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2009.12.28

「オープン・スペース・テクノロジー」を活用する

 問題解決法には、現状の悪さやあるべき姿を明確にして、そのギャップを、論理解析を行って解決していく方法と、モヤモヤとしたもの中から本質を掴みだし解決する方法がある。
「前者はニュートン理論で、後者はカオス理論に例えられる」といわれている。
前者の代表的なものがQCストーリーで、後者はポジティブアプローチと言われる方法です。

ポジティブアプローチには、ワールドカフェ、AI(アプリシエイティブ・インクワイアリー)、OST(オープン・スペース・テクノロジー)、アクションラーニングなど手法があり欧米では古くから使用されているが、最近日本でも、これらの方法が急速に普及しているように感じられる。
かく言う私も2006年にアクションラーニングコーチの資格を取得したのですが、実際の場面ではアクションラーニングだけでは使用する場面が限定されるように感じてきました。

ワールドカフェは、比較的多人数の集まりで設定したテーマに関して参加者の意識づくりのためによい方法である。先のブロク”ワールドカフェを使ったエンパワーメント研修”で私がお手伝いした事例を紹介しました。

これに対して、OSTはテーマがハッキリしているのだが、何からどのように手をつけたらよいか分からない場合に有効であるといわれています。
 ⇒ OSTとは(HUMAN VALUEの紹介ページ)

 先々月、ある中堅企業の経営者の方よりリーマンショック以来、顧客よりコスト低減の要請が強くなり、社内の『原価管理や発注管理』のやり方を改善する必要を感じているが、何が問題なのかよく分からない。休業教育を兼ねて、社内の話し合いと改善手段の研修をしてほしい」という依頼を受けました。

このテーマは、ポジティブアプローチが最適と思って、次の2日間の研修を企画しました。参加者は会社のマネージャークラス約15名です。

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2009.12.23

エコアクション21ガイドラインの改訂

 2010年6月1日より、エコアクション21のガイドラインが改訂になります。
 ⇒ エコアクション21ガイドライン2009年版

主な内容は、2009年11月30日付けの環境省報道発表で以下のように掲載されています。
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今回の改訂の主なポイントは以下のとおりです。
・環境マネジメントシステムの要求事項として、「(段階的に取り組むにせよ最終的には)全組織・全取組を対象とすべきこと」を明確化
・必ず把握すべき環境負荷項目として、「化学物質使用量(化学物質を取り扱う事業者の場合)」を追加
・必ず環境目標を策定すべき項目として、
「化学物質使用量の削減(化学物質を取り扱う事業者の場合)」
「グリーン購入」
「自らが生産・販売・提供する製品及びサービスに関する環境配慮」の3項目を追加
・環境活動レポートに記載すべき内容をより充実させ、かつ分かりやすくするため、5点(組織概要、対象範囲、環境活動計画における次年度の取組内容、環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果、代表者による全体評価と見直し)を環境活動レポートの要求事項として追加
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これだけの内容では、どう対応してよいかよく分からないと思いますが、事業者向けに12月より来年3月にかけて、全国9ヶ所で、環境省主催の説明会が開催されています。

 ⇒ 事業者向け説明会の開催案内のページ

 ⇒ 「エコアクション21ガイドライン 2009 年版」の策定に伴う移行措置

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2009.12.20

QCサークル活動導入時の戸惑い

 ISO9001の認証登録件数は2006年第四四半期、ISO14001の認証登録件数は2009年第一四半期をピークにして減少に転じている。その関係でしょうか幣事務所へのISOコンサルの引き合いが昨年11月頃よりピタリと途絶えてしまった。
代わりに増えたのがISO9001/14001の内部監査員レベルアップ出張研修と中小企業緊急雇用安定助成金に基づく休業教育の研修依頼です。
中小企業緊急雇用安定助成金による研修では、「5S活動指導」と「QCサークル活動指導」です。
これらのテキストは、下記ページに公開してあり閲覧は可能です。

 5S実践テキスト 
   整理/整頓/清掃/清潔/しつけ/事務作業の5S
 QCサークル指導
   QC的な考え方/QCストーリー/QCストーリーで使用する手法

 QCサークル活動の指導は、10年位活動を続けているが、更にレベルアップしたい会社が1社、新たに支店に拡大したい会社が1社、新規に導入する会社が1社、計3社です。

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2009.12.12

ISO14001規格の問題点

 環境マネジメントシステムとは、一般的に環境パフォーマンスの継続的な向上を目指すものと思われる。しかし、EMASやEA21は、特定の環境パフォーマンス基準に言及しているが、ISO14001では、環境パフォーマンスの向上を要求事項としていない。
小職の経験では、国内大手の認証機関の判定でも、環境パフォーマンスの向上は組織の自主性に任され過ぎていて、極端な場合、環境リスクの管理がキチンとできていれば、環境パフォーマンス向上の取組がほんの僅かあればISO14001規格に適合と判断される例を時々みかける。
果たして、それでよいのであろうか、常々疑問を抱いていた。
以下、EMAS、ISO14001、EA21の目的・適用範囲を比較し問題点を考えてみる。

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