環境資本主義
環境資本主義とは「環境の価値を資本に加えた資本主義のこと」ですね。
ECOJAPAN 11月16日号 東京農大宮林教授インタビュー「森を育てることは木を使うこと」に次のような言葉があった。
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「環境資本主義」とは、ライフスタイルを変えることだと私は思います。生産力を高めるために、無駄を切り捨てて効率化を進めるアダム=スミス流の考え方は今の時代にはそぐわない。ではどうなるかはまだ分からないけど、日本にはアグリカルチャーの文化があるから、何かが生まれる可能性があると期待しています。
それはつまり、遊びがあるということ。本当の遊びはプロじゃないとできないんです。農業の世界は、厳しいけれど、遊びの余地があるところ。源流も、川も、それをよく知る人が遊ぶところです。今の子供には遊びを教える大人が居ない、遊べる場所がない。
環境問題というのは、結局、「今の状況の中で子供たちに何を渡すのか?」を問うことであるともいえるでしょう。環境を美しくするということは、心も文化もきれいにするということです。今、何ができるのか、すべての世代の人に関心を持って考えてほしいと思います。
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プロの遊びが環境問題を解決する?
まだ、その本当の意味が、良くわからないけど、現代社会に対する問題提起をしているような気がします。
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