「緑のカーテン」プロジェクト
右の写真は7月18日現在の自宅の「緑のカーテン」の写真です。本格的なカーテンを作るには、もう暫く時間がかかります。
横浜市環境科学研究所の報告書によると「ご家庭で2m×2mの緑のカーテンを2面つくったとすると、室内へ伝わる熱を抑えるため、8畳用エアコンを夏の間1台止められる試算になります。これによるCO2削減量は約130kg。なんと杉の木9本植えたのと同じ効果です!」と紹介されている。
緑のカーテンが効果で冷房効果があるのは、植物の葉の炭酸同化作用(光合成)を行う時に、地中から吸い上げられた水の一部が水蒸気として放出され、その水蒸気が蒸発するときに熱を奪うから、即ち打ち水と同じ原理です。
今年度は町内会を通して当町内(小松市希望丘130戸)に「緑のカーテン」の設置を呼び掛けたところ、32戸より応募があった。
以下、現在までのプロジェクトの経過です。
4月の町内役員会に「緑のカーテン」プロジェクトの企画を提案して了承を得た。
4月中旬に各家庭に案内チラシを配布した。
5月8日、応募があった家庭に、希望に応じて朝顔の種又はゴーヤの苗と作り方のガイドブックを配布した。種又はゴーヤの苗は一定数量までは無料配布ですが、その他は各家庭持ちです。
なお、ネットで調べると横浜市の「緑のカーテン」のページが最も充実している。
この中の「栽培テキストpdf」を参照するとよいですね。
更に詳しく知りたい方には、ゴーヤについてはNPO法人緑のカーテン応援団発行「緑のカーテンの育て方・楽しみ方」が良いです。朝顔については、田旗裕也・浅岡みどり筆「大人が楽しむアサガオBOOK」が詳しく紹介しています。
私自身は、これまで経験がなく余りよく分からなかったので、この両方の本を買って勉強してガイドブックを作りました。
なお、私の家では家の前は朝顔のカーテン(前の写真)、家の横はゴーヤのカーテンにすることにした。以下は私の家の状態です。
5月18日
プランターに植えたゴーヤの苗の状況です。左が 苦味のあるお長ゴーヤの苗、右が 苦味がなくサラダにできる純白ゴーヤの苗です。
雨の日以外は、毎日夕方じょうろで水をやりました。
6月19日
苗が大きくなってきたので園芸店よりネットと置肥(写真)を買ってきて、ネット貼りと置肥をした。
ネットは2階のベランダーまで、届くように高さ2.7mのネットを2枚つないで5mにした。
7月7日
数日前から、いつの間にかお長ゴーヤに実がついているのに気がついたが、今日見ると大きくなった。
自分の家では、放っておいても虫がきて受粉したが、向いのKさんの家では、人口受粉しないとダメとのこと。自分の家では庭に他の草花があるので虫がきているが、Kさんの家ではコンクリートの上にプランターを置いているので虫が来ないようだ。
通りかかったYさんの奥さんがゴーヤの苗が痛むので最初のゴーヤは早く採った方が良いと忠告を受けた。
その日の晩はゴーヤの炒め物でした。ちょっぴり苦くておいしい。
7月17日
液肥ハイポネックスを買ってきて、500倍に薄めて根元にまいた。
見ると純白ゴーヤが大きくなっている。
7月18日
梅雨の末期で雨が続いていたが、今日から梅雨明けらしい。今日の状態のゴーヤのカーテンの状態です。
暑いので葉がしおれている。夕方水をたっぷりやらねばならない。
以上は、私の家の状態ですが、町内会としては引き続いて以下のイベントを予定しています。
8月8日 環境講座
8月末 緑のカーテンコンテスト
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