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2013年3月25日 (月)

不思議な町

 3月21日から24日まで、山形県東根市にある会社へ出張に出かけた。
この町で日本にいながら不思議な感覚にとらわれた。
 
 21日、さくらんぼ東根駅に降りる。駅前から大きな道路が通っている。人家は殆ど見当たらないがホテル、イオン、コンビニ、ケーズデンキ、専門店、レストランがポツリポツリと建っている。
広い道路を車が数台走っているが、歩いている人は殆どいない。
ホテルに着くと4時前だった。地図をみると次の日に研修に行く会社まで1.5kmほどある。これ位なら歩いて行ってもよさそうだ。場所の確認を兼ねて市内見学に出かけた。近くの観光名所に「大ケアキの森」があったので出かけたが、どれだけ行っても見当たらない。一面サクランボ畑の農園に出てしまった。行き過ぎたのではないだろうかと引き返すと途中にケアキの森があったのを見過ごしていた。特別に大きなケアキの木ではない。これが名所かと思うと、ここは新しく人工的に作られた町で名所というものはないのだ、ということがわかった。
歩き回っているうちの日が暮れた。盆地なので夕方になると冷え込んできて寒い。お腹もすいた。帰り道に回転すしを見つけたので飛び込んだ。
 
 次の日、22日会社まで歩いて出かけたが、通勤の車は沢山いるは、やはり歩いている人はいない。
会社に着くと車で来たかと尋ねられたので、歩いて来たと答えるとびっくりされた。ここでの移動は100%車だという事だった。
その日の晩はホテルあったチラシを見て近くの居酒屋“呑んべい”に出かけた。
中の入ると団体客用の座敷が並んでいて、会社帰りのグループでいっぱいの様子。
カウンターはあるが、カウンター客はいない。カウンターに座って金沢から来たというとおかみさんが仕事の合間に話相手をしてくれた。
山形名物の“いもに”はないかと尋ねると、“いもに”は10月から12月までだという。おすすめは何かと尋ねると、野菜たっぷりもつ煮、酒のつまみなら“わらび“が良いということで、これをもらった。
生ビールを飲みほして、次に何をもらおうか、地酒は沢山並んでいるが熱燗はないようだ。仕方がないので梅酒のロックをもらった。おかみさんと話をしていると居心地が良くなって、日頃は冷酒を飲まないのだが、冷酒を飲んでみることにした。
おすすめは“出羽桜”、皿にコップを載せてあふれるまで注いでくれる。飲んでみるとまろやかで少し甘い味がして意外といける。冷酒がこれほどうまいと感じたのははじめての経験です。お陰で、その晩はアルコールのチャンポンで悪酔い気味、ホテルに帰ってすぐ寝込んでしまった。
 
 次の日、23日は早く起きて朝風呂に入ってから仕事に出かける。
内部監査員の模擬監査演習をしたが、ここの人たちは大きな声を出さない。お国なまりでなんとなくのんびり、ゆったりした感じがする。これまで、関東、中部、関西の色々な会社で同様の研修をしてきたがなんとなく感じが違う。かといって、話を聞いていると中身をキチンと理解していることがわかる。
ここでは、人前に出て自己主張をするという習慣がないのだろう。
その晩は休肝日にしようと思って歩いていると“平田牧場直送トンカツ”という店を見つけた。中に入ろうと思ったが入口がない。周りをぐるりと一回りすると、通りの裏側の駐車場側に入口があった。そういえば、ここでは駐車場は沢山あるが有料駐車場はどこにもない。
店内は家族連れでいっぱいだ。地域全体が裕福なのだろう。
 
昔の日本の人情が残っているが生活はアメリカのような車社会、不思議な町でした。
 

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