経営戦略の中味の作りかた-2つの視点
今月15日、北陸経営品質フォーラムでマーケティングコンサルタントより、「この会社はどのようにして業績を向上させたか」と言うテーマで、自分のコンサル例より、あるインテリアメーカーの事例を紹介していただいた。
投資した設備投資の見込みが狂い、大幅赤字で苦しんでいた会社を再建させた話である。
最初に取り組んだことは、社長の独断先行型の組織を対話を取り入れた開かれた組織風土にしたこと。
その次にしたことは、営業戦略の中味である。
戦略とは、「競争に勝つための手段、何をやり何をやらないかを決めること」端的に言うと差別化ということになる。
そこで、実施したことは、チームメンバーと一緒になって、これまでの売上げデータを縦横詳細に調べた。
必死の実施している中で、全ての営業所が下降気味になっている中で、一つの営業所だけが売上げが落ちていないことに気づいた。
現地へ出かけて調べたところ、スチールやプラスチックのブラインドが多い中で、そこの営業所では顧客に木製のブラインドを積極的に紹介していた。
そこで、木製ブラインドに潜在需要があるのではないかと気づき、市場調査やコンペチターとの比較を行い、これまで製品化されていない木製の縦型ブラインドを開発した。
これが、他社製品との差別化となって、業績が回復し常時利益が出るようになった。
かいつまんで言うと以上のような話です。
そこで私が感じたこと。
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