2009.09.09

鳩山代表の「中期目標25%削減」の発表に賛成

 民主党の鳩山代表が、2020年の二酸化炭素排出量を1990年比25%減(2005年比30%減)とすることを発表した。
7日のNHKテレビでは、斎藤環境相が賛成、二階堂経済産業相が反対を述べ、鉄鋼メーカーの首脳がとても無理だ、海外に出ていくしかない、と述べている様子を放映していた。おまけに、25%削減とは日本の化石エネルギー消費量を1970年のレベルに戻すことで、このためには一般家庭では省エネ機器の導入等で一家庭年間36万円の経済負担になると解説していた。
この報道を聞いて、なんとなく納得いかない。報道が片手落ちではないかという感想を抱いた。というのは、今から50年前、私が高校生の頃だったが当時池田首相が「国民所得倍増計画」を発表、テレビで「皆さんがポケットに200円持っていたら、その金を使いなさい。そのことで経済が豊かになり、回りまわって皆さんも豊かになるのです。」ということを言っていた。節約、節約という風潮の中で育ってきた自分には、180度反対の話を聞かされ、びっくり仰天、経済とは、そんなものかと、妙に感心した。50年経った今でもその放送のことを覚えている。事実、その後5年位で所得が倍増した。
これと、同じで一家庭年間36万円の支出増になるということは、消費がそれだけ増え、経済がその分、豊かになるということであり、悪いことばかりでないと思う。
 でも、その金がどこに回りまわってどこへ行くかというと環境関連のイノベーションを起こす産業や地産地消であって、化石燃料を多量に使う産業ではないことは確かかも知れません。
低炭素社会≒グリーン・ニューディールとは、グリーン(環境関連)に向けた産業の仕切り直しのことであり、この政策により伸びる産業がある一方、衰退する或いは海外に移転する産業があることを意味している。

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2009.05.31

市民風車への環境投資

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repuさんは高校の先生ですが、環境保全に率先して行動されています。
メールを頂きウェシティ金沢で開催された「輪島門前コミュニティウインドファーム」の説明会に参加しました。
行ってみると、repuさんが司会をされていました。

当日は、ウインドウインドファームの説明の前に、「持続可能性と環境投資」と題して国連環境計画特別顧問の末吉竹二郎氏の基調講演がありました。

末吉竹二郎氏はテレビでも時々顔を見る。枝廣氏と同じ麻生総理の「温暖化懇談会」のメンバーで枝廣さんのメルマガでもよく出てくる。
海外勤務や国連環境計画の運営委員をしてたおられた関係で海外の情報に詳しい。
基調講演は温暖化の現実から話を始めて、EU・米国の最近の動向、グリーンエコノミー、日本の動向、新しくできつつあるお金の流れ、と話をされた。

ここでは、講演の中で出てきた温暖化及び、EU・米国の最近の動向について紹介します。

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2009.05.03

温室効果ガス削減の中期目標

環境省の報道発表を見ると、今年6月には国の温室効果ガス削減の中期目標が設定され、12月にコペンハーゲンでCOP15=2013年以降の国際的な枠組み交渉 が開催される。
昨年の洞爺湖サミットでは、福田首相が地球の平均気温の上昇を2℃程度に抑制するためには2050年までに地球全体で50%減、日本は60~80%削減すること、さらにこの長期目標を達成するためには、今後10~20年以内に世界全体の排出量をピークアウトさせなければならないことを宣言した。
この根拠は、国立環境研究所の下図のデータGHG 475ppmを想定したものらしい。
445ppm
図 GHG 475ppm – 国環研によるシナリオ 
(安井至「市民のための環境学ガイド」資料より)

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2008.10.09

カーボン・フットプリント表示制度

 従来から、環境影響の「見える化」の用語として、フートマイレージ、ウッドマイレージ、エコロジカル・リュックサック、エコロジカル・フットプリントという用語が使かわれてきました。
以下はECIネットからの抜粋です。

フートマイレージ
 輸入食糧の総重量と輸送距離を掛け合わせたものである。
食料の生産地から食卓までの距離が長いほど、輸送にかかる燃料や二酸化炭素の排出量が多くなる。
  2000年の日本のフードマイレージは約5,000億トン・キロメートル
  韓国の約3.4倍、米国の約3.7倍になる。

ウッドマイレージ
 木材の量と木材の産地と消費地まで輸送距離を乗じたものである。
日本の木材に対する自給率は18.2%と低く、南米、アフリカ、欧州、オセアニアといった、8,000キロメートル以上離れた輸出国から輸入する割合が 40%と非常に高い。
 日本のウッドマイレージは384億キロメートル
 米国の4.6倍、ドイツの21倍にもなる。

エコロジカル・リュックサック
 最終的な目標であるサービスに関連付けて、製品の全ライフサイクルにわたって集計される物質量(MIPS: material input per service)を論じるために導入された概念で、ある製品や素材に関して、その生産のために移動された物質量を重さで表した指標。
 例えば1トンの銅を得るためには鉱石、土砂などの自然資源500トンを移動する必要があり、この場合のエコリュックサック値は500と表される。

