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2011年3月29日 (火)

「遅発性内リンパ水腫」治療経過 その3

3月17日
 朝目が覚めると、耳鳴りと同時に、左耳にツーンという伏せる音がする。今までにないすごい音でびっくり、窓の外を見ると屋根にうっすらと雪が積もっている。天気図を見ると前日の昼に1000hpaの低気圧が通過している。1ケ月前ならば、こんな日は100%目まいが起きている。その日は用心していたが、恐れていた目まいは起きなかった。

 その後、今日(3月29日)まで、目まいも起きず、ツーンという伏せる音も起きていないが、耳鳴りが異常にてい高くなったり、戻ったりする。
私の耳鳴りは15年前からの慢性的なもので、中耳が余り良くないので、中耳に起因するものと思っている。昨年12月末にも同じ状況が起きた時に小松市民病院で診てもらったが、左耳の聴力レベルは15年目と同じであった。
また、耳鳴りが異常に高くなる時は、低気圧が通過した時や、自分自身少し無理をし、疲れた感じた時である。
これを考慮すると、今の耳鳴りは、これまでの中耳による耳鳴りに加えて、内リンパ水腫からくる内リンパ液の変化が原因していると思わざるを得ない。

3月29日
 朝5時ごろ、仰向けに寝ていて目が覚めると動悸が激しくなり、便秘感、少し吐き気がする。明らかに自律神経異常の徴候である。いつもはこんな時に目まいが起きるが、今朝は起きなかった。
 自律神経異常の原因を自分なりに考えてみた。
(1)自分は“いびき”をかき、仰向けに寝ていると“閉塞性睡眠時無呼吸症候群”に近い症状になる。“閉塞性睡眠時無呼吸症候群”になると、肺に酸素が入る量が少なくなり心臓の活動が活性化し、交感神経が働いた。
(2)今朝は、いつもと違い毛布を肩まで掛けて寝ていた。そのため心臓が温められ心臓の活動が活性化し、交感神経が働いた。
(3)昨日、自宅にOさんが尋ねてきて、午前・午後とEA21全国交流大会in金沢の発表内容について議論した。このため、ストレスが残っていたのかもしれない。

 以上を総合的に考えると、目まいが起きなくなったといっても、薬でおさえている部分があり、完全に治った訳ではないようだ。
今後とも、ストレス管理などの日頃の養生が必要だ。

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2011年3月13日 (日)

「遅発性内リンパ水腫」治療経過 その2

3月8日(火)
 富大付属病院 渡辺先生の3回目の診察を受けた。
「前回処方した薬は効いたか」と聞かれてので「目まいは治ったようです」と答えると、「では、この薬を飲み続けて下さい」との指示でした。
この薬は、治療薬であると同時に予防薬でもあるようだ。
目まいは治ったが、外へ出ると酒を飲んで酔っ払ったようにフラフラする、その理由を尋ねると
「それは、内リンパ水腫とは別の原因である。左の三半規管が破壊されているので、座っているときは問題ないが、立って動くと左と右の三半規管からくる信号に時間差ができてフラフラする。これを克服するには運動療法しかない。しばらく様子を見て、どうしてもダメなら、またきて下さい。」
とのことでした。

3月13日(日)
 今日は天気が良いので、梯川沿いに1時間20分ゆっくり散歩した。最初の1時間は全く問題がなかった。1時間を過ぎると耳鳴りが高くなり頭が少しフラフラする。
しかし、1週間前は5分位歩くと、こんな状態なったのを考えると、かなり良くなった。
感謝!感謝!
毎日、軽い運動を続けているうちに治るのかも知れない。

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2011年3月 6日 (日)

「遅発性内リンパ水腫」治療経過

 昨年7月末に、ひどい回転性目まいが度々発生し「めまい症」と診断された。
10月から11月は小康状態で、パソコンのやりすぎや長距離ウォーキングの後など自分でも無理をしたと思った後に回転性目まいが発生したが、発生頻度は少なかった。

 12月に入って3日に1回位、回転性目まいが発生するようになった。内科、神経内科でCTや24時間心電図などを撮ってもらったが、いずれも異常なしとの診断であった。
その後、自分で、仕事のやり方やパソコンの扱い方を改善したところ12月下旬には目まいは起こらなくなった。ところが、耳鳴りが高くなり、小松市民病院の耳鼻咽喉科で耳の検査をしてもらった。
私は20年ほど前、左耳に耳鳴りが発生、それが進行して15年前には左耳は殆ど聞こえなくなっていたが、聴力検査の結果は15年前の状態と殆ど変化しておらず、異常は見当たらない、とのことであった。但し、目まいが起きているとすると、その目まいの原因は中耳に起ききている難聴が内耳に影響を及ぼしている可能性が高いとの診断であった。

 1月に入ると寒波が襲来し、今度は動揺性目まいが度々起きるようになった。特に、気温の低い日で寒波が通過する前後は、必ずといっていいほど目まいが起きる。
アマゾンで目まいの本を探し「めまいは治る」「めまいは目ていても治らない」という本を買って読むうち「目まい外来」とうめまい専門の病院があることを知った。
インターネットで検索すると、富山大学付属病院にめまい外来があり平衡機能検査などの専門の設備が整っていることが分かった。

以下、その治療経過です。

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