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2007.08.04

WRG(廃棄物・リサイクルガバナンス)登録制度

先月、当事務所のメルマガ「nsweb通信」7月号を読んでいただいた先輩環境カウンセラー埼玉県の○倉様より"廃棄物・リサイクルガバナンス"の情報をいただきましたので紹介します。

Wrg
  廃棄物・リサイクルガバナンスの実践(出展:経済産業省3R政策のページ)

廃棄物・リサイクルガバナンスとは、単なる不法投棄対策として構築するものに留まらず、ものの調達段階から最終処分・リサイクルといった各段階に至るサプライチェーンの流れを企業が責任をもって「統治」=ガバナンスする、という意味だそうです。

そして、その認証登録・支援制度が今年度から開始された。

 
廃棄物・リサイクルガバナンス(WRG)認証登録・支援制度は経済産業省管轄で、(社)産業環境管理協会 化学物質管理情報センターが事業展開している。
今年7月全国8会場で、そのセミナーが開催され○倉さんは東京会場に参加されたとのこと。

私自身はセミナーに参加していないが、ホームページより登録プログラムサポートプログラムをのぞいて見ると、
WRGに取り組みたい企業が、登録プログラムをダウンロードして自己診断チェックシートで評価し、弱いところを改善する。
その過程で公募により登録されたコンサル機関が有料でシステム構築をお手伝いする。
WRG構築が一定レベルになるとJEMAILへ登録申請し(有料)、認められるとJEMAILの認定企業ページに掲載されると共に、その登録マークをCSR報告書、サスティナビリティレポート、自社ホームページ等に掲載する、という内容です。

これは、CSRに取り組んでいる大企業や有害物質を排出する会社にとっては役に立つ制度かも知れませんね。
また、産業廃棄物関係の専門コンサル企業や意欲のある産廃処理事業者にとっては、支援事業に参加し今の事業を更に発展させる機会になるかも知れません。

しかし、その他の中小企業にとっては、WRGを実施する必要性は認めるが、お金をかけてまでやるかどうかは疑問ですね。

私が気に留まったのはJEMAILの登録制度ではなく、経済産業省の「廃棄物・リサイクルガイドライン」の方です。

特に第2章「廃棄物・リサイクルガバナンス構築に向けた体制構築と社内ルールの制定」は、ISO14001やエコアクション21で環境マネジメントシステムを構築するときに廃棄物のリサイクル・管理方法を作り込むときに役にたちますね。

 ⇒ 廃棄物・リサイクルガバナンス構築に向けた体制構築と社内ルールの制定

ただし、この中の2-15ページ 「中間処理業者の選定に当たって確認することが望ましい主要なチェック項目例」 はかなり詳細に作成されています。
これをまじめにやろうとすると一苦労があります。そこで、WRGプログラムでは専門コンサル機関と契約すると業務代行をしてくれる、というしくみになっているようです。
しかし、このチェック項目は、廃棄物処理業優良制評価の基準を引用してきているので、優良制評価の基準適合業者を選べばこのような面倒な調査は省くことができると思います。
但し、産業廃棄物処理業者は全国に3万社あるが、優良制評価の適合認定に応募した事業者が2007年7月現在まだ1千社というのがネックですね。今後、多くの産廃事業者が応募されることを希望します。

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