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2006.03.28

EA21判定委員会

今日は自分が審査したエコアクション21の認証の説明のため地域事務局判定委員会に出頭した。
判定委員会への参加は今回が初めてである。
12時に金沢商工会議所の付属レストランの会議室に行くと判定委員の方が見えていた。
4人の判定委員のうち2名の方は面識がなかったので、最初に名詞交換をしてご挨拶をさせていただいた。
委員長は、石川工業高等専門学校長の金岡博士である。

食事を早々に終え、審査人より審査の状況を説明する。
1事業者当たり、説明20分、質疑20分である。全ての説明・質疑を終えたのち審査人は退席し、判定委員だけで討議が行なわれ評決がなされる。

今月は3件の事業者の判定が行なわれ、Y審査人が1件、私が2件の説明をした。
最初にY審査人が説明した。今回が2回目の出席とのことで説明が慣れている。聞いていて参考にある点もいくつかあった。

次に自分が2件の説明をした。
審査人としての守秘義務があるので、ここで討議の内容を書くことができませんが、判定委員の方は、資料を事前に内容をよく読んできていたようで環境活動レポートの文章のおかしいところひとつ一つが確認された。
委員長の方は細かい点ではなく、中身のある環境経営システムになっているかどうかと言う観点から質問を受けた。

自分としては、審査した事業者様は通して欲しい、しかし余りいい加減なことも言えない。
特別重大な指摘もなかったので一安心。

印象としては「う~ん。判定委員の方も中々大変ですね。」と言う感じです。

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2006.03.26

学習する組織 その3 自己実現

学習する組織 5つの能力 の中で、成果を左右するものは「システム思考」です。
しかし、組織は「システム思考」を身につけようとしても何から手をつけてよいかわからない。
ここでは、自己実現→メンタルモデル→共有ビジョン→チーム学習→システム思考 の順番で手順を追って考えて行きます。

2004年5月の私のブログ「エンパワーメントの矛盾と幻想」で述べたように、これまでトップ(又は上司)が具体的に指示を出し、社員はこれに従うと言う形で仕事が進められてきた組織では、今になって自立型人間(自分で考えて仕事をする)と言ってみても、社員は戸惑い混乱するだけです。

vision社員個人々人の中に、自分は何をやりたいかと言う個人ビジョンを自覚させ、そのビジョンと現状の間に緊張感を持たせることが学習の第一歩です。
 
このことを、クリエーティブテンションと言う。
 

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2006.03.16

EA21導入説明会

半月程前、隣の市のライオンズクラブの会員より突然電話があった。
「私の会社でエコアクション21をやっているという話をしたら専門家に一度話を聞きたいということになったのですが。エコアクション21の説明をしていただけませんか。」
「喜んでやりますよ。どんなご予定ですか。」
「3月16日にライオンズクラブの例会があるんで、その後に1時間ほど話をしてもらえませんか」
「結構です」
「ところで、お金はどうなりますか」
「1時間位でしたら、これはPRですからお金はいりませんよ」
といこうとで、引き受けた。
その後、紹介パンフレットをもらうために金沢商工会議所へ行って状況を説明したら、お金を貰わないのは駄目だ、他の審査人が迷惑すると指摘された。
仕方なく、ライオンズクラブ事務局へ「我々のコンサル料は1時間1万円ですから、今回の話も1万円にしてください」といい直す。

ところで、そのライオンズクラブには、どんなメンバーが入っているかホームページを調べてみた。
正会員は60名位だが、商店と有限会社が半数を占めている。
これは一寸大変だ、小さなところはやらないだろう。この中で比較的大きなところし集まらないかもしれない・・。

今日は、その説明会。
30分前に行くと、例会中ということで、待合室で待たされた。
待っていると、エコアクション21の説明を聞きに来たという人が2,3人 入ってきた。

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2006.03.15

学習する組織 その2

学習する組織の5つの能力に入る前に「学習する組織」とは、そもそも何なのかを考えてみる。

ピーターセンゲ教授の定義では
「人々が継続的にその能力を広げ、望むものを創造したり、新しい考え方やより普遍的な考え方を育てたり、人々が互いに学びあうような場」「人々が強い意欲を持ち、コミュニケーションの方法を学びながらシステマティックなアプローチによって共通のビジョンの実現を目指すチーム組織」
となっている。

基本はチームである。チームの集まりが組織となる。

学習する組織の特徴

一つは組織における人間関係の親密さである。
昔から(今でもそうかも知れないが)日本では、5時から帰りに一杯のみながら仲間と仕事の話をする。これができないと一人前の仕事ができないようにいわれてきた。
このような人間関係は大切ではあるが、ここで言っているのは、飲まなければ云えないのではなくて、しらふの状態で上下へだてなく気楽に、深刻な話をし合える関係になっている。
と言うことである。

