アベノミクス
アベノミクスというのは、将来的にはどうなるか、よくわからない。
成長戦略が成否を分けると言われているが、総務省の情報通信白書によると、「成長力」は次の公式で示されている。
成長力=労働の量的拡大☓労働の質的向上☓TFPの向上☓資本蓄積
ここでFTPとは、量的要素以外の質的要素、例えば、技術進歩(イノベーション)、経営ノウハウ等の知識ストック、企業組織改革、産業構造変化等の要因が含まれると理解されている。これには、思い切った規制撤廃が必要である。
この中で、労働の量的拡大という面をみてみると、日本は2008年に人口がピークアウトした。
また、日本の平均年齢は、世界平均 29歳なのに対し、日本は45歳、10年後2023年には50歳になる。
日本人 1億2000万人 45.4歳
アメリカ 3億人 37.1歳
中国 13億人 35.9歳
インド 12億人 26.5歳
ブラジル 2億人 29.6歳
インドネシア 2億5000万人 28.5歳
(いずれも2012年現在)
これは大変なことだ。
上のデータから、将来的にはインドとインドネシアが世界の経済をリードすることが予測される。
日本国として子どもを増やす施策も必要だが、老人が元気で働き続けることも重要な要因だ。
私は、71歳だが、まだまだリタイアーする訳にはいかないね。
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