エコロジカル・フットプリント
 人間1人が持続可能な生活を送るのに必要な生産可能な土地面積(水産資源の利用を含めて計算する場合は陸水面積となる)。
例えば、あるエコロジカル・フットプリントでは、1)化石燃料の消費によって排出される二酸化炭素を吸収するために必要な森林面積、2)道路、建築物等に使われる土地面積、3)食糧の生産に必要な土地面積、4)紙、木材等の生産に必要な土地面積、を合計した値として計算される。
 アメリカ  5.1ha
 カナダ   4.3ha
 日本    2.3ha
 インド    0.4ha
 世界平均 1.8ha

 ところが、ここへきて「カーボンフットプリント」というという用語が出てきて、ISO14001やエコアクションに取り組んでいる皆さんにも影響を及ぼしそうです。

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2008.08.26

地球温暖化防止活動の意識改革ステップ

石川県では学校・家庭部門や業務部門の環境教育に一環として毎年エコライフ大作戦というタイトルで、期間を区切ったチェックシートによる身近にできる環境保全実践啓蒙活動をしている。今年も7月21日から1ヶ月間(又は1週間)がその実践期間でした。

私は、地球温暖化防止活動推進員をさせてもらっているので、今年も7月初旬に県内の知り合いの事業所や家庭に活動への参加を呼びかけさせていただきまいた。ご協力いただいた事業所の方、ありがとうございました。

ところで、私の住む町では、今年は自分が町内役員であることもあって、町内決議事項として7月21日から一週間、取り組むことを決めていただいた。

このブログの下部に、その結果を掲載します。
内容を見ると、エコ活動の取組項目別の実施状況のレベルでは、昨年度の石川県の集計結果と比較してみると差がないようである(図1参照)。

しかし、集計してみて驚いたことは、大変熱心に環境に配慮した生活を送っている方がいる一方、殆ど環境に配慮していないという人も多数おり、そのレベルに雲泥の差がある、ということである。
(図2 二酸化炭素削減量の分布 参照)

もうひとつ、このグラフを見た感じたことは、これは、統計学上は正規分布のようだ。
別の見方をすると 2:6:2 の法則が当てはまる。
 非常に関心のある人:2割
 付和雷同型の人:6割
 全く関心のない人:2割
これは、どのような組織にも当てはまる一般法則でもある。

このような状態の時に、構成員の意識を改革し組織を目指す状態に持っていくのは「経営品質」のテーマである。
一般的にはどのように推進していくのだろうか、考えてみる。
第一段階 オーナーがファシリテータを育てる。これは、多分、経営企画室であったり総務部の責任者であったりする。
第二段階 ファシリテーターは上位の2割に対して「オフサイトミーティング」や「アクションラーニング」などファシリテーションツールを使って改革に対する自覚を促す。
第三段階 これらの人が核となり、組織のビジョンをつくり、目標、実施計画を立て改革活動の実践が始まる。ファシリテータはこれらの実績を組織内に伝える。
第四段階 これまで、様子見をしていた付和雷同型6割の人は、これらの参加しない不利益になるような不安を感じて積極的に参加してくる。
第五段階 アセスメントの仕組みを作り、活動が後戻りしないようにする。
ここへきて、組織の意識改革が軌道にのったことになる。

地球温暖化防止活動もパターンは同じだろうか? 
オーナーというのは誰なのか、国民かな?
ファシリテーターとは誰なのか、政治家・官僚・NPO団体?
地球温暖化防止活動推進員というのは、この中のどれに相当するのか。ファシリテータなのか、上位2割の先行実践組なのか? このどちらでもないような気もする。

昨日、石川県地場産業振興センターで「CO2 40%削減を目指すドイツの建築」というテーマで、ドイツ・ハム市のエコセンター所長の講演会に参加させてもらった。

その時のQ&Aに出た話であるが、ドイツと日本で何が違うかというと「省エネやエコテクニックについてはあまり差がない。しかし、日本の皆さんは、知識では分かっているが自分が今何を実行したらよいかということが分かっていないのではないか」との感想でした。
確かに、その通りですね。
日本は知っていることを実践行動に移すしかけ作りが下手、その違いがドイツと日本の二酸化炭素排出削減量の差になっているのでしょう。

これは既得権益を重視し問題を先送りする日本の政治家の資質の問題、言いかえるとこのような政治家を選んだ国民(オーナー)のレベルの問題となる。
愚痴を言っていても始まらないので、意識の高い人は先ず行動する。そこから次のステップの輪が広がるということでしょうか。

