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2009.07.29

eco検定・エコピープル・エコユニット

 私はISO14001のコンサルやエコアクション21の審査人、環境カウンセラー、地球温暖化防止推進員と、有償ボランティアに近い立場で環境に関わっている。
またISO14001の自己適合宣言に移行する企業や、何年もISOをやっている企業には内部監査員のレベルアップのためにeco検定を受験することをお勧めしている。顧客に勧めている自分が受けていないのは問題だと思って、7月26日第6回のeco検定を受験した。
環境を業としている私のような立場では、何も勉強しなくても合格するのが当たり前である。でも、正直なところ、もし落ちたらどうしよう、日頃生意気なことを言っている手前、恰好がつかない、と不安が頭をよぎる。そこで、事前勉強をしようと思って、昨年テキストと問題集を買った。しかし、仕事や町内会など忙しいことにかまけて殆ど勉強しないまま、試験日直前まで来てしまった。

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2009.07.07

水道哲学は今でもいきているか

 5月の北陸経営品質フォーラム例会はパナソニックのグループ企業が幹事会社で、PHP研究所から講師に招き、「創業者松下幸之助」と題して講話をしていただきました。

松下幸之助は、明治27年生まれ、パナソニックを一代で築き上げた日本屈指の経営者で、経営の神様とも、関係者からは社主とも称されている。自分と同じく丁稚から身を起こした思想家の石田梅岩に倣い、PHP研究所を設立して倫理教育に乗り出す一方、晩年は松下政経塾を立ち上げ政治家の育成にも意を注ぎ、平成元年に亡くなられた。

私自身も過去に松下幸之助の本を何冊か読んだことがあり、興味があって参加した。

講話の内容は、私自身にとっては、それほど目新しいものがなかったが、パナソニックのグループ企業の社員の皆様が毎朝どのような社訓を唱和しているかを知ることができた。
 ⇒ パナソニックの社訓
このような社訓を毎朝、唱和していると考え方も自然と変わるのでしょうね。

 ところで、講師の話の中で水道哲学の話が出てきた。

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2009.07.04

「有効性監査」ができる内部監査員を養成する

 ここ3ヶ月の間に、4社でISO9001:2008内部監査員養成研修”有効性監査”の手法習得のお手伝いをさせていただきました。
今月中に、もう1社依頼を受けているので5社になります。

これまではISO9001の内部監査員よりもISO14001の内部監査員養成研修の依頼が多かったが、ここへきてISO9001内部監査員養成の依頼が集中しているのはISO9001:2008改訂の影響のようです。

依頼をいただいたキッカケは、どの企業様も認証機関より「貴社の内部監査は監査のチェック項目が、定文化しており有効に行われているとは思えない。適合性監査から有効性監査に内部監査の観点を改善するよう検討しなさい 」との指摘を受けていることのようでした(新規認取得の場合を除く)。
認証機関が本当にそのようなことを言うのだろうか? 「良い指摘をする認証機関ですね、どこの認証機関ですか?」と尋ねてみると、J△A、JA△O、JS△とそれぞれ違った認証機関の名前が出てきた。
これは、これはどうも2008年版改訂の際に重要課題となった"Output Matters"の問題に関連して認証機関側が一斉に対応しているようですね。それと、ISO19011「マネジメントシステム監査の指針」で、内部監査プログラムのレビューと継続的改善を要求していることにも原因があるかもしれません。

ここでは、”適合性監査””有効性監査””付加価値監査”の違いと、内部監査における有効性監査の概要について紹介します。

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