人工呼吸は不要
先のブログ 「AED」 でAED(自動体外式除細動器)ついて紹介しました。 緊急時の現場では、まずは目撃者の「119番への通報」→現場での適切な蘇生のための「応急措置」→AED(自動体外式徐細動器)による「除細動」→専門施設での「専門治療」、という“救命の連鎖”によって命を救える可能性が高まります。
このなかでも重要なのは救急車が到着するまでの現場での応急措置です。これまで応急措置は、現場に居合わせた目撃者が行う蘇生のための応急措置は、心臓マッサージ30回に人工呼吸2回を繰り返すことが薦められていました。
しかし、この度、胸部圧迫による心臓マッサージを繰り返すことです。人工呼吸などをしなくても心臓マッサージのみで救命効果があることを大阪の国立循環器病センターや駿河台日本大学病院などが最近明らかにしましたが、アメリカ心臓協会もこのほど、一般市民による応急措置は心臓マッサージのみを行い、人工呼吸は不要との声明を出しているそうです。
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