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2007年10月17日 (水)

トノサマバッタ

Rimg0048_2 散歩中に交尾中のトノサマバッタを見つけた。
普段は近づくとすぐに飛んで逃げるのに、動こうともしない。
こういうときは、危険も忘れるのでしょうか?
まさに命がけ

バッタはなぜこの時期に交尾するのだろうか。
福岡県病害虫防除所のホームページを見ると

バッタ類の生態
 バッタ類の生態に関する報告は少ない。コバネイナゴでは5月中旬 ~下旬に幼虫はふ化し、その後6~7回脱皮して8月中旬頃から成虫が出現する。成虫の寿命は約80日で、産卵数は1000卵にも及ぶ。コバネイナゴの他に、トノサマバッタ、ヒシバッタ、オンブバッタによる食害も農作物で見られる。コ才ロギ類と同様、周辺の雑草等に生息している個体が、ほ場に侵入し、食害すると考えられる。

そうですね。コオロギ、イナゴ、バッタというのは春にふ化し、夏に脱皮して大きくなり秋に成虫となり卵を産む。

あまり早く卵を産むと、その後の温かさで冬に入る前に卵がふ化して寒さで死んでしまう。
季節的に段々と寒くなる今頃、卵を産むと冬を越すまで卵は寒くてふ化できない。
丁度5月ごろにふ化するようになる。
うまくできているんですね。

イソップものがたり「ありとキリギリス」でキリギリスはナマケモノとして登場してくるが本当はそうではないんですね。
雄のキリギリスは、その時期、霜の降りる前に、バイオリンを弾いてメスを見つけ交尾して産卵してもらわなければならない。
それが仕事でした。

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