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2006.05.03

廃棄物のリサイクルの現状

4月25日~28日まで、大阪で産業廃棄物処理業の認可申請に関する講習会を受けてきました。
エコアクション21で廃棄物処理業を審査する審査員は、この講習を受けることが必要条件になっている、と言う理由によるものです。
大阪コースの受講者は90名、東京コースと合わせると300名弱で、登録されたエコアクション21の審査員の半数が受けられたと言う計算になります。
講習の内容は、廃棄物処理業に係わる専門的内容になりますのでここでは取り上げませんが、テキストの中に排出物の再生利用の状況が出ていました。

ISO14001やEA21でゴミのリサイクルを取り上げている事業所は多いと思いますが、事業所を出た後どのように処理されているか、その実態はよくわからないと思います。

という私もこのデータを見るまで、実態を良く知りませんでした。
廃棄物のリサイクルはこの10年間で3割以上増えている。この効果があって最終処分量(埋め立て)はほぼ半減している。
このデータを見ると、ふん尿、紙、廃油、廃タイヤと言うのはリサイクルの優等生ですね。
紙は段ボールは大変よいが、印刷に使用する紙は余り良くないですね。
以外に悪いのが廃プラスチックでしょうか。
再生利用31%、埋め立て37%、残りは単純焼却。 これから益々原油不足になってくる見通しにあり、もっと廃プラスチックのリサイクルに力を入れる必要があるようですね。

以下は平成15年のデータで、成績のよいものから順に並べます。

①動物ふん尿:
 排出量 8千900万トン、再生利用 94%(主として堆肥化)
②廃油:
 排出量382万トン、再生利用 94%(主として燃料)
③紙くず:
 回収率66%、再生利用 60% 但し、段ボール紙90%再生利用されているが、印刷に使用する紙30%程度しか再生利用されていない。
回収率と再生利用の差6%は中国等へ輸出されている。
④廃タイヤ:
 排出量103万トン、リサイクル率 87%(マテリヤルリサイクル44%、サーマルリサイクル43%)
⑤ばいじん:
 排出量 1千500万トン、再生利用 73%(セメント混和材、路盤材など)
⑥木くず:
 排出量 592万トン、再生利用 58%
⑦廃プラスチック:
 排出量 546万トン、再生利用31%
⑧汚泥:
 排出量(水分を含む)1億千万トン、乾燥等による減量化85%、再生利用 9%

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