黒田官兵衛発祥の地を歩く
家を5時15分に出て余呉駅に車を停めさせてもらう。
余呉湖観光館で朝7時50分から出発式、参加者は250名とのことでした。
8時出発、余呉湖一周約8kmを一周りして、長浜に向かう。
余呉湖は賤ヶ岳など三方を山に囲まれた湖。この写真は、余呉湖の西側の遊歩道から撮ったもので賤ヶ岳は写っていません。賤ヶ岳は写真の右側に位置します。
珠に魚釣りに来た人に出会う位で大変静かです。
余呉湖を過ぎると木ノ本に向かって里山沿いに歩く。農道の関係か車が殆ど通らないのがいいですね。右側が小川、左側に北陸線が通る。
写真前方の黄色い旗は、コーストップの旗です。このコースの人は健脚揃いで、ここまでくると前方集団は、トップを追い越して更に前に行ってしまっている。
木ノ本町黒田 官兵衛いっぷく処。
中に入ると、休憩所があって、壁に黒田官兵衛の資料が一杯張ってある。
昨年姫路城に行った時、城の廻りに黒田官兵衛の旗が一杯立っていた。官兵衛は姫路ではないか、何でこんな所に官兵衛が出てくるのか不思議に思っていた。
資料を見ると、官兵衛の叔父の代に姫路に移った、先祖は代々この地(伊香郡黒田村)に住んでいたそうで、6代前からの家系図がある。
北國街道沿いに木ノ本の町を通り過ぎると、また、里山沿いの道になる。
写真前方の山のふもとの道を歩く。「せせらぎの道」と名付けられていて、せせらぎの音と5月の風が心地良い。
11時40分、中間地点のチェックポイント下山田会館につく。
「竹の子汁がでるので昼食をとって下さい」というスタッフの案内で中に入る。
スタッフの人が5,6人にいて「食事場所」「竹の子汁」「お茶」など至れり尽くせりです。道の曲がり角の所々にも道案内のスタッフが立っていた。大会運営は大変な労力、感心ですね。
下山田会館から北國街道沿いに歩くと小谷城跡に出る。
小谷城は浅井長政、お市の方で有名な城でテレビドラマによく出てくるが、こんな所にあったか、感慨ひとしお。
看板の右手に大きな駐車場があるが、車も人も殆どいない。その向こうに小谷城があった山頂に至る道が続く。
行って見たかったが、大会のゴールの時間に遅れる訳にはいかないので、断念した。
小谷城跡より虎姫を通って長浜に向かう。道すがら、ずーと左手に伊吹山が見える。
私が日頃白山を見てウォーキングしているのと同じで、この地にとって故郷の山は伊吹山だろう。
午後2時頃になると気温が上がって暑い。汗をかいたので途中の休憩所でシャツを着替えると、これまで一緒に歩いていた人達は先に行ってしまって誰もいない。
姉川の堤防沿いを一人黙々と歩くと、前方にびわ湖の河口が見えてきた。
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