家庭における省エネ意識の現状
地球温暖化防止に関して、家庭部門と業務部門の二酸化炭素排出量が継続的に増加している。
全国的にその対策が進められつつあるようですが、石川県では、その啓蒙のため「県民エコライフ大作戦」という活動をしている。
その内容は、9月10日(月)~9月16日(日)の一週間、省エネ9項目、省資源7項目の取り組み項目を各人(各家庭)が、実施したかどうか ○ をつけ、その結果から二酸化炭素を何グラム削減したかを集計し、県のエコライフ大作戦事務局に報告公表するという企画である。
私は、たまたま地球温暖化防止推進員をさせてもらっているので、8月中旬、その活動への参加を地域の事業所や家庭に呼びかけてほしい、という依頼がきた。
ISOのコンサルやEA21の審査をさせていただいて、昨年まだ参加されていない事業所様37社に依頼状を出した。
その後、仕事の関係で依頼状を出した会社3社を訪れた時に確認すると、どの会社でも「エコライフ大作戦参加事業所」というポスターを貼ってあり、実施されている様子が伺えた。
予想以上で、これらの事業所様はISO14001やEA21の認証取得事業所が殆どで、もともと環境への意識も高いのだろう、と感心とともに嬉しく思いました。
ところで、自分の町内の各家庭へはどうしようか。
自分の町内は40年ほど前に造成された主として勤労者が中心の団地である。
以前は子どもも多く、町内会活動も盛んであったが、今は高齢者中心の団地となり町内会活動もあまり盛んではない。
自分自身も、町内会活動に余り熱心ではなく、役員もしていない。
(=_=) 町内の皆さん、どうもすみません。
どうしたものかと思案した末、町内の環境委員の方に事情を説明し、町内会で実施するよう取り計らってほしいと依頼した所、町内で協力してもらえることになった。
実際やってみたところ、その回収率が大変悪く、その内容にも?? という現状が浮かび上がった。
現在のエネルギーシステムは
「勤勉な供給者が、怠惰な消費者を養成しているようなもの。電気やガスの供給が非常に巨大なシステムゆえに、一人ひとりの市民の理解が及ぶ範囲を超えてしまい、スイッチの向こうで何が起きているのか、全く分かっていない。」
という表現がありますが、その通りと実感しました。
いや~、これは自分の家庭を含めての実感です。
以下は自分の町内の実施結果の分析です。
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