2009.01.02

「激論2009 新春ガチンコトーク!(NHK)」を観て

新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

元日の晩はNHKスペシャル 「激論2009 世界はどこへ そして日本は 新春ガチンコトーク!」という2時間番組を見ました。
パネラーは、竹中平蔵×金子勝×岡本行夫×山口二郎×八代尚宏×斎藤貴男×勝間和代の各氏でした。
以前読んだ勝間和代さんの本「効率が10倍アップする 新・知的生産術」は、効率が10倍上がるかどうかは別にして読んで気付かされる所が多々あった。勝間さんの顔を見るのは初めてです。他はテレビで同じみのメンバーでした。
テーマとしては、経済と外交の二つがあったが、ここでの話題は経済だけに絞ります。

ガチンコトークを聞いていて感じたことは、「各論では色々議論があったが、基本認識では、それほど意見が違っていない」と感じたことです。これは意外でした。
以下は、私が感じたことを独断と偏見で記載します。 事実と違っている部分があればお許しください。

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2008.11.03

企業に人材育成担当部門は必要か?

 10月31日(金)は、東京大学安田講堂で開催された産学協同シンポジューム「ワークプレースラーニング2008」に参加しました。

当日の参加した人は800名、個人的な感触ですが、企業人材育成部門の人5割、企業に教育を提供する機関やコンサルタント4割、その他1割 とみました。
参加費用4千円だったので、これだけ集まればイベントとしては十分採算がとれる。さすが商売がうまいなあ!

ワークプレースラーニングとは、研修の学びに加えて、現場の学びを重視した考え方で
1) 実務を通した学びのあり方
2) 研修と連動した現場の学びのあり方
のことを指している。

最初に主催者の東京大学の中原先生がプレゼン:
企業内に働く人は、どこで学び成長しているかを調査した結果
「実務を通して70%を学んでいる。研修からは30%しか学んでいない。」
「企業の人材育成担当者は研修だけやっていてよいのか、どうしらよいのか。」
という問いかけです。

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2008.09.29

インターネットを活用したアクションラーニング

 先のブログで紹介したアクションラーニングの解説本「質問会議=なぜ質問だけの会議で生産性が上がるのか? 」が9月22日に発売になりました。

週刊誌AERAの9月29号の特集で紹介されたこともあって、瞬間風速かもしれませんがアマゾンマネジメント・人材管理部門のベストセラーになっています。

なぜ質問会議は意見会議よりも問題が解決できるのか?
なぜ質問会議は意見会議よりもチーム(職場)のコミュニケーションが良くなるのか?
なぜ質問会議は意見会議と違って能力が開発されるのか?
そして、その質問会議の手順の紹介。

私自身、数年間アクションラーニングを学んでいますが、読んでみて、今までの自分自身の進め方の振り返りとして良い勉強になりました。

しかし、アクションラーニングは本を読んだだけでは納得と言うところまではいきません。やっぱり、セッションに参加し体験して見なくてはよくわかりません。

そういう意味で、大阪ではマインコンサルタンツの田淵さんが、毎月アクションラーニングの体験セッションを開いています。

しかし、地方から大阪まで出かけてという訳にはいかないと思います。

そこで、新しい試みとして無料通信ソフトを利用したインターネットによる体験セッションのサイトを開設しました。  
Skypeを使用すると最大10人までの音声チャットを行うことができます。Skypeは携帯やIP電話に広く使われています。しかし、電話番号を使わないでインターネット上のパソコン同志で音声或いはテレビ電話として使用する場合は無料です(但し、パソコンから番号電話にかけると有料になる)。
GoogleにもGoogleトークという名称の似たような無料サービスがありますが、これだと最大5人までしか同時会話できないのでSkypeにしました。

なお、Skypeの使用は体験セッションでなくとも、無料のテレビ電話としても使えます。旅費交通費・通信費節約(そしてCO2削減)の有効な手段ともなります。
最初はとっつきにくいかも知れませんが、手順を追って一つ一つやっていけばできます。何と言っても、現在66歳の私でさえできたのですから。

皆さんも、やってみませんか。

 ⇒ アクションラーニング活用研究会
  (この中の「インターネットの多人数音声通話を活用した体験セッション」をクリックして下さい。)

