写真マニアの先生に会う
8月14日の乗船説明会の時に、船室の写真を撮っていた所、同年代らしい女性が近づいてきて船の中を案内してくれた。彼女は過去2回ピースボートに乗っている。今度は第90回のピースボートに乗るという。私に何回かと聞くので第88回と言うと、第88回に上津原さんという大変きれいな写真を撮る先生が乗船する。上津原先生に連絡しておくので、是非とも会うようにすすめてくれた。
今日、上津原先生より伝言が届き、部屋に行って話を聞いた。
上津原さんは、私と同じ73歳、これまでピースボートに7回乗船されている。今回が8回目である。上野原さんはめったに見られない貴重な写真を撮ることで有名ですが、写真を販売していないのでプロではない。自ら写真マニアだと言われた。
話を聞いて圧倒されたしまった。
よい写真を撮ることだけを目的に今回のクルーに乗船されたようだ。
カメラ4台、パソコン4台、バックアップ用にハードディスク4台で250GBを持参されている。
良い写真は100枚の1枚あるかないかである。撮った写真を削除しないように、今回の108日のクルーでは5万枚の写真が標準である。あなたは何枚撮るつもりかと聞かれて絶句してしまった。
・上津原さんは、船内のカルチャースクールには殆ど出ないでデッキに出てチャンスを待っておられる。
・船では亀やくじらなどに出会うことがある。浮き上がってから沈むまで5秒間、カメラの撮影設定に3秒、後2秒間で写真をとらなければならない。
・写真は如何に良いポジションを確保するかが勝負である。
・アラビア海では、海賊対策のための護衛船団に出会う機会がある。
・パナマ運河で太平洋に抜ける寸前にワニが出る。右舷側か左舷側かわからないが、多分左舷側ではないかというアドバイスをいただいた。
よほど良いカメラを持っておられるかと思ったら、そうではない。持ちやすくてすぐ取れるということを重視しておられる。
でも、私はカルチャースクールにも出たいし、こんな真似はとてもできない。
寄港地に降りた時に三脚を持って行って風景写真を撮る程度だ。
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