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2006.07.26

地球シュミレータ

地球温暖化について、先のブログ”西暦2028年”で紹介したが、平成16年9月に日本が世界に誇るスーパーコンピュータでシュミレーションが行なわれていたんですね。

「地球シミュレータ」によると、世界中で二酸化炭素をかなりの努力で削減したとしても、今後、日本の夏が涼しくなることはないらしい。今は最高気温が30度を超える真夏日は7月中旬から8月末までの時期に限られるが、西暦2100年には6月中旬から9月末までの100日間と、かなり長い期間で出現するようになるらしい。

 その最高気温も、2020年ころには毎年35度を超えるようになり、2070年ころには40度を超える年が出現するようになる。日本の本州にも熱波が到来するようになる。

以下は、東京大学気候システムセンターの地球シュミレータ情報 からの引用です。

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図1 計算された年平均地表気温上昇量の地理分布。シナリオ「A1B」の2071~2100年の平均気温から、1971~2000年の平均気温を引いたもの。

また、日本の夏の日平均気温は1971~2000年の平均に比較してシナリオB1で3.0℃、シナリオA1Bで4.2℃上昇、同様に日本の日最高気温はシナリオB1で3.1℃、シナリオA1Bで4.4℃上昇となった。日本の夏の降雨量は温暖化により平均的に増加する。

これは、熱帯太平洋の昇温と関係して日本の南側が高気圧偏差となり、これが日本付近に低気圧偏差をもたらすと同時に暖かく湿った南西風をもたらすこと、および、大陸の昇温と関係して日本の北側が上空で高気圧偏差となり、これが梅雨前線の北上を妨げることによると見られる(図2)。
また、真夏日の日数は平均的に増加するという結果となった。これは、平均的な気温が上昇することによるもので、気温の年々の振れ幅には大きな変化は無いと見られる。
さらに、豪雨の頻度も平均的に増加するという結果となった。これは、平均的な降雨量が増加することに加えて、大気中の水蒸気量が増加することにより、一雨あたりの降雨量が平均的に増加することによると見られる。

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図2 計算された、将来の日本周辺の夏季(6・7・8月)における降水量(カラー)、500hPa高度(等値線)、850hPa風(矢印)変化の分布。シナリオ「A1B」の2071~2100年の平均から、1971~2000年の平均を引いたもの。500hPa高度は対流圏を代表する上空の気圧変化を表す。Hは周囲と相対的に高気圧性、Lは周囲と相対的に低気圧性の変化。850hPa風は、1500m程度の高さの対流圏下層の流れを表す。

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