津波被災地に行ってみて
3.11から1年5ヶ月経った。
8月7日、仕事で福島市まで来たので、次の日8月8日、津波被災地の宮城県山元町坂元まで行ってみた。
坂元へ行ったのは、以前Youtubeで“津波が坂元駅を飲み込む瞬間”をみたからです。
その後、どうなったかみてみたかった。
福島から坂元までは交通手段がない。
JR東北線で岩沼まで行き、岩沼から常磐線で南下する。常磐線は亘理から相馬までまだ路線が復旧していない。
亘理から相馬行きのJRバスに乗り換えて坂元へ向かう。
国道5号線の坂元のバス停から坂元駅までは海岸方向に向かって歩いて約20分、その間家は流されて殆どない。
たまに二階の一階部分だけが津波が突き抜けた家が残っている。
田圃は塩害の関係か、いまだ放置されたままである。車の残骸も残っている。
ここは坂元駅の前で、家の有った所、瓦礫は片付けられている。写真の真向かい遠くに見えるのは集められた瓦礫に山らしい。
坂元駅に着いた。
坂元駅のプラットホームの跡です。プラットホームの横に駅舎はなく、トイレの残骸だけが残っている。
ここで何人の人が亡くなったのか。
それを思うと、こんな風に跡地を見て歩いているのに何となく後ろめたさを感じた。
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