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2008.08.31

超資本主義と格差拡大

 最近クリントン政権で労務長官を務めたカルフォルリニア大学のロバート・B・ライシュ教授の「暴走する資本主義」を読んだ。米国でこの本が話題になるのはライシュ氏の経歴からみて、次期大統領選挙で民主党が勝利したとすると民主党の政策のバックボーンになるのではないかという点です。
話の要約をすると以下のようになる。

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2008.05.08

サスティナブル経営

 日経エコロジーによると、環境コミュニケーション報告書のタイトルは、2004年には「環境報告書」がトップであったが、2006年には「CSR報告書」「CSRレポート」がトップになり、今年は、トップには、まだ至っていないが「サステナブルレポート」という名称が少しずつ増えている、とのこと。
どうしてサステナブルレポートという名称になるのだろうか、事業継続マネジメント(BCMS)とどんな関係があるのだろうか、と疑問に思っていると、丁度タイミングよくAmazonから「サステナブル経営」という本の紹介メールがきた。

買ってみると2004年5月 日本地域社会研究所編集・発行した意外と古い本で19人の筆者が色々の角度から持論や事例を紹介している。
読んでみると「サステナブル経営」とは、企業経営の問題ではなく、地域社会の持続性のことを言っており、事業継続マネジメント(BCMS)とも直接関係がない。正確には「サステナブル・コミュニティ・マネジメント」のことである。
しかし、企業が発行する「サステナブルレポート」も、「サステナブル・コミュニティ・マネジメント」の一環であることには違いはない。
企業には以前からCSR(Corporate Social Responsibility=企業の社会的責任)という言葉があった。しかしCSRというとコンプライアンスを中心としたリスクマネジメントに間違えられる恐れがあるので、これを嫌って「サステナブルレポート」としているようである。

企業におけるサステナブルとは
 「企業は、コミュニティの構成要素の一つであり、社会の持続可能性の中の一つに企業も含まれる。持続可能なコミュニティを構築するには、企業自身のサスティナビリティ(持続可能性)を向上するためのマネジメントシステムを構築するだけでなく、企業が有する技術力、資本力、人的資源を活用して、社会のサスティナビリティを向上させるための提案や取組を行う」ということで、広い意味のCSRである。
この考え方を一番よく現わしたものが、今年度(第10回)環境コミュニケーション大賞を受賞したリコーのサスティナブルレポートの中の社会責任経営報告書の記述です。
環境コミュニケーション大賞の講評にも「リコーの社会責任経営報告書はCSRの基本的考え方が要領よく説明されていて、分かり易い」とある。

080507csr
リコーのCSRの考え方(クリックすると拡大します)

ところで、本題に戻って、この本の「サスティナブル経営」について概説します。

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2008.03.29

職場のメンタルヘルス

3月27日北陸経営品質フォーラムでは、『高ストレス時代のマンパワーリスクマネジメント-大切な人材を失わないために、管理者が知っておくべきこと-』と題して金沢こころクリニック院長浜原先生のお話を伺いました。

最近は「心の病」になる人が増えているようですね。
安部前首相がそうであったし、石原都知事やビートタケシが目を絶えずパチクリやっているのも、チック病という一種の心の病だそうです。

企業へのアンケート調査によると「心の病により1ヶ月以上会社を休む人は2002年59%から、2006年には75%に増えている。」また、「メンタルヘルス対策を強化した企業の数は2002年33%から2006年59%に増えている。」
メンタルヘルスが悪化した要因は、「コミュニケーションの希薄化が50%」「仕事量の増加が16%」で、悩んでいる年代は30代が多いそうです。
この結果は意外ですね。仕事が増えたので心に病になるのではなくて、個人で仕事をする機会が増えたことや、職場内の助け合いが減ったこと、が原因だそうです。

「働きすぎても病気にはならない」
自分の意志で、ある期間に限定したものであれば、少々働きすぎて疲れがたまっても病気にはならない。回りや上司に頼まれて、断れず、働けされたときに病気になる。
ストレスとは「なんらかの刺激が心身に加えられた結果、心身が示したゆがみや変調」だそうで、自分の意志で進んでやったことときにはゆがみが生じないそうです。

