カタクリの群生スポット
自宅から3kmほど山手に入ったところに、小松市正蓮寺町がある。北國新聞で「正蓮寺町内会が山野草の群生スポットを作った」という記事を読んでウォーキングがてらに行ってみた。近くまで行って農作業をしているオジサンに「カタクリの群生地はどこですか」と尋ねると、手前の山を指さして
「今は日陰で花は肩を狭めている。午前中に来るとよかったね。おひさまに向かって顔をあげているから。」
と説明してくれた。
すごい。もともと雑木林の間に咲いていたものを町内会の人が、山を切り開いて見やすくしてくれたようだ。
この地は、カタクリをはじめ、キクザキイチゲ、ツツジ、スミレの四種類が一面に咲き誇るという。
昔はこの鱗茎から抽出したデンプンを片栗粉として調理に用いていたが、近年は片栗粉というとほぼジャガイモから抽出したデンプン粉のことを指すようになってしまった。
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