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2008.01.03

我家の温暖化防止活動実行計画

みなさま、あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

IPCCの報告によると、世界全体で私たち人間は化石燃料(油、石炭、天然ガス)を燃やして、大気中に出している年間72億トン(炭素換算、以下同じ)の二酸化炭素を出しています。一方、地球には、大気中にある二酸化炭素を吸収する力があります。森林生態系と海洋が年間に合計31億トンの二酸化炭素を吸収でしています。
つまり、温暖化を防止するには、その差41億トン(57%)削減する必要があります。

そして、途上国での今後の人口増加や経済成長を考えれば、先進国は排出量を70%~90%を削減しなくてはならないでしょう。

ところが2006年度の温室効果ガス排出量の速報値をみると、日本全体では、京都議定書の基準年度の対して6.4%も上回っている。なかでも業務部門が41.7%、家庭部門が30.4%も上昇している。

私自身は省エネルギーセンターの省エネ指導員に登録させてもらっているが、その関係からか、昨年末省エネルギ―センターより「家庭・学校の省エネコンテスト」に応募するよう矢のような催促があった。

今は地球温暖化は「知っているから行動する」という段階に移ったと思います。
私自身、今までは自分のことよりも事業部門の温暖化対策ということに力を入れてきましたが、今年からは本腰を入れて自分の家庭の炭酸ガス排出量削減に取り組みます。
省エネコンテストの宿題を兼ね、今年の正月に我家のデータを分析し「我家の温暖化防止活動実行計画」を作成しました。
検討してみると、多少お金がかかるが「今まである技術を使って2012年までに55%削減できる」という結果を得ました。
以下、その計画です。

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1. 我家の概要
 2所帯住宅で玄関は同じだが、入ると1階と2階に世帯が分かれている。1階は長男夫婦、2階は我家です。
我家は、自分と女房殿、それと認知症の義母の3人家族です。自分は個人事業主で、その中の1室が事務所となっている。

2. 2007年度の分析
 ガソリン、LPG、灯油、深夜電力については、請求書・領収書をもとに算出した。
また、一般電力については2006年12月に設置した省エネナビのデータをもとに算出した。

     2007年度年間の一般電力の使用量推移図
Eco_kwh_suii


      表 2007年度二酸化炭素排出量
Eco_kwh_hyu

注)深夜電力は、原子力発電による電気を使用しているが、排出係数が不明であったため一般電力の排出係数の電力料金比率をかけたものを排出係数とした。

  図 構成割合円グラフ
Eco_co2_enn

3. 中期二酸化炭素排出量削減目標

 2012年までに我家の二酸化炭素排出量を55%削減する

1)ガソリン(構成比率46.4)  中期目標 40%減
 2008年~2009年 エコドライブ 燃費10%向上
 2010年 省エネカーに乗り換え
   省エネカーを購入、自分の車(初代プリウス)を女房殿に渡しコロナを廃車する。

2)一般電力(構成比率36.2)  中期目標 80%減
 2007年夏  省エネエヤコンに切り替え
 2008年~2009年 ”もったいない”活動 14%削減(3230KWH→2600KWH)
 2012年までに2000KWH太陽光発電設置

3)給湯(構成比率11.8)    中期目標 60%減
 2012年までに深夜電力を使用した温水器を、循環式太陽熱温水器+LPGエコジョーズに切り替える。
注)エコキュートでも同じ効果が得られるが、エコキュートは原子力発電の電力を使うため自然エネルギ―の使用を優先する。また、太陽熱温水器と太陽光発電設置は屋根工事となるため同時に行う。


4. 2008年度の目標と活動計画

1)ガソリン(構成比率46.4) 10%減(全体への寄与4.64%)
  エコドライブの実施

2)暖房(灯油・エヤコン)(構成比率22.1)30%減(全体への寄与6.63%)
  ①省エネ型エヤコンに更新(2007年7月実施)
  ②ウオームビッズ(下着をカシミヤにして設定温度を下げる)。

3)給湯 (構成比率11.8) 10%減(全体への寄与0.56%)
  ①風呂はまとめて入る

4)炊事 (構成比率5.6)  5%減(全体への寄与0.28%))
  (女房殿に改善案の検討をお願いする)

5)レーザプリンタ/PC(構成比率4.0) 10%減(全体への寄与0.4%)
  ①プリンタは印刷するときにスイッチを入れるようにする(スイッチ設置)
  ②wwwの内容はパソコン上で読む(プリントしない)。

