« 2005年8月 | トップページ | 2005年10月 »

2005年9月30日 (金)

学び方を学ぶ

今週は、たまたま体験学習についての放送を2つ聴いた。
1つは、9月28日 NKKクローズアップ現代
ヤギさん おしえて~「総合学習」先進校からの報告~
 長野県の市立伊那(いな)小学校。伊那小には時間割もチャイムも通信簿もない。2年生のクラスではヤギを飼いながら数の概念や表現力、社会の仕組みを学ぶ。30年前からこうした独自のカリキュラムを続けてきたその取り組みの紹介。

もう一つは、翌日のNHKラジオで、ある塾講師が、個人の個性を尊重した教育とは、どんなことなのか、教育先進国スウェーデンの小学校の先生としての体験インタビューである。
こちらの、内容も伊奈小とほぼ同じである。

両方に共通して言えることは、
伊奈小の場合、全国学力テストでは平均以下である。しかし、伊奈小卒業生は、中学・高校へと進むに従って全国レベルを超えるが学力を示す。
スェーデンの場合も同じ、小.中学レベルの国際比較では17位?と決して高くない、ところが成人後の学力レベルはトップとなる。

これは何を示すか。
体験学習は、学業(コンテンツ)を勉強するのには、効率の悪い方法である。 しかし、「学び方を学ぶ」ということでは効果的な方法である。

平均寿命が80歳を超えた現代、生涯学習能力を身につけることは重要な課題である。

体験学習についての議論がいろいろあるが、その評価は「学び方を学ぶ」ということをどう考えるかによって決まってくるのではないだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月27日 (火)

嫁菜

DSC03673今日は久しぶりの秋晴れ、気持ちがよい。

仕事の途中、森本町の北部公園に立ち寄って散策。広場の前で扇のように小さな花を一杯つけているキクを見つけた。

帰って調べてみるとヨメナ(嫁菜)というらしい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月26日 (月)

ETC

今日は、高速道路でハイウエイカードを買おうと思って小矢部川SAに入ったが、販売機が撤去されていて買えなかった。
帰ってホームページを調べてみると、最近装着率が急速に伸びて高速道路通行車両の50%がETCをつけるようになったようだ。
ETC機器は、1万円位するから、マイレージ割引きを考えると、高速料金6万円分位乗らないとペイしない計算になる。
しかし、そうは言っていられない状況になってきた。
先日、高速道路に入るときに、スピードを落とさず走ってくるETC装着車にぶつかりそうになりヒヤリとした。もはや覚悟してETC装置をつけるしかないか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月25日 (日)

久しぶりの休み

先週は、仕事が重なって忙しかった。
 20,21日:運送会社の品質内部監査員養成
 2日:自動車販売店のEMSコンサルティング
 23,24日:鍛圧ボルト製造会社の環境内部監査員養成
お陰でBlogにもご無沙汰でした。

今日は、久しぶりにゆっくりしています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月18日 (日)

eブック

中野民夫筆「ファシリテーション革命」を読みたいと思って、本屋に行ったが置いてない。
アマゾンへ注文しようかと思ったが届くまでに時間がかかる。 eブックジャパンの電子ブックを覗いてみるとある。電子ブックは初めてだが、試しに買ってみた。 
注文すると、すぐ決済されダウンロードできる。これは早い。
本を開いてみたが、最初はページのめくり方が良くわからない。いきなり巻末へ飛んでいたりして苦労したが、慣れるに従って気楽に読めるようになった。
画面はきれいだが、しかし文字は何となく読みにくい。

eブックのベストセラーを見ると、コミック本、マンガ、写真集が上位を占めている。
やはり、eブックはこの辺が買いどころですかね。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月13日 (火)

月とすずき

DSC03648夕方、梯川沿いを歩いているとススキの穂の向こうに半月が出ている。

草むらから、鈴虫の鳴き声も聞こえてくる。

もう、すっかり秋ですね。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月12日 (月)

衆議院選挙結果

一寸不謹慎ですが、今回の選挙は面白かったね。

民主党の岡田代表はまじめで好感を持てた。言っていることも、自民党よりよいかも知れない。でも、郵政民営化賛成でありながら、党内の遠慮から、それを言えず、対案もなくずるずる反対してきた。 そんな様子では、幾らよいことを言っても所詮絵に描いた餅でしかない。その点、小泉さんの方に真剣みが感じられる。
自分は、そんな印象を受けて自民党に投票したが、自民党に投票した人の大半は同じように感じていたようですね。

皆さん、考えることは大差なということですね。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月10日 (土)

アイスブレーク

西村克己筆「会議は誰が仕切るかで決まる」(中央出版)を読んだ。
内容は、今流行のファシリテーションの技術を分かりやすく紹介したもの。ファイシリテーションの本は、これまでに他のも2冊ほど読んだが、その中では最も分かりやすい。

本の中にアイスブレークの紹介があったが、「詳しくは日本ファシリテーション協会のホームページを参照」とあったので開けてみた。
なるほど、沢山集められていて参考になる。
⇒ 日本ファシリテーション協会のアイスブレークのページ  

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年9月 4日 (日)

トラックバック「政党討論会を見て」

今日はたまたま、NHK総合午後10時からの衆議院総選挙に向けての「政党討論会」を見た。
6党の代表者による討論会であったが、自由民主党は安部幹事長代理、民主党は菅全代表が出席された。

そこでの、率直な印象です。
全体的に言えば、阿部幹事長代理の説明が最も分かりやすかった。
郵政民営化については討論の中では、「民営化反対」とはっきりいった党は共産党だけ、反対してきた民主党も将来的には郵貯・簡保は民営化か廃止と表明、これまで、さんざんの大きな声で反対を唱えてきた新党日本の新井氏までは反対とは言わず郵政民営化だけを取り上げるのはおかしいという主張。
これは一体どういうことか、民主党や自民党の造反組は自分の支援団体のために、反対票を投じたが、世論調査で郵政民営化賛成の方が多いのを見て反対意見を言わなくなったとしか思えない。風向き次第で、言うことを絶えず変えるようでは当選したら、自分の都合次第でまた言うことが変わるのだろうか。

年金問題では、民主党が最も踏み込んだ話をしている、しかし、内容については本当にできるのか余りよくわからない。公明党は前回の年金改正で、恒久案であるといって、有権者を騙してきた前科があり、これもまた信用できない。
自民党は、年金問題に対して暫定措置しか提示していないが、その方が正直という印象を受けた。
年金問題の財源について、国民新党は、「公共投資をやって景気をよくすれば財源が確保されるといっている」。何を寝ぼけたことを言っているのだろうか。長年の自民党の、この政策のために財政が悪化し日本がガタガタになったという反省が全くない。全く懲りない面々だ。

外交問題については、小泉政権のアメリカ重視の政策が、アメリカにおける日本の評価を向上させたことは認めるが、アジア外交をないがしろにしたという他党の主張にはうなずける。この点は民主党の主張の方に分があると感じた。
しかし、自分の外交問題での、最も大きな関心は、地球環境問題ですね。 経済を成長させながら環境負荷を低減する、そのためには物ではなく、サービスを中心とした経済にシフトすることが最も大切。EUはすでにその方向に舵を切っている。
アメリカや中国の目をその方向に向けさすことが、日本の最大の外交課題と思っているのですが、誰もそのことを言わないのが不満ですね。

| | コメント (3) | トラックバック (2)

« 2005年8月 | トップページ | 2005年10月 »