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2008.11.06

生物多様性とは、何をするの?

 11月5日、環境カウンセラー資格更新に必要なため、名古屋国際会議場で開催された環境カウンセラー研修に参加しました。
0811rimg0182 研修のテーマは2010年10月名古屋で「生物多様性条約第10回締約国会議」(COP10)が開催されることもあって「生物多様性」でした。

生物多様性という概念は難解であるが、一口にいうと、生物のつながり、個性のことを指し、生態系、種、遺伝子の3つのレベルがある。

現在、この多様性が急速に失われつつあることが問題である。
その原因は、地域の乱開発、外来種の人為的持ち込み、急速な気候変動(温暖化)などである。
と言っても、私個人として、今すぐ我々人間の生活に実害がないので、なんとなくピンとこない。多分、大部分の一般の人もそうではないかと推測します。

いったい何をすることなのか?ということがこのテーマへの参加の動機です。

 この研修会の参加者は約150名、午前中の基調講演の後、午後は4つの会場に分かれて事例発表と意見交換会が行われました。

私の参加した会場は「生物多様性のプログラム」というテーマでした。いったい何をするのかと思って参加してみたところ、名古屋市の自然観察指導員「青木雅夫」先生の主として子どもとその保護者を対象にして自然観察会、の紹介でした。
青木先生は定年退職後ボランティアとして毎月、自宅近くの茶屋ヶ先公園で自然観察会を行っている他、成人学習の講座なども開催されている。
植物のスケッチや、写真で森の移り変わりの様子、子どもの反応などを紹介していただいた。スケッチのうまいこと、植物についての知識が豊富なことに加えて、話もうまく興味深く、飽きることなく話を聞くことができました。
青木先生は、「自然観察をしていれば、生物多様性の大切なことは当たり前のこととして分かる」と言っておられる。

ここで、この私は生物多様性とは、何をすることなのか、今になってやっと気づきました。
「自分が生物多様性はピンとこない・・・」と言っていたのは、これまで経済活動第一の生活を送っていて、自然のことをよく知らないからではないか。

生物多様性で求められていることは、「生物多様性の保全」であって、そのために「各人が生物多様性が、いかに大切であるかを実感し、自然を破壊しないように心掛ける」ということだった。

自分が実感していないものを他人に話せる訳がない。自分も、青木先生のレベルには到底到達しそうにもないが、近くの「憩いの森」を散策するときには森の中を詳しく観察するようにしよう、と決意しました。

なお、研修資料の他の発表のレジメを見ると「生物多様性の保全」の活動としては次のようなものがあるようです。
・自然観察会
・エコツーリズム
・有機農法への取組
・里山保全
・地産地消
・自然のネットワーク再生
 (例えば 霞ヶ浦のアサザプロジェクト、大府市のため池保全 など)
・海外の持続可能な方法で生産されたもの(例えば森林認証、有機認証)の輸入

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