70歳からの立山登山
7月20日(日)立山に行ってきました。
私は現在72歳であるが、太極拳教室に通っているし、毎月1回以上 25km~40kmのウォーキング大会にも参加している。
室堂から大汝山山頂まで標高差560m、大した事はないと思っていた。
所が、登って見ると、一の越から雄山山頂までは急な崖場が続き、大汝山山頂近くでは足が引きつってきた。それに、私は左耳の三半規管が壊れているので足もふらつく。
やっとのことで登りついた。
ウォーキングと登山では使う筋肉が違うのですね。それに滑落事故の危険もある。
20年前にも立山に登ったことがあるが、その時はスイスイ登れたように思う。
70歳を過ぎてからの登山には、それなりの周到な準備が必要のようです。
昨年、三浦雄一郎さんは80歳でエベレストに登頂されたが、この時は下山にヘリコプターを利用したことについて、ネット上で登頂成功と言えるか議論になっていた。
70歳の時の登頂が自力での本当の登頂であろう。
三浦さんは65歳の時に、70歳でエベレストに登ることを決意しましたが、これまでの不摂生がたたり、最初は標高531mの藻岩山ですら頂上に辿りつけなかったらしい。
何とか5年後までにエベレストに登ることのできる体力をつけたかった三浦さんは、足と背中に負荷をかけながらの歩く「ヘビー・ウォーキング」を始めた。
最初は足首に1キロのアンクルウェイトを巻き、背中に10キロの荷物を詰め込んだザックを背負って歩くことから始め、とにかく外出するときは常にその装備を身につけるようにしたそうです。その結果、3年後には片足8キロ、背中に30キロの負荷をかけた状態で1時間以上歩けるようになったそうです。
今年の夏は、できれば白山にも登りたいと思っていたが、これも見なおさなければ・・・
でも、三浦さんのような鍛錬はとてもできそうにないですね。
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