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2008年5月26日 (月)

AED(自動体外式除細動器)

 昨日は、朝6時から8時まで町内周辺の草刈り・側溝の清掃を行いました。
また、午前10時から小松市防災センターに行き、防災シアター、消火器訓練、煙出の避難の防災体験学習及びAED(自動体外式除細動器)の説明を受けました。

080526rimg0037 小松市防災センターの通常メニューには、AED(自動体外式除細動器)が入っていないようですが、私は兼ねてかた興味があったので応急救護体験の代わりに入れてもらったものです。

以下にそのときの話に加えて、自分が少し調べたことをまとめました。

 

1. AEDとは
 2005年愛知万博では、あちこちにAEDが配置されていました。
期間中、気分が悪くなった等の心臓異常で救急車が来る前にAEDを使用したケースが5件あり、その内4件は後遺症が残ることなく回復したそうです。
救命事例集にはAEDを活用し助かった最近の事例が載っている。

AEDとは、簡単に言えば、病気や事故などで心臓がけいれんを起こし電気ショック(除細動)が必要になった時に、心臓に電気ショック(除細動)を与えて、正常な状態に戻す医療機器です。 
 電気ショック(除細動)は早期に行われた場合ほど救命効果が高く、心臓がけいれんしたままの状態では、生存して退院する率が1分ごとに7~10%低下するといわれています。救急車が来るまでの間にAEDを使って応急処置をすることで助かる可能性が高くなる。

2. どんなときに使用するか
 心臓が停止する一歩手前の状態。
通常、心臓は「ドッキン・ドッキン・・・・」と規則正しく動いている。
死亡に至る一歩手前は「ドッキン・・・・ドキドキドキ」といった不規則な脈動になる。
正常な人が、比較的弱い衝撃であっても、胸部に受けただけで、しかも、あるタイミングでその衝撃が心臓に伝わったときに、致死的不整脈、いわゆる心室細動が発生して危険な状態になることとされています。
また、心臓病やお年寄りの体力のない人が無理をした場合も心臓の発作の可能性があります。
実際の救命事例集を見ると、スポーツ中の事故や、勤務中・人混み・機内・入浴中など 息苦しい、気が遠くなる、めまいなどの症状が出たときに使用しているようです。

3. どこに配置されているか。
 地元、小松市ではAEDを設置している公共機関・事業所を「AEDステーション」として登録し、公開している。現在43ステーションあるが、登録していない事業所を含めると80位はあるらしい。

石川県・市では、AEDステーションの数を平成22年度には、現在の倍にする計画だそうです。
私の町では、AEDステーションとして、町の敷地内にある小松商業高校に設置されているとのことでした。

AEDを使うには、3時間程度の専門の訓練コースがある。

小松市吉竹町では町でAEDを購入し町で講習会を開催するとともに、全世帯に手引書を配布しているそうです。

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