6)冷蔵庫(構成比率3.5) 5%減(全体への寄与0.18%)
  (女房殿に改善案の検討をお願いする) 0.18%

7)ポット・便座 (構成比率1.2) 10%減(全体への寄与0.12%)
 ①夜間はポットの電源を切る

8)テレビ・照明 (構成比率1.1) 5%減(全体への寄与0.05%)
  (女房殿に改善案の検討をお願いする)

9)待機電力(構成比率1.1) 50%減(全体への寄与0.55%)
 切換えスイッチを設置して寝る前に電源を落とす
  ①居間のテレビ・ファンヒーター・パソコン
  ②居間のエヤコン
  ③台所のポット・電子レンジ
  ④自分の部屋のパソコント・ラジオ
  ⑤自分の部屋のエヤコン

10)洗濯(構成比率0.7) 50%減(全体への寄与0.35%)
  ヒートポンプ式洗濯機に更新(2008年1月予定)

          合計 全体で15%減                        

5. 効果の確認方法
 1) 車の燃料については、燃費データを把握する。 
 2) 一般電力については、省エネナビを活用する。 
 3) LPGは請求書の記載データを用いる。 

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コメント

どんな給湯方式が最もよいか?

上記の計画に当たって一番悩んだところは、給湯方式をどうするかです。
このページを掲載したあと、ECO Japan にエコ住宅研究家:濱 惠介先生が「賢いエネルギーの選び方」として給湯方式の比較を記載されていました。
たまたまかも知れませんが、自分の思いとぴったり一致しました。
以下にその部分を抜粋します。

■エコジョーズ(潜熱回収型ガス給湯器)
 定格給湯熱効率は95%、実熱効率を85%とすると、一次エネルギーは20.95Mj÷0.85=24.64Mj

■エコキュート(ヒートポンプ給湯器)
 発電所からの送電ロス60%、深夜電力で沸かして日中使い場合のロス33%とすると
 成績係数COP3の場合、熱効率は
  300×(1-0.6)×(1-0.33)=80%、一次エネルギーは20.95Mj÷0.8=26.18Mj
 成績係数COP4の場合、熱効率は
  400×(1-0.6)×(1-0.33)=107%、一次エネルギーは20.95Mj÷0.8=19.58Mj

■電気温水器
 エコキュート同様、発電所からの送電ロス60%、深夜電力で沸かして日中使い場合のロス33%とすると
 100×(1-0.6)×(1-0.33)=23%、一次エネルギーは20.95Mj÷0.27=77.6Mj

なお、エコキュートと電気温水器は深夜電力を使うので原子力発電による電力となり、別の意味で環境問題が発生します。

■太陽熱温水器
 太陽熱で沸かすので、一次エネルルギーはゼロです。しかし、天気の悪い日や冬は温めることができません。

以上のことを考えると、環境に最もよい給湯方式は
 太陽熱温水器をベースにして、足りない日はエコジョーズで追い炊きするのがベストです。

投稿: がまがえる | 2008.01.11 18:10

我が家は昨年新築した150㎡の2×4住宅で、省エネに努力しています。
貴宅の電力使用量が多いのには驚きました。
我が家は多いときで1月度の700kw/h、少ないときで10月の332kw/hです。
家族は6人です。老夫婦と若夫婦に1歳と0歳の孫が2人です。行政書士事務所兼用住宅で、通勤の事務員が1人います。
EA21の登録を目指して昨年の9月から取り組みましたが、結果はすべて負荷の増加でした。
ガソリンは事業活動が増えたために増加。電力、ガス、灯油、水道、一般廃棄物は、孫の成長、新生児の誕生が原因と思われすべて増加です。今後孫は更に増える見込みだし、孫が成長するにしたがって環境負荷は増える一方なので、家庭活動が主体ではEA21のシステム適用に適さないようで、EA21の登録は断念しようと思っています。

投稿: 佐々木悠次 | 2008.01.26 10:13

佐々木様、コメントありがとうございます。

確かに多いかも知れませんが、温水器の深夜電力(原子力電力使用)が大きいので、深夜電力を除くと、一番多い時が1月の377kw、一番少ないときが6月の184kwです。
認知症の義母を抱えているので、ある程度、目をつぶっているところもあります。
温水器の使用電力は、エコキュートにすると半分以下になることは分かっているのですが、一つ前のコメントのように別の方法を検討しています。

投稿: がまがえる | 2008.01.27 22:24

なるほど。そうすると我が家の電力使用量のほうが倍くらい多いようですね。参考にさせていただきます。ありがとうございました。

投稿: 佐々木悠次 | 2008.01.28 10:05

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