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2005年12月26日 (月)

消費税のアップよりも炭素税を導入すべし

環境省が炭素税の早期導入を提案している。

⇒ 環境省の炭素税の概要 導入の早期導入の提案

対象は石油燃料と電気で炭素排出量に対して課税される。
この案による炭素税の導入で、CO2排出量を4%程度削減できるという。

これをガソリンにたとえて考えてみよう。
 ワールドウォッチ研究所 レスターブラウン氏によると
アメリカの調査では、ガソリン価格 1リットル当たり63円(0.53ドル)であるが、ガソリン燃焼による呼吸器疾患や酸性雨、温暖化のコストも入れると、347円(2.89ドル)になる。
差額284円分が外部コストになっている。
購入者は、その点がわからないので、つい安い方を買ってしまう。
これらの外部コストを内部化するのが正しいと力説されている。

全くその通りだと思います。

ガソリン価格の実態は、垣見油化株式会社のホームページによると

2005年5月データ
  輸入原価         33円
  販売店渡し時の原価  44円
  ガソリン税        54円
    計           98円
となっている、今回の炭素税は、1リットル当たり1.5円程度というから低い位に思います。

それに炭素税の導入は消費税のアップと違って弱者に与えるダメージが緩和されますからね。

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» CO2排出権 [Feelcure-白物家電製品&サプリメント&健康]
環境省は来年度、東京・霞が関の庁舎で 使う電力を購入する際、発電時に出る 二酸化炭素(CO2)の量に上限を設け、 その基準を超えた電力業者を入札に 参加させないことを決めたらしい(記事) 庁舎で使ってる電力って東京電力のじゃ なかったのかな? それにしてもいよい..... [続きを読む]

受信: 2005年12月26日 (月) 20時15分

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