消費税のアップよりも炭素税を導入すべし
環境省が炭素税の早期導入を提案している。
⇒ 環境省の炭素税の概要 導入の早期導入の提案
対象は石油燃料と電気で炭素排出量に対して課税される。
この案による炭素税の導入で、CO2排出量を4%程度削減できるという。
これをガソリンにたとえて考えてみよう。
ワールドウォッチ研究所 レスターブラウン氏によると
アメリカの調査では、ガソリン価格 1リットル当たり63円(0.53ドル)であるが、ガソリン燃焼による呼吸器疾患や酸性雨、温暖化のコストも入れると、347円(2.89ドル)になる。
差額284円分が外部コストになっている。
購入者は、その点がわからないので、つい安い方を買ってしまう。
これらの外部コストを内部化するのが正しいと力説されている。
全くその通りだと思います。
ガソリン価格の実態は、垣見油化株式会社のホームページによると
2005年5月データ
輸入原価 33円
販売店渡し時の原価 44円
ガソリン税 54円
計 98円
となっている、今回の炭素税は、1リットル当たり1.5円程度というから低い位に思います。
それに炭素税の導入は消費税のアップと違って弱者に与えるダメージが緩和されますからね。
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