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2010年7月11日 (日)

水戸の偕楽園

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 6日の晩に北海道旅行から帰って、すぐ仕事で東海村まできた。
仕事を終えた後、まっすぐ家に帰ると深夜になるので、9日の日は水戸で一泊して翌日、偕楽園を見て回った。
日本の三名園は、水戸の偕楽園、岡山の幸楽苑、金沢の兼六園と言われているが、兼六園は地元なのでよく観ている。幸楽苑も2回ほど行った事があるが、偕楽園は初めてである。
偕楽園は梅、桜、萩が見どころとかで、今はその端境期である。もちろん日本庭園は素晴らしいが特別印象を受けたという訳ではない。
自分としては、偕楽園の丘にある竹林が気にいった。

 偕楽園の後、道路を挟んで反対側の茨城県立歴史化館に立ち寄った。水戸は水戸黄門様徳川光圀候が有名だが、それよりも自分が気付いた事は霞ヶ浦湖岸にはおびただしい数の貝塚(古代人のゴミ捨て場)があるということです。その中から縄文土器や人骨が発見されている。
展示館の一番最初に、奈良時代初期に書かれた「常陸国風土記」の紹介がある。
常陸国の大櫛という地にかつて巨人が住んでいて、貝を食べ散らかした跡が岡になったという話がかかれている。
古代の人もどうして陸地に大量の貝があるか、その理由を考えあぐねて思い付いたのだろう。神話とか伝説と言うのは、こんなところから生まれるものか。

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