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2007年8月30日 (木)

蝉時間

友人が「生涯のある時期における時間の心理的長さは感動の回数に比例する」という「ハラドキ説」を紹介してくれ、ナルホドと思っていた。

Dsc05144 今日、散歩の時に森の中を通ると蝉の抜け殻を見つけた。
「蝉は7年待って7日生きる、ときいていますがどうして?」

先日NHKラジオの「夏休み子ども科学電話相談」のやりとりを思い出した。

蝉は卵を木の枯れ枝や、樹皮などに産み付ける。
産み付けられた卵はその年の秋、または年を越して翌年の初夏に孵化する。
卵から孵った幼虫は自らの意思で地上に降り、すぐに土の中へ潜って木の根にとりつく。
幼虫は数年間、針のような口を木の根に差し込んで樹液を吸いながら過ごし、数年後、夏の夕方頃、地上に出て木に登り、脱皮して成虫(羽化)になる。
地上にでたオスの成虫は大きな声で鳴いてメスを呼ぶ。
そこで目出度く近づいたメスと交尾し子孫を残す。
この光景は子どもの頃、良く見たので覚えている。

そのときのラジオ相談の先生の答え
 『蝉は7年待って7日生きる」といのは間違いだよ。蝉が地中にいる期間は、住み着いた樹木の栄養状態によって2年~11年の開きがあるそうだ。
「蝉はね、子孫を残す」というのが最大の目的で、そのために自分にもっともよい期間を選んでいるんだよ』

ナルホド、地上に出た1週間のために、長い期間地中にもぐっている。
先に紹介したハラドキ説に当てはめると、蝉時間というのがあって、蝉時間で見ると地中にいる期間が短くて、地上にでた期間の方が長いのかもしれませんね。

それにしても世の生物の「子孫を残す」という法則に照らすと、人間は50歳位でその役割を終える。
他の生物ならば、そこで死んで世代交代ということになるが、現代の人間はまだ30~40年位は生きている。
機能不全に陥っても色々な制度を作って死なせないようにしている。そして財政が破綻するといって騒いでいる。
これは本当に神の摂理、いや宇宙の真理にあっているんでしょか???

う~ん、散歩しながら考えた結論。

『「蝉はね、子孫を残す」というのが最大の目的だよ』のところが間違いのもと。
「子孫を残すのが目的」ではなくて、「子孫を残すような生態をとった生き物(この場合は蝉)が結果的に繁栄した」と言うのが正しい。

とすれば、現代人の生態(生活スタイル)が、今後とも続けられるかどうかということは、その生態が地球環境にあっているかどうかということで、数世紀たてば結果が分かるということですね。

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2007年8月28日 (火)

雷&豪雨

今朝は6時15分に家を出てウォーキング、
中海中学校裏の山道を越え梯川沿いに下る。
そのうち稲妻が走り、段々と雷が近づいてくる。
7時10分ごろ、風が出て雨が降り出した。
近くに雷、大粒の雨が滝のように落ちてくる。

傘を持っていたが役に立たない。
川の堤防では、隠れるところもない。
土手の中腹に5m位の木があったので、その下に隠れて雨が通り過ぎるのを待つ。
20分ほど待つと、ようやく小降りになった。

やれやれ、
お陰で肩と膝から下がずぶ濡れだ。

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2007年8月27日 (月)

新鉄砲ユリ

Dsc05218 朝、散歩をしていると、道路脇や法面、荒れ地、堤防などで、白い大型の花を付けるユリを見る。
ササユリに似ているが、ササユリより花弁が長い。
ササユリは6月にに咲くがこのユリは8月に咲く。
昔はこんなユリはなかった??
何というユリだろうと思って調べてみると、どうも新テッポウユリらしい。
大湾より帰化した「タカサゴユリ」と、薩南諸島・琉球原産の「テッポウユリ」の雑種で、園芸種が逃げ出しあちこちに散らばっているようだ。
写真は小松市八幡堤の堤防に咲く新鉄砲ユリの群落

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2007年8月26日 (日)

石川県環境フェア

Dsc05209 昨日、今日と石川県産業展示会で環境フェアが開催さされた。
午前中は当番で、環境カウンセラーコーナーの説明員として参加した。
朝、産業展示館に行くと車が続々と入ってくる。駐車場は満車、こんなに多くの人が来るとは?
ところが、車から降りた人の行く方法が違う。
いったい、どこへ行くんだろと行く方法を見るとキグレサーカスだ。
今日はキグレNEWサーカスの最終公演だったようです。

Dsc05210 その関係か、どうかはわからないが環境フェアの全体の人出はパラパラでした。

しかし、環境カウンセラー小さなコーナーのクイズラリーに絶えず2~3人の家族連れが来て退屈はしなかった。

右は隣のコーナーの金沢工業大学のソーラーカーです。
上から順に、組立から走行までの写真です。

 Dsc05213

ソーラーカーが走り出すところ、

ソーラーカーを見たのは初めてだが、準備がかなり大変そう。

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2007年8月20日 (月)

萩の花

Dsc05202_2  秋の七草の一つ「ヤマハギ」
今、丁度萩の見ごろですね。
今朝憩いの森まで散歩にでると、里山の道の側に咲いている。
ハギ類は硬い種皮を持ち、なかなか吸水しにくく休眠しやすい。台風による倒木や森林火災・伐採などの森林破壊のチャンスに芽生え、急速に生長しようという戦略をとっているということ。
そういえば、道の横には咲いているが、山の中では余り見かけない。