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2008.06.22

夏至の夕べ、献灯夜と田中優さん講演

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 昨日6月21は夏至の日の夕べ、那谷寺で小松青年会議所主催の「献灯夜」が行われました。
内容は、桑名晴子さんのミニライブ、田中優さんの講演と長谷川章さんのデジタル掛軸です。
主催者側の発表では、講演会250人、デジタル掛軸には約2000人が来場したそうです。
私も市民講座メンバーの一員としてスタッフ側で参加させてもらいました。
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右の写真は那谷寺中央な岩壁に映し出されたデジタル掛軸です。
真っ暗の中に岸壁に映し出された光模様が刻々と変化しく幻想的な世界です。
(クリックすると拡大します)

田中優さんの講演は
・地球温暖化の現実とメカニズム
・石油と戦争と温暖化
・社会のしくみを変えて二酸化炭素排出量を減らす
・省エネとトクするしくみづくり
・自然エネルギー社会へ
・天然住宅
といった内容について2時間弱にわたってスライドを使って説明されました。
話がうまいので、時間がアッという間に過ぎてしまったようです。
話の内容は、知っていることから、初めて聞くことまで色々でした。

田中優さんのすごいところは、データをキチンととって、データをもとに、今までの常識にとらわれない説明すること。
問題提起だけでなく、その具体的な解決手段を提示していることですね。

特に、私としては、なぜ自然エネルギーが重要なのか、地産地消の発想に基づく天然住宅のしくみの話が印象に残りました。
調べてみると、ニュ-アンスは少し違うが、この話はYou Tube で紹介されている。
まだ、講演を聞いていない人は一度聴いて下さい。
 ⇒ 自然エネルギー社会へ
 ⇒ 天然住宅

 もう、ひとつ私が印象に残ったことは、トップランナー方式で、冷蔵庫は10年以前比べると電力使用量が3/10 になった。10年以上前に買った冷蔵庫を持っている人は、買いかえるだけで5年間で、投資額の元をとれ、その後は冷蔵庫の電気料金が30%になる。お金が儲かった上で二酸化炭素排出量も削減されます。という話です。
早速、家に帰って調べてみた。
我家の冷蔵庫の扉を開けると扉の裏側に内訳が表示されている。
「機種は日立R-C46D4、1994年1月6日製造、有効容積 455L、年間消費電力660kwh」と表示されている。
ネットで同容量のトップランナー機種を調べると
「日立アプライアンス、栄養いきいき真空チルド、R-SF45XM、年間消費電力量は450kwh」となっている。
32%しか省エネになっていない。ガッカリ(=_=)。
念のため冷蔵庫の省エネ改善率を調べてみると、資源エネルギー調査会のデータが出てきて、確かに1,993年ごろから急激に消費電力の改善が進み現在は70%減まで改善されている。
ここは、メーカーによっても違いかある。正確には10年前ではなく、15年前というべきであろう。

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2008.01.25

二酸化炭素排出量と省エネ法改正予定

1月22日号ECOJapanに国際日本文化研究センター教授の安田喜憲氏のインタビュー記事「環境考古学が予測する地球温暖化のいくすえ」が掲載されている。

-------------<以下その記事の一部引用>-------------------------

平均気温が3度上がると、北極の氷が全部溶けます。すると、大量の冷たい淡水が海に流れ込むことで、北大西洋の海水の循環が止まります。先ほど説明した「ヤンガー・ドリアス」小氷期が生じた理屈と同じです。それで氷河時代に逆戻りしてくれれば人類は生き延びることができます。

しかし、北極の氷がなくなり北大西洋で海水が摂氏4度にまで冷やされなくなると、酸素を含んだ水が深層に移動しなくなってしまう。水は摂氏4度のときが一番重くなります。そこで4度に冷やされた表層の水が酸素をいっぱいに含んで海底に沈みこみ、深層水の循環を維持しているのです。

ところが4度に冷やされないと酸素を含んだ表層の水は深海にもぐりこめません。すると海中の酸素濃度が不足して様々な生物の死滅につながります。生物の死骸が海底に蓄積することで次第にメタン(CH4)が発生し、ますます温暖化が進むことになります(編集部注:メタンは二酸化炭素に比べて、同じ放出量で約23倍の温室効果をもたらす:IPCCによる2001年の報告書より)。

これは何も荒唐無稽な想像ではありません。実際に1万5000年前から9000年前にかけて、地中海で起きたことなのです。ナイル川の源流のビクトリア湖の水位が急上昇してナイル川にあふれ、膨大な淡水が地中海に流れ込んだ結果、地中海の海水における酸素濃度が低くなり、生物は大量死しました。その証拠が、現在も海底に残っているサプロペル層です。

同じことが地球規模で起こるのです。

今よりも5度も6度も平均気温が高い気候といえば、かつての白亜紀やジュラ紀、もっと分かりやすく言い換えれば「南極海で泳げた時代」の気温なのです。海はドブのようになって、大気はメタン(CH4)、二酸化炭素(CO2)、硫化水素(H2S)などが今よりも多い。そうした環境下では、人類は生きていけないような気がします。

