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2006.02.01

少子化対策と環境問題

ここ数日、海外から環境問題に対する重要ニュースが入ってきている。

一つは、環境ジャーナリストの「枝廣さんのenviro-news 1167」 ラヴロック博士の『地球温暖化手遅れ説』を読んで。
これは、1月16日に英国インディペンデント紙に寄せられた「ガイア説」で世界的に有名なジェームズ・ラヴロック博士の寄稿です。
そのラヴロック博士が、かなり直裁的な表現で「地球温暖化手遅れ説」を掲載した。
「地球は10万年も続くであろう病的な熱を出しかけている。どの国も、自らの持てるものを最大限に活かして、できるだけ長く、文明を維持する方法を見出さなくてはならない」という、かなり強い警告メッセージです。気温は温帯で8℃、熱帯では5℃上昇し、今世紀中に数十億人が死に、生き残った人も何とか気温の耐えられる南極に住まざるを得なくなるだろうという、『最悪の事態』を描いています。」
この寄稿に対して、バラトングループのメーリングリストでも、ほかの海外の環境サイトでも、活発な議論がおこなわれているそうです。

今一つは、1月31日ブッシュ大統領は一般教書演説です。
ブッシュ大統領は「米国は石油中毒になっている。打破する最善の道は技術革新だ」と述べ、中東地域からの輸入も含めた石油への依存体質を見直し、エタノールなど代替燃料の開発原子力発電の推進を提案。25年までに中東からの輸入原油の75%を代替する数値目標を示した。
いよいよ、米国も環境重視に政策転換したように思える。

そこで、今までタブーであったことで自分が疑問に思っていることを勇気を出して書きます。

それは、日本の少子化対策です。

現状の物質中心の経済を中心に考えれば、人口が減るのはもっての他です。
しかし、人口が減ることは物質・エネルギーの使用量が減り環境によい。京都議定書或いは京都議定書以降の温暖化ガス削減目標が云々言われているが、排出量抑制政策でこれほど効果的な政策はないのではないだろうか。
江戸時代、徳川幕府は日本という狭い経済圏の中で豊かな生活を目指して、長男優先など色々な人口抑制政策をとってきた。
今は地球という限られた入れ物の中で各国政府が人口を抑制することが必要と思います。

・開発途上国は環境を配慮しながら豊かになることによって人口増にストップをかける。
・先進国は、無理に人口増加を奨励しない。
これこそ真っ当な政治家のやることではないでしょうか。

日本の目先に目を向けると、そんなことをすると「年金や健康保険制度が破綻してしまう」というのかも知れませんが、人口を増やすことに金を使うのではなく
・ 経済のソフト化
・ 高齢者にも働いてもらう
といった制度にお金を使ってもらった方がよいのではないでしょうか。

このことは、皆がタブー視して口に出さないが、心の中では解っているのかもしれません。

日経BPビジネススタイル 12月26日号 立花 隆氏のコラムを読むと、現在の経済政策について物騒な話が載っています。

―――――――――――<ここから引用>――――――――――――― 
   
ハイパーインフレで国民は貧乏のドン底に

日銀首脳は、リアルなデータにもとづいて、この危険な状況(経済バブル大爆発⇒大破綻が近い)を誰よりもよく知っているが故に、繰り返し警告を発しているのだろうが、それに反発する政治家連中は何を考えているのだろう。
事態がよく理解できないバカ(経済音痴)である可能性も強いが、もしかするとあの連中が心中秘かに考えていることは、日銀の行動をおさえることによって、日本経済を大爆発=大破綻(ハイパーインフレ)に導き、それによって日本経済の最大の難問、すなわち救い難いレベルにまで達した財政破綻を一挙に暴力的に解決してしまおうとしているのではないかとさえ思えてくる。
それは、あの大戦争(赤字国債のたれ流しによって遂行した)に敗れた後に日本に現実に起きたことで、政府は、とても返済不可能な額に積みあがってしまった赤字国債を、ハイパーインフレで全部チャラにしてしまったのである。それは言葉を変えていえば、国民のすべてを貧乏のドン底に追いこみ、その犠牲によって、すべてを清算したということである。
口に出しては、誰も死んでもそうはいわないが、内心もうそれしか手がないと思っている政治家が少なくないだろう、と私は疑っている。
だいたい、小泉首相があと一年で何がなんでもやめるといっているのも、ポスト小泉の最有力候補といわれる安倍晋三官房長官が、言を左右にしてポスト小泉になかなか手をあげないのも、この破局が目の前に迫っているのを知っているからではないのか。破局を避けようとするなら、大増税しかないのだろうが、政治家たちはそれもやりたくないのだ。
―――――――――――――<引用終わり>―――――――――――

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