続きを読む "萩の花"

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2007年8月18日 (土)

ジョロウグモ その2

Dsc05171 昨日9月になると、ジョロウグモの雄が雌の巣の中に入ってくると書いたが、今朝憩いの森の山中を散歩していると、その姿を見た。
憩いの森の山道に入ると20~30匹のジョロウグモの巣の出会うが、そのうち雄が入っているのは2割くらい。
右の写真大きいのが雌、小さい方が雄です。

雄が入っている巣には太った雌がいるような感じがする。

Dsc05181

この写真は、かなり古い巣で中央に太った雌がいて、左上、右下、左下に3匹の雄を従えている。

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2007年8月17日 (金)

コガネグモ

先日、ジョロウグモを見てから、ウォーキング中に、よくクモが目に付くようになった。
ジョロウグモは8~11月でこれからが繁殖期だそうで、9月になると雌の巣の中に小さな雄が入ってきて交尾し産卵する。見るのが楽しみ。

Dsc05152 今朝は八幡の堤の草むらで大きなコガネグモに出会った。
大きさは3cmくらいある。
このクモも雄は雌の5分の1位の大きさだという。
コガネグモは、鹿児島では、雌を訓練してクモ合戦をさせるクモだと聞く。
繁殖期は6月~9月。
8月に産卵して、9月中旬には死滅するそうだ。

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2007年8月15日 (水)

サイトアクセス

レンタルサーバーAblenetのアクセス推移を見ていると、最近、私のページを訪問してくれる人が増えてきたようでありがとうございます。

Acses_2 データを見ると1日平均800人が訪問してくださるようになっている。
しかし、実感と合わないので内容を少し調べてみた。

実際にホームページの画面を見たいただいているのは
本店(nsweb.biz)が1日約300人、支店(ブログ)が1日約100人でした。

では残り400人の方は、どこを見られているかというとPDFファイルにアクセスされ、そこから直接返っていかれるんですね。
ですからKBbytes(ダウンロード)がどんどん増えているんですね。

KBytes のトップテンは
1~4) 5s_part1.pdf ~5s_part4.pdf
5)   EA21_0703.pdf
6)   process_audit.pdf
7)   0703_tps.pdf
8)   QC_text.pdf
9)   puls_aspect.pdf
10)   QC_sosa.pdf

いやあ、こんなことになっていたんですね。
o(@゚◇゚@)o

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2007年8月14日 (火)

ジョロウグモ

最近は猛暑日が続くので昼のウォーキングを控え早朝にした。
6時に家を出て清水山三角点から憩いの森を一周して帰る。所用時間約40分。

Dsc05118

憩いの森の竹薮の横を通り過ぎようとすると、蜘蛛の巣が朝日に輝いてなんともきれい。光が当たらない箇所から、光に向かって斜めに見るためだろう。
(オンクリックで拡大、円盤状に見えるのが蜘蛛の巣です)
光の射す側から見ると蜘蛛の糸は見えない。

よくわからないが、ジョロウグモではないかと思う。

 

Dsc05126 ジョロウグモは俗名「女郎蜘蛛」とも書き、男をよびこんで食べてしまうという伝説がある。

静岡県の昔話。
  「浄連の滝に伝わる伝説」

フランス映画  「女郎蜘蛛」

この光景を見ると、なんとなくそのイメージが伝わってくる。

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2007年8月 7日 (火)

熊よけ鈴を買った

白山登山の教訓から、ウォーキングのコースを上り下りのある所に変えようと思った。

Dsc05113 憩いの森の散策コースの一つ標高63mの三角点がある。

ここをコースに加えようと思ったんだが、山道を通ることになる。この地点で熊は時々出ており怖い。
そこで、熊よけ鈴を飼う事にした。

Yahooショッピングで検索すると、色んな熊よけ鈴がある。

Dsc05106 その中で南部熊鈴トロイカ鈴を買った。
昔の馬車の映画で馬の首についていてシャンシャンという音のでるアレですね。
価格は6500円と少し高いが「テリトリーに入って、突然クマと遭遇しても、大きな音でクマを遠避けます」という宣伝文句が気に入った。

買ってみると、確かにうるさい位の音がする。
普通の道を歩いているときは鈴をハンカチで巻いて握ると音がでない。
山に入ると、ハンカチを外して持ち歩くと大きな音がする。

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2007年8月 2日 (木)

白山登山その2 自然観察会

Dsc05090_2 7月31日午後4時から時間にして40分くらいですが、白山自然観察会に参加しました。
参加者は15人位でした。
案内人は定年後、自然観察を猛勉強し、ボランティアでこの仕事をやっているということでした。
ここにも生涯現役の一つの姿を見ました。

以下クロユリとコバイケイソウの話は自然観察員からの受け売りです。

続きを読む "白山登山その2 自然観察会"

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2007年8月 1日 (水)

おじんの白山登山紀行

Dsc05100_3

昨日から白山登山に行って来ました。
今日は梅雨明けで最高の天気にめぐり合った。
山頂からのご来光もバッチリ。ご来光のさしている山々後立山連峰です。

以下は日頃ろくな運動もしないで行ったおじん(65歳)の白山登山紀行です。

続きを読む "おじんの白山登山紀行"

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