« ISO14001規格の問題点 | トップページ | エコアクション21ガイドラインの改訂 »

2009.12.20

QCサークル活動導入時の戸惑い

 ISO9001の認証登録件数は2006年第四四半期、ISO14001の認証登録件数は2009年第一四半期をピークにして減少に転じている。その関係でしょうか幣事務所へのISOコンサルの引き合いが昨年11月頃よりピタリと途絶えてしまった。
代わりに増えたのがISO9001/14001の内部監査員レベルアップ出張研修と中小企業緊急雇用安定助成金に基づく休業教育の研修依頼です。
中小企業緊急雇用安定助成金による研修では、「5S活動指導」と「QCサークル活動指導」です。
これらのテキストは、下記ページに公開してあり閲覧は可能です。

 5S実践テキスト 
   整理/整頓/清掃/清潔/しつけ/事務作業の5S
 QCサークル指導
   QC的な考え方/QCストーリー/QCストーリーで使用する手法

 QCサークル活動の指導は、10年位活動を続けているが、更にレベルアップしたい会社が1社、新たに支店に拡大したい会社が1社、新規に導入する会社が1社、計3社です。

 これまで、10年位活動を続けている会社では、殆どは「問題解決型QCストーリー」を使用されているので「課題達成型QCストーリー」を紹介しましたが、「QC的な考え方」がある程度定着しているので、さすがに理解が早いですね。

 初めて導入する職場の場合、「QC的な考え方」「データを取る」という習慣がないので、QCストーリーを理解するまで大変なようです。
「話し合ってQCサークルテーマを選んでください」というと、「整理整頓」「仕事のマニュル化」といった手段をテーマに取り上げてしまう例が度々発生する。
これでは、数値目標が設定できずQCストーリーになりません。
注意する点は、「問題解決型QCストーリー」では、現状把握で「悪さ」をデータで明確にし、それに基づいて「目標設定」と「原因分析」をすること。
即ち「悪さの改善」をテーマにすることです。

Qcst_genin


 「課題達成型QCストーリー」では、現状把握で「課題」を明確にし、それに基づいて「あるべき姿の設定」と「現状とのギャップ分析」を行い「目標」を設定する。

Qcst_kadai

 最初に、ここの部分をクリアしないと、手法の活用以前の問題でQCストーリーにならないので初めて、QCサークル活動を始める方は、この点を特に注意してください。

|

« ISO14001規格の問題点 | トップページ | エコアクション21ガイドラインの改訂 »

m 読書・研修」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ISO14001規格の問題点 | トップページ | エコアクション21ガイドラインの改訂 »