こころの病には、次のようなものがある。
・うつ病    10人に1~2人
・適応障害   10人に1人
・パニック障害 100人に2~3人
心の病気は特別のものではなく、誰でもいつでもかかる可能性がある。

職場の対策
 職場における横のつながりの回復と、責任と裁量のバランスの取れる仕事の与え方。そして、一人ひとりの働きがいに焦点を当てた活力ある風土づくりが基本です。
そして、早期発見、早期治療を支援する仕組みを作ることが大切だそうです。

心の病にかかったかどうかは、知識があればすぐに発見できる。
次のページに全国共済連の「メンタルヘルスの状況についてのチェック表」が公開されています。
一度、試してみてはいかがでしょうか。

講演では心の病の中で「うつ病」と「パニック障害」について症状と治療方法について説明がありました。
詳細は省略しますが、気にとまったことだけ記載します。
特に「人は何のために生きるか」という箇所はメンタルヘルスとは関係なくとも参考になりました。ありがとうございました。

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2007.09.25

Excel2007でのパレート図作成手順

先日あるお客さんで「ExcelによるQC7つ道具」の研修をさせていただいた。
ところが、Excel2003ではできたパレート図がExcel2007では作成できない、というトラブルが発生した。
実はExcel2007をもっておらず調べていなかった。(=_=)

今度Office2007に更新し、調査したところ、新しいExcel2007では、2軸上の折れ線や2軸上の縦棒といった「組み込み」のグラフの種類はなくなっていることを確認しました。
Excel 2007では複合グラフという新しい機能を追加した代わりに、組み込みグラフを削除したのですね。

その後Excel2007でいろいろテストしたところ、Excel2007でパレート図を作成するときは次の手順で行うのがよいことがわかりました。
以前、私の研修を受けられた方に、下記を補足します。

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2007.08.29

コマツ金沢工場見学会

北陸経営品質フォーラムの月例会で今年2月に稼動したコマツ金沢工場を見学した。
参加者は40名程度。
コマツOBではあるが、金沢工場を見るのは初めてである。
Dsc05220 右の写真は、産業機械(大型プレス)工場の全景である。この、すぐ近くに大型建設機械の工場も建設が予定されている。
コマツがこの地に工場を建設したのは、石川県が工場のすぐ横に3万トンの貨物船を接岸できる埠頭を用意したことで、物流コストを大幅に減らせることが第一の動機であるとのこと。
工場は全長200mで、トヨタ自動車向け等の自動車のボディなどの大型プレスを4スパンのライン方式で生産している。現在の生産状況は月産11台とのこと。
先ず、入ってビックリしたのは工場が完全密閉式になっていること。お菓子の製造工場では、このような建て屋になっているのを見かけたことがあるが、1,000トン近い重量物の生産工場がこのような造りになってるのを見たのは初めてである。
工場全景は蒲鉾型の建て屋になっているが、この建て屋は2重シャッターの断熱建築になっていて、中の空気も潮風を入れるのではなく内部循環式になっている。
これは、塩害の防止と精度保証のための準恒温室が目的だそうだ。
工場内100箇所以上に子メータを装着して、省エネ管理をしている。
生産ラインは自動化されていて人がまばら、人員は2交代延べ50人だそうである。

敷地の割には人が少ないと感じる。石川県が鳴り物入りで誘致した割には雇用創出にどれだけ効果があるのだろうか?? この工場だけを考えると疑問だが、下請けまで考えると効果があるのかも知れない。
この次に建設機械工場が大阪から当地に移転ということになれば地方の活性化という意味で貢献するのかも知れない、とひとりで納得する。
一方環境という面からは、陸から海への物流コストの削減や省エネ、製品の性能向上等で製品(プレス)当たりの炭酸ガス量は相当に削減できたように感じる。
この点について、数値で説明していただけると税金を納めた側として納得できたのだろうが、具体的な説明がなかったのが残念でした。

