コマツ大阪工場
昨日は、枚方市にあるコマツ大阪工場内にある関連会社のQC教育にお伺いしました。
私は、今から約30年前、昭和48年~52年まで5年間、この工場に勤めていました。
その工場も南側半分は、関西外語大学に譲渡しており敷地は半分になっている。
昨日は、32年振りに工場に入った。
昼休みの時間の工場内をひとまわりしたが、当時、空き地であった敷地内には、工場がびっしりと建てられており迷子になりそうだ。
製造しているものも、大型建設機械ばかり。殆ど輸出なのだろう。
私が勤めていたころコマツは、国内5工場、海外5工場位だったと思うが、今や国内外44の工場がありその殆ど海外である。
その中で大阪工場は、マザー工場として、海外の工場の指導的立場にあるという。
海外工場への人的支援体制(日経BPの記事より)
歩いていると、社員か研修生かわからないが、途上国から来たらしい顔達の人たちともいきかうことが多い。
総合事務所とその後ろの工場建屋がわずかに昔の面影を残している。
当然のことながら、知っている人は誰もいまない。すっかり浦島太郎のような気持ちになってしまった。
しかし、工場内を歩いて感じたことは、殆どが輸出の大型建設機械を都会地にある工場で作っているのはやはり問題のような気がする。
勤めている人には、申し訳ないが、何れ地方の臨港周辺の工場に移すのがよいかも知れない。
そういえば、昨年、コマツは2009年8月を目処として、金沢港に近くに金沢工場を建設し、大規模鉱山で使用する400トンクラスの超大型油圧ショベル「PC4000」の生産を行うという報道を聴いたが、工場が完成したという話は聴かない。
今回の世界的な不況でストップしているのだろうか?
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