---------------------------------------------------------------

なんとも気味の悪い話ですね、やはり地球の温度上昇は2℃以下、温暖化ガスの排出は1990年比で70%下げればならない。

ですから、各事業所、各家庭で二酸化炭素排出量を下げるように、今から活動しましょう。

私はISO14001やEA21のコンサティングで事業者様にお伺いし、この話をすると、実務担当者ベースでは「二酸化炭素排出量の削減」の主旨はよくわかるのだが、何しろ忙しくて(実際そうなんでしょうが)、社長が時間をくれるよう頼んでくれないかな、という顔をされる。

そこで、社長を説得する話のネタです。

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2008.01.03

我家の温暖化防止活動実行計画

みなさま、あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

IPCCの報告によると、世界全体で私たち人間は化石燃料(油、石炭、天然ガス)を燃やして、大気中に出している年間72億トン(炭素換算、以下同じ)の二酸化炭素を出しています。一方、地球には、大気中にある二酸化炭素を吸収する力があります。森林生態系と海洋が年間に合計31億トンの二酸化炭素を吸収でしています。
つまり、温暖化を防止するには、その差41億トン(57%)削減する必要があります。

そして、途上国での今後の人口増加や経済成長を考えれば、先進国は排出量を70%~90%を削減しなくてはならないでしょう。

ところが2006年度の温室効果ガス排出量の速報値をみると、日本全体では、京都議定書の基準年度の対して6.4%も上回っている。なかでも業務部門が41.7%、家庭部門が30.4%も上昇している。

私自身は省エネルギーセンターの省エネ指導員に登録させてもらっているが、その関係からか、昨年末省エネルギ―センターより「家庭・学校の省エネコンテスト」に応募するよう矢のような催促があった。

今は地球温暖化は「知っているから行動する」という段階に移ったと思います。
私自身、今までは自分のことよりも事業部門の温暖化対策ということに力を入れてきましたが、今年からは本腰を入れて自分の家庭の炭酸ガス排出量削減に取り組みます。
省エネコンテストの宿題を兼ね、今年の正月に我家のデータを分析し「我家の温暖化防止活動実行計画」を作成しました。
検討してみると、多少お金がかかるが「今まである技術を使って2012年までに55%削減できる」という結果を得ました。
以下、その計画です。

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2007.09.06

県民環境講座その2

 8月13日に 県民環境講座その1 の紹介をしました。
本来は最初に地球温暖化についての全体的な話があって、その後、各論になるのですが、自分は受講日の都合で各論から先に入ってしまいました。

今日は第2回目の開催で、七尾サンライフプレザまで出かけ、前編の「地球温暖化と私たちの暮らし」について、IPPC WG1 国内委員で 名古屋大学 大学院の井上元教授のお話を伺いました。

平日開催の関係か、参加者は女性が圧倒的に多く、男性は4~5名でした。

「地球温暖化」については、これまで種々のメデアで報じられているので、特別目新しいものはないが、その理論的根拠について伺ったのは収穫でした。

断片的ですが、印象に残った点のメモを紹介します。

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2007.06.07

温暖化対策と原子力の利用

今日はサミットでの地球温暖化対策のニュースでばかり。
報道されたニュースによると、阿部首相は「日本が得意とする革新的技術で温暖化対策で世界をリードする」といっているがその中味は、火力発電施設などから出るCO2を地下や海底に固定する二酸化炭素回収・貯留(CCS)と、原子力発電のことらしい。

6月1日に閣議決定された「21世紀環境立国戦略」を見ると、次のような記述がある。

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2007.06.01

意欲的な温暖化ガス排出量削減目標

3月21のプログ「日本は温暖化ガスを70%削減できる」で「脱温暖化2050プロジェクトチーム」により2050年に1990年比70%削減の可能性という報告が出ていることを紹介しました。

京都議定書の2010年の6%削減が困難だというのに、なぜ70%もの削減が可能なのだろうか、素直に考えると疑問がわく。

報告書では、低炭素エネルギー源の適切な選択とエネルギー効率の改善の組み合わせで、CO2排出量70%削減が図られると報告されている。

この疑問の最大の要因は「時間」にある。

簡単に言えば、例えば40~50年の時間があれば、一般家庭で使用されている家電製品はすべて、現在市販されている最高効率の製品(トップランナー製品)を上回る省エネルギー型の機器に置き換わっているに違いない。住宅の構造も、現時点では普及が遅れているが、高断熱高気密の省エネルギー住宅のストックが過半を占めているはずだ。加えて、CO2フリーな再生可能エネルギーや原子力の比重が一層高まることも想像に難くない。このようなことが想定されているからだろう。

それならば、事業者や私たちひとりひとりがこの転換を早くやればよい。

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2007.03.21

日本は温暖化ガスを70%削減できる

気候の安定のためには、世界の温室効果ガス排出を2050年までに現在の50%(先進国は70%)削減しなければならない、ということが各国の温暖化対策の共通的な認識となりつつあるそうです。

