイ・モールは最近建てられたドバイ一のショッピングモールでスケールが大きく清掃も行き届いている。時間があるので店を順番に冷やか半分で見て回った。
一人で歩いていると、時々「ニイハオ」と呼びかけてくる。やはりここでも中国人が爆買しているのだろう。
3階には日本のソニー、パナソニック、HITACHI、YAMAHA、CANONなどのメーカーの店がズラリと並んでいる。但し、店員はコーリアンや中国系の人が多い。紀伊國屋書店も出店して店の中に入ると日本での書籍陳列とほとんど同じ方法である。但し陳列されている本は洋書で店内にかなりお客が入っている。近々楽天もOPENするという掲示もでていた。日本も中々やるもんだ。
モールからメトロ駅まで約1km冷房付きのエスカレータでつながっている。ドバイ・モールのレストランで、一人で夕食をとってからメトロ駅に行った。ここから冷房付きの通路から外に出て歩いて世界一高い(高さ840m)のドバイタワーと噴水ショーの写真を撮りに行った。
ドバイタワーで、展望台に登りたいといったら、もう一度ドバイ・モールに戻ってドバイ・モールの会員権を買ってこい、120ドルだという。高いのにびっくりして登るのをやめてしまった。後で考えると本当は120ディル(4000円程度)だったのだろう。それにしても高い。
まあ、きれいな夜景の写真がとれてので、よしとします。カードの使い方や地下鉄のチケットの買い方分かった。
失敗もしたけれど、いろいろな体験ができて面白かった。
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