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2007年4月 4日 (水)

米韓FTAと食糧問題

4月3日、米韓FTA(自由貿易協定)が妥結したとの報道があった。
韓国は自動車・電子部品の対米培輸出の拡大、米国は農産物の輸出拡大がねらい。

この協定で韓国は農産物問題で米国とFTA協定を結んでいない日本を出し抜こうというねらいとか。

一方、4月6日に発表が予定されている「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)第2作業部会報告書では
「石油など化石燃料を多用した場合、2050年代にはアジア各地で穀物の収穫量が最大で3割減少。食物価格が高騰し、1億3200万人が新たに飢餓状態に陥る可能性がある。
将来的には、穀物収穫量が1990年と比べて、2020年代に2・5~10%減少、2050年代には5~30%も減ると予測。冬の気温が0・5度上昇した場合、インドでは単位面積当たりの小麦の収量が減少するほか、2度上昇の場合は、中国で米の収穫が5~12%減少する可能性がある。」
という警告がだされるそうだ。
 ⇒ 読売新聞記事

FTAが進行して全世界が食糧を米国に依存してしまうと、先へ行って食糧が高騰したときに、どうなるのだろうか。
最も、今回のFTA妥結内容を見ると米(コメ)だけは除外されていた。

ということは、そのときは

・米国は食糧自給国だから何でも食べれられる。
・韓国では、そのときは貧乏人は米だけを食べる、所得の高い人は購買力があるので何でも食べられる、という状態になる。
・日本も米国とFTAを結ぶと同じ状態になる。
・でも、開発途上国はかなりの飢餓状態になる。

それで、いいんでしょうか???

結局はこの問題は自由競争にまかせるのではなく、世界のリーダーたる米国が、将来の食糧不足に備えて、どの地域でどんな作物どう増産するかという国際的な合意を作る。
その枠内でFTAを拡大する、という合意を作ることが望ましいのではないか。

でも、自国のことだけしか考えないブッシュさんでは、そんなことは無理でしょうね。

食糧問題についても、第二のゴアさんが出てほしいね。

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