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2006.09.21

北陸新幹線が走る前に考えること

今日は、北陸経営品質フォーラムの総会の後、北陸経済研究所の山崎部長より「北陸新幹線が走る前に考えること」というテーマで記念講演を聴いた。

2014年に地元が待ちに待った北陸新幹線が開通し、金沢-東京が2時間半、日帰りができるようになる。
便利になる。これまでのデータを見ると新幹線が通った市の人口は確実に増える。新幹線が通らない市は人口が減る一方。

ところが、よいことには、悪いこともつきもの。
その一つがストロー現象、人・お金が東京や沿線大都市にひきつけられて周りが過疎化してしまう。
その対策をどうすればよいか。
山崎氏が目をつけたのは、鉄道である、全国各地の状況を調査すると鉄道が残っている地方は過疎化しない。不採算といって廃線にしてしまう急激に過疎化してしまう。

そこで、富山県は路面電車を目玉にした。

富山市のライトレール 富山地方鉄道、 高岡市の万葉線

全国で路面電車はなくなる中で、富山県には3つも残っている。
中でも今年4月に開通してライトレールは、色とりどりのツートンカラー、バリアフリー、沿線の建物のレトロ化など色んなアイディアを凝らしている。乗客は日曜・祭日が平日の倍あるそうである。
以前富山市の路面電車の話しを聞いたとき、環境対策だと思っていたが、本当の目的は地域おこし・・・やがて来るストロー現象を予防する手立てだったのだ。

もう一つ、富山県がやろうとしていることは、地域密着型の新幹線富山駅の建設、地元の人が使いやすいように、駅の地下に屋台、保育所、介護施設(一時預かり)などを設けることを提案している。なるほど、そうすればストロー現象も緩和できる。

さすが富山商人ですね、感心しました。
それに引き換え、石川県の無策さを再確認しました。

北陸3県の県民性を現す言葉に「越前(福井)詐欺、越中(富山)強盗、加賀(石川)乞食」という言葉がありますが、この例が、そのことにピッテリ当てはまる。
福井駅は、駅に中にショッピングセンターを入れ地元民が使いやすくしている。
富山駅も、屋台・保育所などをいれ地元民が使いやすくして、お金が東京に流れないよう工夫しようとしている。

それに比べて、先に作った金沢駅や小松駅は、観光客向けで、地元民が使うことを殆ど考慮していない。
新幹線が通れば、観光客は放っておいてもやってくる。地元民が使いやすくしなければ、地域は活性化しないし、ストロー現象で消費は東京やその他の魅力的な都市に吸いとられ、やがて寂れてしまう。

これが現実にならないことを願います。

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2006.04.03

現場力とは?

先日、東京のセミナーでALセッションに参加したときのことです。
2回目のセッションの規範の一つに「無邪気に子どものように」と言う項目が追加になりました。

ある会社の教育担当者が「現場力を上げたい」と言う問題(課題)を提起をされた。
この時、自分は
・現場力とは何ですか
・現場力の最もよい会社はどこですか
と言う質問をした。
その会社はソリューションを業務としている会社だったので、現場での顧客クレーム対応力や商品提案力のことを言っていた。
それでは、現場力が最もよい会社はというと「トヨタ自動車だろう」ということだった。

セッションが終わった後の振り返りで、誰が一番無邪気な質問をしたかということになり、それは西村さんだろう。
恥ずかしがらずに「現場力とは何ですか」と聞いた、と言うことだった。

「えっ、何それ! 現場力とは一般用語だったんだ」
「それを、恥ずかしがらずに聞いてくれて、現場力の本質について考えさせてくれた」
と言うことらしい。

正直、自分の無知ぶりをさらけ出したようで、一瞬、恥ずかしい気がしたがALセッションではそれがよいんですね。

その後帰ってから現場力について調べてみると、一般的にいう現場力とは、現場のワクワク感・技能スキル・チームワークを指しているようで2004年1月経団連会長でもあるトヨタ自動車の奥田会長の発言が契機になっているようだ。
この背景には、リストラ、契約社員の増加、団塊世代の一斉退社に対する危機感がある。

現場力の解説は、GLOBIS columns のページが最も分かりやすい。
また、日本能率協会からは現場力セルフチェックシートも出ている。

でも、皆さん、よく勉強なさっているんですね。感心しました。

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