市長村合併について
総務庁の発表では、今回の市長村合併で
全国 3232 → 1822 44%
内、石川県 41 → 19 54%
になるとしている。
一方、2004年1月に日経BPが調査した全国689市区の実質債務を見ると石川県内の市は、どれもワーストに分類されワースト21位~ト97位に位置している。
このうち、特に悪いのが輪島、金沢、小松で住民1人当り実質債務が180万円~150万円である。
市長村合併を見ていると、ワースト市は何処も近隣町村から毛嫌いされ合併対象になっていない。輪島市にいたっては、門前町から毛嫌いされ合併対象になっていなかったのだが、この点を争点にした対立候補が出て、ようやく輪島・門前の合併協議会ができた。
短期的には合併する近隣町村の為政者は財政的なメリットがないので反対する。
金沢市と野々市町の合併、小松市・加賀市・能美市の合併もしかり。
しかし、よく考えてみると、長期的・地理的には合併した方がメリットが大きい。
為政者は住民のことを、本当に考えるなら小手先の合併論ではなく、長期的観点からどうあるべきかを考えてほしいですね。
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