叱る親は子どもを傷つけている
日経「住まいと暮らし」よりこんな本が紹介されました。
これは、先日起きた子どもの放火事件に対する一つの回答でしょうか。
怒りたくないのについつい子どもに対してガミガミとしかりつけてしまう。そんな経験は親なら誰でも持っているはずだ。もちろん必要なときにはしかるべきだが、「しかることがしつけ」だと勘違いしている親もいるのではないだろうか。
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23年間、公立小学校の教師として子どもたちに接してきた親野智可等(おやの・ちから)さんは「親がしかりすぎると、子どもは自信を失い、親の愛情への疑いが芽生えてくる。親が思う以上に子どもを傷付けている」と警告する。
親野さんは今年5月に『「叱らない」しつけ』(PHP研究所)という本を上梓した。しからずに子どもを伸ばし、楽しく子育てをするための心構えと方法を説いている。親野さんに聞いた。
大人はしかることに慣れるが、しかられる方の子どもは慣れない。毎日、しかることで知らず知らず親子の信頼関係が傷付いていることに気づいてほしいと親野さんは訴える。
ちょっとした工夫と発想の転換で、しからずに子どもを伸ばし、楽しく子育てすることは可能だ。
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