東北紅葉小旅行
自分は8日にほくほく線まわり新幹線で八戸へ到着。
女房殿は9日にフェリーで秋田まで、10日に秋田から八戸へ、八戸で合流しました。
前日よく寝られなかったのとあいにくの雨で寒く、待っている間に風邪をひいたとこぼしている。
当地は緯度の関係で4時半ごろには日が暮れて、もう真っ暗になる。
カーナビを頼りに八戸より峠越えで十和田湖に入る。
10日の晩はホテル十和田荘で宿泊。ここは、外観は別荘風に見えるが中に入ると豪華さは劣るが加賀屋に似た感じにできている。団体旅行と家族づれでゴッタ返えしている。
こんなに沢山の人、どこから来たのだろうかと不思議に思っていると、韓国語のような言葉が聞こえてきた。韓国、台湾の観光客も来ているのではないだろうか。
[十和田湖遊覧船]
翌朝(11日)、小雨なので奥入瀬に行く予定を、十和田湖一周遊覧船に変更した。
中年の団体客が多の後に続いて、第二八甲田丸に乗船する。
今年は、夏・秋とも気温が高く紅葉も平年より1週間ほど遅れていて、紅葉は、丁度、今が見ごろです。
船着き場を出てすぐ、御前が浜の付近。対岸に雨の中にも拘らず御前が浜遊歩道を散策する人が幾人も見える。
十和田湖内を一周、約50分。
あいにくの小雨模様が残念。
[十和田湖より十和田インターへ]
十和田湖より十和田インターへ向かう途中の路。
つづら折りの山路を超え、リンゴ園を過ぎると平野に出る。
道路から見える里山の紅葉がキレイ。
この紅葉はブナ林だろう。
今回の小旅行で山の紅葉には、ブナ林とカラマツ林の2種類があることに気がついた。
磐越自動車道の有賀野周辺でも眞黄色に染まった一面の紅葉林を見たが、そこはカラマツ林でもう少し色が明るく濃淡が少ない。
[八幡平]
十和田湖インターから東北道を南下する。
途中に雪を冠った富士山に似た山が見えてくる。
ここは何という山だろう?
地元の小松に「しほらしき名や小松吹萩すゝき」という芭蕉の句があるが、旅に出るとそんな気になるらしい。
調べると南部富士の名のある「岩手山」。
岩手山のすぐ南に八幡平がある。右はサービスエリアから撮った「八幡平」です。
[七ツ森]
11日の晩は表磐梯七ツ森ペンション村「ペンション雲のアルル館」で宿泊。
この時期、宿泊客は我々老夫婦と子供づれの若夫婦の2組だけ。
昨晩とは違って、一寸しゃれた上品な感じのフランス料理、ワインとあっていてなかなかおいしい。
翌朝は6時半に起きて、ペンション村の森の中を散策しました。
ここの紅葉は一面黄色。
後で宿の主人に聞くと
「今年はあったかいので紅葉の葉が赤くならない。」
「カラマツの黄色の葉が落ちるといよいよ冬になるね。」
これからスキーシーズンで忙しくなるそうです。
[勝常寺」
宿の主人に近くの見どころを聞くと会津若松郊外の勝常寺を紹介された。
行ってみると村落の中に、古いお寺が建っているという感じである。
勝常寺は平安時代に伝教大師によって建立された。
現在の勝常寺は鎌倉時代に再建されたもので、中に三十余駆の平安時代初期の仏像が安置されている。
平成8年に国宝に指定されたそうだ。
月曜日であった関係かも知れないが先にタクシーできた観光客がいて、その客が帰ると静寂そのもの。
今回の「東北紅葉小旅行」の写真38枚アルバム(スライドショー)にしてあります。
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