――――<日経エコロジー4月号「環境トレンドレポート」より>――――――
現在、気温の上昇を2℃までに抑えるため、2050年の排出量を50%削減して温暖化ガス濃度を450ppmで安定化させることが、各国の温暖化対策の1つの目安になっている。だが、現状では、自然吸収量は31億t(炭素換算)に対し、人為的排出量は72億tに上り、57%の削減が必要になっている。
 それだけではない。今回のIPCCの報告では、炭素循環フィードバックが生じるとの知見が新たに示された。温暖化が進むと土壌温度が上昇してCO2を排出しやすくなったり、海洋が取り込むCO2の量が低下したりして、さらに温暖化は加速するという現象を指す。つまり、57%の削減でも間に合わないということだ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

日本は京都議定書で1990年に対し2012年までに6%削減を約束しているが、現状は8%増加、そんなことができるのか、と思う人が多いと思います。

話が前後しますが、2月15日、地球環境研究総合推進費戦略的研究プロジェクト「脱温暖化2050プロジェクト」の中間報告で「達成可能である」という報告が出ましたね。

2050pr

上の図は、報告書の一部を抜粋したものです。
シナリオA:
 一人当たりGNP成長率2%、規制緩和が促進され技術進歩早い
シナリオB:
 一人当たりGNP成長率1%、適度の規制された市場ルールが浸透し技術進歩はシナリオAほど早くない

以下は結論の概要です

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2007.02.16

科学者から緊急メッセージ

2月2日気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第4次報告書第1作業部会報告書が採択されました。
これを機に、気候変化を研究する科学者から国民へ向けて、気候の安定化に向けて直ちに行動することを呼びかける、緊急メッセージが発表されました。

 ⇒ 気候の安定化に向けて直ちに行動を!

このメッセージの中で、自分の日ごろの活動に関連して特に強調したい点は

「産業は、生産活動を通じて温室効果ガスを削減するだけではなく、製品やサービスの改善によって温室効果ガスの削減に貢献することができる。温室効果ガスの低減は重要な社会的使命であり、「低炭素社会」の実現のために長期的な視野に立った投資を行うべきである。」
「今、行動を開始すれば、子どもたちと人類の未来を守ることができる。」

というところですね。

以下にキーワード的に要点のみを記載します。

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2007.01.31

地球温暖化の経済への影響に対する認識度の違い

気候変動問題が、24日から開催されたダボス会議(世界経済フォーラム)で主要議題として取り上げられているそうです。
これに先立ち、2つの注目すべき記事があったので紹介します。

1つは、世界銀行の元チーフ・エコノミストで、現在は英国政府の温暖化問題の顧問をつとめているニコラス・スターン氏が、経済と温暖化の関係についての包括的なレポート(これは枝廣さんのメールマガジンで知りました)。
エコクラブの「ニコラス・スターン博士の講演要旨」 より抜粋引用して紹介します。

ニコラス・スターン博士の講演要旨

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2006.07.26

地球シュミレータ

地球温暖化について、先のブログ”西暦2028年”で紹介したが、平成16年9月に日本が世界に誇るスーパーコンピュータでシュミレーションが行なわれていたんですね。

「地球シミュレータ」によると、世界中で二酸化炭素をかなりの努力で削減したとしても、今後、日本の夏が涼しくなることはないらしい。今は最高気温が30度を超える真夏日は7月中旬から8月末までの時期に限られるが、西暦2100年には6月中旬から9月末までの100日間と、かなり長い期間で出現するようになるらしい。

 その最高気温も、2020年ころには毎年35度を超えるようになり、2070年ころには40度を超える年が出現するようになる。日本の本州にも熱波が到来するようになる。

以下は、東京大学気候システムセンターの地球シュミレータ情報 からの引用です。

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2006.06.09

西暦2028年

日経エコロジーの7月号が届いた。
今月の特集は「欧州との付き合い方」であるが、自分はそれよりも環境の科学ウソ・ホント!「地球温暖化」の記事に興味を持った。

日本では京都議定書で温室効果ガス6%削減が大変だと言われているが、今年に入って世界的には「50%削減が必要だ」と言うことが専門家の間での共通認識になっているようだ。

地球の気温が2℃を超えると、南極の氷床の凍解や海流の異変が起きる、また、食料や水不足、伝染病の流行など社会・経済的に大混乱が起きる。そのため気温の上昇を2℃以内に止めねばならない。
気温上昇を2℃で止めるには、現在より50%二酸化炭素の排出量を削減しなければならない。
今のまま進んだ場合は、この2℃の上昇点に達する時期は2028年と予測されている。

この記事は、遅ればせながらその状況を解説してある。
 ⇒ 温暖化加速説はなぜ台頭してきたか
(著作権の関係上、印刷不可に設定してあります。興味のある人は日経BP社より購入して下さい)

