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2006.11.30

ブランド力とは何か

今月の北陸経営品質フォーラムの例会で、明治学院大学の大塩学長に「大学のブランド力と明治学院大学の経営戦略」というテーマでお話を伺った。

ある調査では、学生が志望校を選ぶ第1番目はブランドだそうです。

リクルートの調査では、大塩学長になって種々の改革を行なった結果、2004年から2006年にかけて明治学院大学の知名度が32%→42%に向上し、よい学生も集まっているとのことです。

しかし、お恥ずかしい話ですが、私自身これまで明治大学と明治学院大学も区別がつかない状態で、この話を聴いて始めて納得した状況です。
そんな状況ですから、学長がブランド力に力を注いでこられた理由もわかります。

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2006.11.17

顧客とのコミュニケーション

ISO9001の主旨は、不適合の予防を通して顧客の満足を得ることとされている。その中で顧客とのコミュニケーションプロセスを確立することは重要である。

この度、IRCAよりホームページ日本語版の特集ページ、顧客コミュニケーションのプロセスのポイントと、審査に当たっての着眼点の記事の掲載案内が送られてきた。

折から、日経ビジネス11月13日号に”品質の復習”という特集があり、偶然ながらその内容ともあっている。
しかし、IRCAの翻訳は直訳が多くて、分かりにくいですね。

日経ビジネスの中に紹介されているロームの具体例の方は分かりやすい。

 ⇒ ロームの顧客コミュニケーションの例
(PDFファイルです。著作権の関係上印刷不可の設定になっています)

IRCAの方も我慢して読むと、参考になる内容も含まれています。
ところが、字が小さくて読みにくいので拡大して以下に引用します。

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2006.11.14

デジタルタコメーター

昨日は富山県民会館で開催された中部経済産業局主催の「物流効率化セミナー」に参加しました。
「物流コスト削減及び運輸・輸送部門のCO2削減」という副題がついていたので環境の方に興味をもって参加したが、セミナーの主目的は物流コスト削減のセミナーでした。

最初に物流コストというのは、人件費、燃料費、施設機材費から成り立っているので、
「燃料費を下げる」「輸送距離を減らす」「輸送量を減らす」というのはコスト削減でもあり環境負荷の削減でもある、とう言い訳的な説明があった。

まあ「物流コストを下げることがCO2削減である」といった方が物流事業者様に対してインパクトが強くインセンティブが働く。
自分自身も、製造事業者様に対して「生産効率を上げることが製品当たりのCO2削減になる」というと説明しているからこういう言い方の方がよいかも知れない。

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2006.11.10

H-FMEAとRCA

今ある病院でISO9001マネジメントシステム構築のお手伝いをしています。
その病院の放射線科の技師長さんより日本私立医科大学協議会、放射線技師長研修会で講演して欲しいと頼まれ、僭越ながら今日お話しさせて頂きました。
場所はホテル日航金沢で参加者は約50名、持ち時間は1時間です。
テーマは「リスクマネジメント―産業界における実施状況とそのベンチマーク」

講演の前に、協議会の理事の方々と話をしていると「リスクマネジメントと言うのは事故が起きてから問題が起きないようにするとだ」という風に受け取っておられたようなので「私の話はそういうことではなく、予防対策が中心ですよ」というと「おや」という顔をされた。
すると、隣にいた今日司会をしてくださるある病院の技師長の方が次のような話をされた。

その方は医療安全委員会の委員長をしておられるようで、「現状では手術の時にメスが何本もあるが、どのメスを何回使ったかがわからない。バーコードシステムをいれて使用回数をカウントできるようにしたらよいのだが費用がかかって踏み切れない。」ということを悩んでおられた。

そこで、「費用を掛けてまでやるかやらないかは、リスクを目に見えるようにすること。
リスク評価を行なって許容されないリスクの場合は費用を掛けても実施すること、そのような体制がリスクメネジメントです。私の今日の話は、その辺の紹介をさせてもらうことです。」とお話したところ、納得されたようでした。

講演の主旨は、病院のリスクアセスメントというのは産業界に比べるとかなり遅れている。産業界ではリスクアセスメントが当たり前だが、病院ではやり始めたばかり。
ヒヤリヒヤット・インシデント・アクシデント中心の活動をしていても重大事故はなくならない。
最近、医療のリスクアセスメントの分析手法として、医療向けのFMEA(ヘルスケアFMEA)やRCA(根本原因解析法)という手法が開発されたので、使ってみてはどうですか。
という内容です。

講演後、5分ほど質問の時間をとっていただいたが会場から質問はなかったので、講演を依頼された先生に「これでよかったですか」と尋ねたところ、「これまでにない考え方で、参加者にかなりのインパクトを与えたと思う」とのこと。
お世辞かも知れませんが、ホッと一安心。

講演内容を下記ホームページに掲載しましたので参照下さい。

 ⇒ リスクアセスメント 医療への適用

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