おじんの白山登山紀行
自宅7時30分出発すると、8時40分に市ノ瀬に着いた。
ここからは、別当出会まで30分ごとにバスがでている。
9時出発のバスで9時20分に別当出合につく。
吊橋を渡って尾根沿いに進む。
途中対岸の別山側の段々に下る滝を見ると高山に来たと実感する。
下山する高校生の団体に会う。200名位はいるのだろか。
室堂の予約センターのカレンダーに混雑日となっていたのは、このことだったのかと気がついた。
右は別当のぞき、下から吹き上げる風が涼しい。
水を補給し、昼食をとりながら1時間休憩
周りで休憩している人は全てグループ登山、会話を聞いていると地元ではないらしい。
右に行くとエコーラインを経て室堂へ、まっすぐ行くと黒ぼこ岩を経て室堂へ行く。
黒ぼこ岩経由のコースを取ることにした。
黒ぼこ岩に手前の階段までくると、足を少し高く上げようとするとひきつってくる。
もうダメだ!
10年ほど前は日帰り登山をしたものだが、老化を実感。もう無理はできない。
仕方がないので、小股で一歩一歩登る。
何とか、黒ぼこ岩に到着した。
観光新道を登ってきたのだという自分と同じ単独行の同年輩の人に出会う。
クロユリを見るために、昨晩、横浜から夜行バスで来たのだという。
それにしても、すごい健脚だ。
宿泊手続きを済ませてぶらぶらしていると、自然観察会(無料)の案内があったので参加した。
時間は40分位でした。自然観察会については、次のブログ「白山の花」で記載します。
5時20分から夕食、缶ビールを買って外へでる。
ビールを飲みながらの別山眺望は、また格別だ。
6時半ごろ、宿泊の小屋に入る。
自分は男1人だったためか、男ばかりの部屋に案内された。
周りは男のグループばかり、その間に挟まれて、たたみ1枚分が自分の城だる。
しかし、隣のグループはもう寝ている。反対側のグループはまだ帰ってこない。
男だけにの部屋というのは、味もそっけ もないですね。
ビールを飲んだせいか夜中に目が覚めて、トイレに行くと夜空に雲一つない、月が煌々と照っている。
3時半起床、カンテラと防寒具を準備して頂上に向かう。
室堂から頂上までは約40分。
白山頂上に着くと東の空が赤く焼けている。
右から、御嶽山、乗鞍岳、焼岳、穂高、槍、薬師岳、立山、剣岳、白馬岳・・・。
20代、もう40年くらい前だが焼岳以外は全て登ったことがある。
感傷に浸りながら眺める。
待つこと20分、寒い、震えながらご来光を待つ。
5時丁度、朝日がさしてきた。
アッいう間だった。
全員で「バンザイ」を合唱。
頂上の白山神社でお祓いを受け下山
朝食後、8時に室堂を出発、昨日までひきつっていた足の調子がよいので観光新道を下ることにした。
黒ぼこ岩から殿が池避難小屋までは尾根伝い、見晴らしがよくお花畑の中を通ってくる。殿が池避難小屋から別当出会までが岩だらけの急な斜面を降りる大変なコースだった。
膝が笑って降りられない。若い人は、石伝いにポンポンと降りるが、当方は横になって一歩一歩降りる。
観光新道の案内に降雨時は「初心者の下山はおやめ下さい」と注意書きがあったのがうなづける。
結局、別当出会にでたのが午後1時でした。
途中、白峰温泉に入って疲れを落として帰る。
<今回の教訓>
毎日1時間位は木場潟又は梯川沿いをウォーキング(どちらかというと散歩に近いが)をしているが、これらは平地。
山登りは足の別の筋肉を使う。もっと登り下りある所を歩かなければ老化は防げませんね。
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