それでは先が絶望的ではないか、というと、そうではない。
同誌には、別の記事でピ-ター・カール欧州委員会環境総局長のインタビューが載っていて、そこでピ-ター・カール氏は「我々はどうすればよいか徹底的に分析したみたところ、世界のGNPの1%をこの対策費に当てれば50%削減が可能であることが分かった」と言っている。

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2006.02.01

少子化対策と環境問題

ここ数日、海外から環境問題に対する重要ニュースが入ってきている。

一つは、環境ジャーナリストの「枝廣さんのenviro-news 1167」 ラヴロック博士の『地球温暖化手遅れ説』を読んで。
これは、1月16日に英国インディペンデント紙に寄せられた「ガイア説」で世界的に有名なジェームズ・ラヴロック博士の寄稿です。
そのラヴロック博士が、かなり直裁的な表現で「地球温暖化手遅れ説」を掲載した。
「地球は10万年も続くであろう病的な熱を出しかけている。どの国も、自らの持てるものを最大限に活かして、できるだけ長く、文明を維持する方法を見出さなくてはならない」という、かなり強い警告メッセージです。気温は温帯で8℃、熱帯では5℃上昇し、今世紀中に数十億人が死に、生き残った人も何とか気温の耐えられる南極に住まざるを得なくなるだろうという、『最悪の事態』を描いています。」
この寄稿に対して、バラトングループのメーリングリストでも、ほかの海外の環境サイトでも、活発な議論がおこなわれているそうです。

今一つは、1月31日ブッシュ大統領は一般教書演説です。
ブッシュ大統領は「米国は石油中毒になっている。打破する最善の道は技術革新だ」と述べ、中東地域からの輸入も含めた石油への依存体質を見直し、エタノールなど代替燃料の開発原子力発電の推進を提案。25年までに中東からの輸入原油の75%を代替する数値目標を示した。
いよいよ、米国も環境重視に政策転換したように思える。

そこで、今までタブーであったことで自分が疑問に思っていることを勇気を出して書きます。

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2006.01.22

よくわかる地球温暖化

今冬の豪雪も地球温暖化が原因といわれています。
温暖化によって、海水からの蒸発量が増え、降雨量・降雪量も多くなるのが原因だそうです。
現在のところ地球は産業革命前に比べて平均0.9℃上昇している。
これが2℃を超えると、生活環境に大変危険な状態になり、2℃以下に抑えることが課題となっている。

ここのところの解説をチーム6が
 ● マイロク先生の「地球一よくわかる! 温暖化問題」
で動画を使ってやさしく解説しています。

地球の置かれている状況が良くわかります。
社員の環境教育の教材として活用されてはいかがでしょうか。

 ⇒ マイロク先生の「地球一よくわかる! 温暖化問題」

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2005.12.23

乗り物のCO2排出量算出「駅すぱあと」

チーム・マイナス6より
『この度、経路検索機能に加えて、CO2排出量もわかる「CO2駅すぱあと」が開発され、チーム・マイナス6%のサイトから利用できるようになりました。
出発地と目的地を入力すると、経路・運賃・所要時間・距離に加えて、公共交通機関使用時のCO2排出量と自家用車使用時のCO2排出量が比較表示されます。』
とういう案内がきた。

 ⇒ CO2排出量算出量つき駅すぱあと

早速、試してみた。
自分は、日ごろ、Yahoo の路線案内を使用していて、画面が殆ど同じなので馴染みやすい。
確かに、目的地までのコース別の、所要時間、金額、炭酸ガス排出量がわかる。
出発時刻、到着時刻別の時刻表が出ないので日常的には使いにくいが、時々CO2排出量を排出量確認するにはよいかも知れない。

ところで、自分の業務ホームページには、乗り物のKmも含めた総合的なCO2排出量算出プログラムを掲載している。
 ⇒ 業務ページ 包装資材メーカーのCO2算出プログラム

このCO2排出量算出プログラムの算出基準は、エコアクション21の負荷計算apss住まい研究所の炭酸ガス計算シート江別環境広場の環境家計簿 よりそれぞれ引用させていただいているので、算出基準があっているか気になって確認してみた。

その結果は下記に通り            単位はkg-CO2/km

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2005.11.24

WARM BIZ

環境省が「WARM BIZ ポイント集」を発行した。
内容を見ると、インナーウエアをしっかり着用しなさい、ということがポイントらしい。

COOL BIZ に続く2匹目のドジョウという冷やかし気味のコメントもあるが、これで暖房機の設定温度が1℃下げれば、暖房電力が約5%削減できるというから、みんながやればかなり効果が出るのではないだろうか。

 ⇒ 環境省「WARM BIZ ポイント集」

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2005.09.16

ハリケーン「カトリーナ」と地球温暖化

今朝の朝日新聞ニュースでアメリカの研究機関が「ここ30年間でハリケーンや台風の威力が2倍になっており、地球温暖化による海面の温度上昇がその原因である」という調査結果を発表した、と伝えていた。
先日の枝廣さんのメルマがでは「現在、アメリカは温暖化対策に後ろ向きの印象を与えているが、これはブッシュ政権だけで、状況次第で正反対に振れる可能性が示唆されている。」と言う主旨がかかれていたが、ここまで証拠が出てくると大きな政策転換があるのでしょうか?

