梯川の”しらさぎ”
数日前より、梯川沿いを歩いていると、しらさぎ が集まっている光景に出合う。
これまでは、縄張りを持つように100米間隔位で一羽ずつ立っていたのだが、どうしてだろうか。先日の台風で雨が降って川が増水した影響だろうか。
調べてみると、鳥図鑑にはしらさぎという鳥名はない。しらさぎ とは、サギ科の中の体の白い鳥の俗称である。梯川のしらさぎは体の形からサギ科の中のタイサギという種類のようである。
タイサギは、しらさぎ の中では漂鳥だそうで、夏は山地にすみ冬は定地に移動する。どうもその関係ではなかろうか。
サギは、川の中にジッー突っ立って川魚を見つけると、長いくちばしで捕獲、素早く呑み込んでしまう。一度その光景に出合ったことがあるが、タイミングの関係で写真にはなかなか撮れない。
タイサギは警戒心が強く、堤防の上を歩いているときは平然としているが、立ち止まってカメラを向けた途端に飛び立ってしまう。
飛び立った行き先を見て気がついたが、反対岸にこんもりした林があり、ここがサギ山と呼ばれるコロニーになっているのではないだろうか。
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