二つ目は、権限の共有化である。
命令によって仕事をするのではなく、共通のビジョンのもとに一人ひとり個々に、或いはチームとして意思決定をするが、結果に対して「共同責任」をもつと言う関係にある。

そして、組織内では常に下図のようなチーム学習の輪が廻っている。
この学習によって、個人とチーム力が向上し、結果的に卓越した業績を残すようになっていく。

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2006.03.11

産業廃棄物処理事業者の優良性評価制度

 廃棄物処理法が改正になり、8月より産業廃棄処理事業者の優良性評価制度が施行になる。
優良性評価制度とは、産業廃棄物の適正な処理を行なっている事業者を評価・認定しに公表することにより、一般の事業者が優良認定事業者と契約することを奨励すること。
また、そのことを持って、不法投棄の削減を図っていこうというものである。

産業廃棄物処理事業者が優良評価適合の評価を受けるには
①遵法性(不利益処分を受けていない)
②情報公開(インターネットで5年間の情報開示)
③環境保全への取り組み(ISO14001又はEA21の取得)
の3つの要件を満たす必要がある。

これに先立って、本日EA21審査員向けの優良評価制度に対する講習が西新宿公園住友不動産ビル8階Room6で行われたので受講した。
参加者は東日本を中心としたEA21審査人と地域事務局約250名?位。

13時から1時間、中央事務局より優良化推進制度の概要とこれに伴うEA21審査の変更点の説明があった。
その後、14時より約1時間半、千葉県元産廃Gメンの石渡正佳氏より写真入で産廃アウトローの構造と、石渡氏が開発した不法投棄を経理データーより洗い出す方法の講習があった。
千葉県は全国で最も不法投棄が多く、産廃対策職員が200名もいるという。
石渡氏によると、全国の産廃業者の中で過去に不法投棄に手を染めたことがない業者は1割に満たない。
裏には、暴力団が絡んだアウトロー組織があり、まじめな産廃業者も何時の間にかアウトロー組織が仕掛けた高利貸しにひっかけられ不法投棄にのめりこんで行く過程の説明があった。
昨年、岐阜県で裏山の不法投棄をして新聞を騒がせた事件があったが、石渡氏から見ると「あれはズブの素人のやること、アウトローはあんなことはやらない。」

今度の法改正で優良認定を受ける事業者は、業務実績・経理情報を公開することが義務付けられることになったが、この情報をもとに、不法投棄をしているかどうかを推定する方法を演習問題で指導をうけた。

優良化推進事業は、現在パイロット事業の段階で、今年度は認定されるのは、数百社~数千社程度だろう。

しかし、環境省は行く行く全国に3万社あるという全部の産業廃棄物処理業者をこの制度に載せていく腹積もりらしい。

石渡正佳氏の著書
 「産廃コネクション」
 「不法投棄はこうなくしていく」
 「利権クラッシュ」
 「スクラップエコノミー」

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2006.03.10

学習する組織 その1

 今日は東京でJQAA夜間大学(日本品質協議会アセッサーの勉強会)で「学習する組織」の勉強会がある。
明日はEA21の審査人研修会があるので、前日に出かけて参加した。
この勉強会は昨年も行なわれたが、今年は3月、4月の2回に分けて行なわれ、今日はその第1回目である。
18時に御茶ノ水 総評会館に行くと60人位が集まっていて、ほぼ満席。

ピーター・センゲの学習する組織「5つの能力」フールドブックを購入し事前に目を通して出かけたが何しろ分厚いテキストなので十分理解できない。
一昨年以来JQAA理事の自主学習会があり、その学習結果をもとに寸劇・ワークショップなどを織り交ぜて紹介していただいた。

「学習する組織」は米国の経営手法で、特にサービス業や研究開発においては有力な武器となる方策であると聞いている。その歴史的経緯は、次の3つの流れからきている。
・1980年代の日本発 経営革新の手法 TQC、QCサークル
・1978年 クリス・アージリスドナルド・ショーンによる組織学習
  1983年 アリー・グースによる長寿企業の4つの法則「企業は生き物である」
・1960年代から研究された システム・ダイナミックス
これらの理論をもとに、MITピーター・センゲ教授が「学習する組織の考え方」を研究した。
1990年研究結果を「最強組織の法則」で発表し、世界的ベストセラーとなった。
なお、日本ではこの著は1995年に発行されている。