この件に関連して去る6月に開催された「環境を考える経済人の会21」で講演された国連環境計画・金融イニシアティブ特別顧問 末吉竹二郎氏 のお話」の一部を以下に引用させていただきます。

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2005.08.15

地球温暖化対策のゆくえ

チームマイナス6の関連ページを見ていると、温暖化についてのIPCC等の機関の最近の研究結果が「ストップ・ザ・温暖化2005」というオンラインパンフレットで紹介されている。
 
sres2100年までの上昇温度は、右図のシナリオによって違うが、上昇温度が最も少ないシナリオはB1「高効率技術の普及と環境負荷の低減による持続発展型社会」で1.4℃~2.6℃、最も上昇温度が多いシナリオはA1FI「グローバル化・化石エネルギー源重視の高成長型社会」で3.2℃~5.8℃となっている。
各シナリオの内容は、平成13年の環境省の報道発表 4つの社会・経済シナリオについて「温室効果ガス排出量削減シナリオ策定調査報告書」に詳しく紹介されている。
 
ここからはオンラインパンフレットの内容ですが、その結果、21世紀に予想される現象として
確率90~99%で発生する現象
・最高気温の上昇、暑い日や熱波の増加
・最低気温の上昇、寒い日、霜日、寒波の減少
・集中豪雨の増大
確率66~99%で発生する現象
・エルニーニョに関連した干ばつや洪水の強大化
・夏季の乾燥と関連する干ばつの増加(大陸内部)
・熱帯低気圧の最大風速、平均・最大降雨強度の増大(一部地域)
が報告されている。

これらが、日本国内に与える影響として
・日本海側の米は大きな被害を受ける。特に北陸の米は気象、害虫、水と色々な面で温暖化に弱い。
・熱帯及び亜熱帯地域における穀物生産量は減少し食料の需要に供給がおいつかず食糧価格が上昇する(特にシナリオAの場合)。
・マラリヤやデング熱など病気を媒介する動物の生息域の拡大を通じてウイルス感染の流行のリスクが増大する
・日本のブナ林は90%減少する(シナリオA、2090年に3.6℃上昇したと仮定した場合)。
・また、気温の上昇が急速に進んだ場合は、海流の流れが変化しどんな影響が起るか予測することはできません。

このレポートは、次からダウンロード可能です。
  ⇒ 環のくらし資料館「ストップ・ザ・温暖化2005」

以上の内容を総合して考えると、シナリオAでは地球環境は大変なことになる。シナリオB2では、経済が停滞する上に温暖化も進む。
話は変わるが、今年5月に開催された「気候変動の政府専門家セミナー」で、開催国であるドイツのトリッティン大臣が、「産業革命以後の 世界平均気温上昇幅を2℃以下に抑制 しなければならず、その達成のためには、今世紀半ばまでに温室効果ガス排出量を半減させる必要がある。 欧州連合加盟国首脳は、先進国が2020年までに15~30%削減 することに合意している」と述べている。
このようなことを考慮すると、シナリオB1を目指すのが最もよい。

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2005.06.12

エコロジカル・フットプリント

世界の資源の80%を、20%の裕福な国が消費している。このまま行くと地球が幾つあっても足りない!
環境問題の講演でよく出る言葉です。

最近、これをエコロジカル・フットプリントという数値で表現し、環境政策や企業の環境マネジメントの活用しようという運動が始まっている。以下は、枝廣さんのメルマを起点に自分が関係HPを見た要約です。

「フットプリント」とは、「足跡」のこと。私たちの暮らしや経済は、地球のどのくらいの面積を踏みつけているのか? 人間活動はどのくらいの面積に支えられているのか? ということです。

footprint右の図は、WWFのホームページに載っている国別のフットプリントです。図を拡大してみてください。
アメリカのフットプリントは9.5 ha/人 「世界中のひとびとが米国人のような暮らしをはじめたら、地球が約5.3コ必要になる。」 同じように日本のフットプリントは4.3ha/人 「世界中のひとびとが日本人のような暮らしをはじめたら、地球が約2.4コ必要になる。」 ことをあらわしています。

この指標をロンドン市やトロント市などでは環境政策に活用している。 また企業ではP&G社が、環境にやさしい製品であることを消費者に具体的にアピールするために使用しているそうです。

