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2009.04.29

ISO9001の要求条項の適用除外について

昨年11月にグローバルテクノ社の”ISO9001:2008規格改定コース”を受講しました。
その内容はブログ「ISO9001:2008年改訂」で紹介させていただいています。

しかし、認証機関(というよりは審査員)によっては、これまで規格条項の逐条審査や間違った解釈で審査をしてきた経緯から、本当にこの解説通りに運用するのだろうか、お客さんにコンサルティングをする手前、不安に思っていた。
そこで、JAB系認証機関の研修を受けた友人に解説テキストを送っていただき、自分自身は4月初めUKAS系認証機関の規格解説の説明会に参加した。
グローバルテクノの研修と両認証機関の解説の3つを見比べてみると内容に大差はない。

また、3月に開催された第5回JAB公開討論会の公開資料を見ると
 「審査を変える」 「ISO 9001逐条審査からの脱却」
ということを言っている。
認証機関もどうやら本気になったようだ。これならば、自分が先の書いたブログ「ISO9001:2008年改訂」の内容は、大筋で間違っていないと確信した。

認証機関の説明会の終了後、担当の方に「日本では規格の条項通りに書いた品質マニュアルが多いですね」という趣旨のことをいったら「認証機関の立場として、規格条項順ではなく、自社のQMSのプロセスに沿った品質マニュアルに変更することを推奨するが、やりなさいとはとても言えないですよ」との返答でした。
この辺は、ISO9001:2008規格の意味を正しく理解していれば、そこまでは踏み込まないということでしょう。

ところで、認証機関の説明会のときに、自分がこれまで適用除外についての理解が足りなかった点に気づいた。
以下は適用除外についての頭の整理です。

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2009.04.20

エコアクション21の不祥事の処置に思う

この程、エコアクション21中央事務局より自動車整備業において雛型による画一的(金太郎的)取り組み(約30社強)が発覚し、それを故意に見逃した審査人2名に対する審査人業務の一時停止と、その状況を判定委員会で見抜けなかった4つの地域事務局に対して戒告の処分が発表された。

昨年この話を聞いたとき、金太郎的取り組みがなぜ悪いのかという疑問を持った。というのは、私はいしかわ地域版環境ISOの審査もしているが、ここでは金太郎的取り組みが多々あるが審査基準では、これを認めている。その理由は、事業者が環境負荷の改善に目覚めてもらうことが目的で、内容は活動を実施していく過程で上げていけばよい、また、小企業では文書作りに不慣れである、ベストプラクティスを導入するという意味でも悪くない、という考え方である。
しかし、ISOやエコアクション21では、これを許していない。このような取り組みはISOやエコアクション21の認証・登録制度の基本的要件に反しているこことは理解しているがなぜ許さないか、またEA21中央事務局の発令した再発防止の方向づけについて考えてみた。

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2009.04.16

EA21審査人の活動レポート

3月初め、エコアクションSNSを見て頂いた環境コミュニケーションズ社の『資源環境対策』誌の編集長より、今年1月より中小企業向け環境マネジメントシステム(SME_S_EMS)の頁を新たに設け関連読者に情報提供を行っているが、5月号に執筆してくれないかという問い合わせがあった。
内容は「エコアクション21を支える審査人の実際」というテーマで、EA21審査人としての活動レポートのようなものを書いてほしい、とのことでした。

私が書いて良いか気が引けましたが、折角ですので書かせていただきました。
この程、ゲラ刷りが送られてきましたので、発刊前にこの部分のみ掲載させていただきます。

 ⇒ EA21を支える審査人『生涯現役-環境分野の専門家を目指して』

月刊誌『資源環境対策』
 発行部数=8,000部、読者は自治体の職員,メーカー,事業所の技術担当,研究者などの方々が中心です。

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