その著の読者より、では、前書の最強組織はどうして作るのかと言う問い合わせが数多く出され、その4年後にその方策(フィールドブック) 学習する組織「5つの能力」が発表された。

その書に従って組織改革を進めていくうちに、推進上の幾つかの課題が出てきた。1999年その難問についての解決策を提示したフールドブック 学習する組織「10の変革課題」が発行された。
なお、この書は日本では2004年に発行されている。
これらの書は、このブログの左下に本の紹介がありますので興味のある方は見てください。

 私自身、学習する組織「5つの能力」のフールドブックを購入し、勉強を始めたばかりです。
このブログに連載で、自分の勉強をかねて、感じたことを紹介させていただきます。

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2006.03.05

蛍光ランプ市場の異変

家庭の省エネで、電球を蛍光ランプにすると同じ明るさで使用エネルギーが1/5になる。
数年前から環境省が宣伝していたのでご存知の方が多いと思います。
環境省の呼びかけにもかかわらず、売り上げはここ数年微減現象だったらしい。
ところが、この市場に東芝、松下、日立ライティングが相次いで新商品を出し、一寸した異変が起きているらしい。

日経BP「売れ筋探偵団」によると、
異変の第一、ダントツで売れているのは東芝が出した電球型蛍光ランプネオポールZリアル(880円)
この電球型蛍光ランプは従来“くびれ”が作れず電球より大きかった。照明器具に取り付けられないケースもあり「売る方、買う方との不安に感じ普及が伸び悩んだ」、今回高精度ICチップを使い電球と同じサイズにしたのが買う方に受けた。

もうひとつは、松下のパルックプレミア(1160円)、この商品は寿命が従来品の1.5時間の9000時間、1日6時間使用した場合4年もつ、しかも明るさも落ちない。
明るくて、より見やすく、取替えの手間も減ると中高年層に人気があるという。

日立ライティングも近かじか寿命9000時間の新製品を出すらしい。
日立ライティングのページを見ると、日経BPには出ていなかったが、つけていると空気をきれいにしてくれるハイルミッククリーンも興味深い。

私も中高年層、環境にもよいので、今度取替える時は是非使ってみたですね。

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2006.03.02

つくる-考える-気づく-やって見る

 今日は金沢日航ホテルで開催された 産学連携「製造中核人材育成事業報告会」 に参加した。
趣旨は、2007年の団魂の世代の一斉定年退職に向けて、製造業の技術の伝承をどうするかという命題に向かって経済産業省の支援を受け、金沢工業大学と地元企業との連携で開発した人材育成プログラムの紹介と研修人員派遣の呼びかけであった。

内容は、講演、人材育成プログラムの紹介、パネルディスカッションで午後1時に開催され4時半に終了した。
100名の会場に9割程度の入り、PRの割りには参加者が少ないようだ。
聞いていて自分が興味を引いた点を次にのべます。

以下は金沢大学の飯島先生の話です。
 最近中国の深センに行ってアップルの生産工場を見た。女子社員がチームを組んで本当に無駄なく作業が行われていた。そして、各チームのQCDの成績が別の場所に表示されコンテストが行われている。本当に効率的である、でもこれは工場労働者の負担の上に成り立っているのではないかと思い尋ねると「大丈夫です。中国にはどれだけでも人はいますから」ということだった。
でも、日本ではこんなことはできない。
日本では、もっと付加価値の高い生産工程を作っていく必要がある。たとえば、昨年、金沢IT活用優秀企業として谷田合金さんを表彰した。谷田合金さんでは、アルミ鋳物を受注から加工完品までやっている。そこではCADAMを用いて生産計画を組んでいるが、生産計画は社員誰もがいつでも変更ができるようになっている。顧客の要望に応じて臨機応変に日程を組み変えたり、自分の能力に仕事の担当を変わったりできるようにしている。
このような、顧客のニーズに気づき社員自らが工夫できる生産工程というのもひとつの回答ではないか。
――――――――――<話はここまで>――――――――――

実は、自分は7~8年前勤めていた会社が谷田合金さんと取引があり、生産工程を見せてもらった事がある。そのとき、確かにそうなっていたのを思い出した。

この話の関連で、ベアリングのローラーを作っている(株)東振の中村専務の話も面白かった。
東振では、「つくる ― 考える」ということを徹底しているということです。
 
「学ぶ ― つくる」ではないですね。 作ってから考えるということから新しい気づきを発見する。
「ものづくり→人づくり→価値づくり」という連鎖が強い日本の中小製造業を作るということでしょうか。

なぜ、こんなことを思ったかというと、私が別に受講したALセミナーの内容と似ていて共感したからです。
以下に自分のALセミナー、課題レポートの一部をお見せします。

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