詳細情報
 NPO法人「エコロジカル・フットプリント・ジャパン」
 WWFジャパン 生きている地球レポート

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2004.11.10

進む温暖化

10/18に生態系の異変!で、熊の出没により梯川沿いや憩いの森の散歩ができなくなったことを書きましたが、昨日、ついに私が日ごろ出かけている木場潟公園や加賀中央公園にも熊が出没するので注意すよう連絡を受けました。
もうひとつ、気のついたことは近頃、遅くから蚊がでて困っている。私の住んでいるレオパレスの環境によるんものかと思っていたら、富山の方より同様のメールを受け取りました。日本全国同じような現象なのですね。(ι´Д`)
やはり、温暖化が関係しているか、と思っていたら枝廣さんのメールマガジンがきて、
う~ん。
レスター・ブラウン氏のニュースレター「正のフィードバック・ループ」に関する記事ですが、気になる内容なので紹介します。

   ~~~~~~~~~~ここから引用~~~~~~~~~~~~

北極は北極海に覆われている。北極の海氷は急速に溶けている。この35年間で、氷の厚さは、平均3.1mから1.8mへと、42%も薄くなった。面積も1978年から6%縮小している。厚さも面積も減少した結果、海氷の体積は半分に減った。ノルウェーの研究者チームは、遅めに見積もっても今世紀半ばまでには、夏の北極海には完全に氷がなくなってしまうだろうと予測している。

もし予測通り氷が溶けたら、かつて探検家たちの夢見た北西航路、つまりヨーロッパからアジアへの最短ルートが実現することになる。あいにく、彼らの夢は、我々にとっては悪夢となるのだが。

北極海の氷はもともと海に浮いているので、夏の間に北極海から氷がなくなったとしても、海面上昇は引き起こさない。しかし、このようなことになれば、この地域の熱収支を変えてしまうだろう。氷や雪に当たった太陽光は、そのほとんどが反射して、宇宙空間に戻る。しかし、地面や氷のない水面に当たれば、太陽光のエネルギーの大部分は吸収され、熱に換わって、気温上昇を引き起こすことになる。

コンピュータ・モデリングに携わる研究者は、これを「正のフィードバック・ループ」と呼んでいる。ある傾向がその傾向を助長する条件を作り出す状況のことである。

リチャード・カーは、サイエンス誌で「夏になると、白く輝く反射板として80%の太陽エネルギーを宇宙に跳ね返している北極海が、逆に、射し込む太陽光の80%を吸収する集熱板になる可能性がある」と述べている。2000年8月に北極海を航行する砕氷船が、氷のない開放水域を発見したが、これを鑑みても、氷の融解がさらなる融解をもたらしているかもしれない。

   ~~~~~~~~~~引用ここまで~~~~~~~~~~~~

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2004.09.12

食肉は重大な環境問題

 6月30日「有機農業の奨め」で、肉食中心から自然本来の味中心に戻すべきであることを提唱したが、日経エコロジー10月号で、ワールドウオッチ研究所が食肉が地球を温暖化させることを指摘している。
先ず、牛が1枚のステーキとなって家庭の冷蔵庫に入るまでには、驚くほどのエネルギーを使われている。その元をたどると殆どは石油である。また、牛は消化時に体内でメタンガスを発生し、大気中に大量に放出する。
一方、肉のとりすぎは肥満や心臓病などの生活習慣病につながっている。
 ロバート・アインシュタイン博士は「この世の中には、菜食ほど健康と生存の可能性を増大させるものはないだろう」と述べている。
この記事の内容は、私の業務ホームページのデータベースに入っています。

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2004.06.17

電気を消してスローな夜を

私たちは[100万人のキャンドルナイト]を呼びかけます。
2004年の夏至の日、6月19、20、21日夜、8時から10時の2時間、
みんなでいっせいに電気をけしましょう。

ロウソクのひかりで子どもに絵本を読んであげるのもいいでしょう。
しずかに恋人と食事をするのもいいでしょう。
ある人は省エネを、ある人は平和を、
ある人は世界のいろいろな場所で生きる人びとのことを思いながら。

プラグを抜くことは新たな世界の窓をひらくことです。

それは人間の自由と多様性を思いおこすことであり、
文明のもっと大きな可能性を発見する
プロセスであると私たちは考えます。

一人ひとりがそれぞれの考えを胸に、
ただ2時間、でんきを消すことで、
ゆるやかにつながって「くらやみのウェーブ」を
地球上にひろげていきませんか。

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――
 環境ジャーナリストの枝広さんのメール(マガジン)から、上の呼びかけ文が届きまた。
日ごろ環境について、人にアドバイスする立場の自分として、自ら行動せねば・・・18,19日は小トリップで自宅にいないので21日に参加しようかな。
早速参加登録しました。
当日は、晴れていたら夜空を見て過ごそうかな( ´ー`)
皆さんもいかがですか。
次の「呼びかけのホームページhttp://candle-night.org/ 」から、郵便番号とメッセージを入れると、あなたの住んでいる地域にぽっと灯りがともります。
ウェブページの「参加登録はじめました」をクリックすると、現在の参加状況と参加登録フォームが出てきます。

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