加賀海岸自然遊歩道
今日は雨になったが昨日は晴れ時々曇り、9月最後の日曜日、加賀海岸遊歩道 加佐の岬から片野まで4.5kmを歩いてみた。
加佐の岬周辺
加佐の岬から片野まで松林が続くが、どの松も幹が剥ぎ取られている。これは、第二次大戦時、石油不足で空軍が松やにを採って松根油を造っていたあとだそうです。今では、環境問題で菜種プロジェクトなどバイオディーゼルの活動が盛んになっているが松根油の話は余り聞かない。余り採算性はよくないのだろうか。
加佐の岬 松根油をとった跡
遊歩道の横には、フジバカマ、オトギリソウなどが続く。
フジバカマ オトギリソウ イヌタデ 野バラの実
黒崎周辺
加佐の岬から海岸沿いで海を眺めながら進む、1km位行くと道はブナ林の中に入る。遊歩道上は、いたるところ蜘蛛の巣がはってあり、小枝で払いのけながら進む。歩道にはモグラの通り道と思われるも盛り上がった砂の穴が至るところにある。
ブナ林の路を過ぎると視界が開け黒崎海岸に出る。崖の横の急な道を降りると浜辺につく。店しまいした浜茶屋が一軒ポツンとたっている。自然とトワエモアの歌を口ずさんでしまう。
黒崎海岸 片野側より黒崎方向をのぞむ
今はもう秋 誰もいない海 今はもう秋 誰もいない海
知らん顔して 人がゆきすぎても たった一つの 夢が破れても
私は忘れない 海に約束したから 私は忘れない 砂に約束したから
つらくても つらくても 淋しくても 淋しくても
死にはしないと 死にはしないと
黒崎から片野海岸へ
黒崎から片野までは、海岸沿いに進む。海から吹けあげる風が気持ちがいい。
ススキの中を歩く 片野よりの岬では野菊がいっぱい
遊歩道の横には、ススキ、リンドウ、シシウドなどが続く。片野海岸の近くに橋立中学の生徒が植林したという石楠花の群落があった。春に来るとさぞキレイだろう。
リンドウ シシウド 石楠花の実 つゆくさ
帰りは、橋立 天然温泉「ゆもと」(入浴料350円)で疲れをとって帰りました。
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