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2005.12.29

「監視及び測定」の意味

監視及び測定はISO9001 7.6,8.2項、ISO14001 4.5.1項で要求事項として出てきて、何気なく使用しているが、よく考えると状況により微妙に意味が違っているようだ。
ところが、ISO9000/14000規格には監視、測定に対する用語の定義がなされていないので解りにくい。
BSI Transition to 9001:2000 によると
監視(monitoring):観察し、監督し、常に調査対象とすること
測定(measurement):対象の大きさや数量を特定すること。これには定量的な場合と定性的な場合がある。
となっている。
また、ISO10012 測定器のための品質保証要求事項では
測定:量の値を決めるために一連の作業
と定義されているが、監視についた記載されていない。

この監視、測定がどのように使われているのだろうか。

■ 製品・パフォーマンス・プロセスの監視及び測定
ISO9001 8.2.4では製品については、「個別製品の計画に従って適切な段階で製品の特性を監視し、測定すること。」とある。
ここで言う監視とは観察するという意味で、観察の一部として測定という作業が入ると解釈すべきであろう。

ISO9001 8.2.3 プロセスの監視及び測定では、「QMSのプロセスを適切な方法で監視し、適用可能な場合は、測定すること」となっている。
ここでは、全てのプロセスを観察し、監督しなさい。その中でも、適用可能なプロセスは指標を定めて数量を特定し管理しなさい、と解釈すべきである。
適用可能な場合とは、一般的には製品実現のコアプロセス(キープロセス)を指している。

ISO14001 4.5.1では「著しい環境影響を与える可能性のある運用の鍵となる特性を定常的に監視及び測定する」「パフォーマンス、適用可能な運用管理、並びに組織の環境目的及び目標との適合を監視するための情報の文書化」とある。
ここでも著しい環境影響を与える可能性のある運用管理のプロセスを監視(観察及び監督)するということが目的となり、その前提として測定が行なわれる、と理解される。 

■ 監視機器及び測定機器
一方、ISO9001 7.6、ISO14001 4.5.1では、監視機器と測定機器が区分されている。
測定機器とは数量を計る機器であり校正の対象になる。一方、監視機器は一般的に、よい・悪い の判断に使用される機器で誤動作を起さないかなどの妥当性確認が必要になる。

以上総括すると、下図のようになる。

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2005.12.26

影響を及ぼすことができる環境側面 その2

2005年2月のブログに 「影響を及ぼすことができる環境側面」 という記事を掲載しました。
私のブログでは、この記事へのアクセスが最も多くて、現在でも1日平均5件程度のアクセスがあります。
実際、各企業の方々は、この概念がつかめなくてアクセスされるのではないかと思います。
私も今年、ISO14001:1996年版から2004年版への移行、ISO14001:2004年版の新規取得を合わせて6社のお客さまに、この説明をしましたが1回の説明では、スムースに理解してもらえないようです。
今月より、新しく特殊ミニ建機等を製造しているお客さまのISO14001のシステム構築のお手伝いをさせていただくことになりました。

そこで、もう少しスムースに解っていただけないか、事例を作って説明することにしました。 この事例は、お客さまは、まだ見ておらず、自分が勝手に創作したもの顧客情報ではありません。
また、ここに掲載されているものは「影響を及ぼすことができる環境側面」の抽出例だけで、この後、環境側面の評価をして、著しい環境側面を決定する必要があります。

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2005.12.23

乗り物のCO2排出量算出「駅すぱあと」

チーム・マイナス6より
『この度、経路検索機能に加えて、CO2排出量もわかる「CO2駅すぱあと」が開発され、チーム・マイナス6%のサイトから利用できるようになりました。
出発地と目的地を入力すると、経路・運賃・所要時間・距離に加えて、公共交通機関使用時のCO2排出量と自家用車使用時のCO2排出量が比較表示されます。』
とういう案内がきた。

 ⇒ CO2排出量算出量つき駅すぱあと

早速、試してみた。
自分は、日ごろ、Yahoo の路線案内を使用していて、画面が殆ど同じなので馴染みやすい。
確かに、目的地までのコース別の、所要時間、金額、炭酸ガス排出量がわかる。
出発時刻、到着時刻別の時刻表が出ないので日常的には使いにくいが、時々CO2排出量を排出量確認するにはよいかも知れない。

ところで、自分の業務ホームページには、乗り物のKmも含めた総合的なCO2排出量算出プログラムを掲載している。
 ⇒ 業務ページ 包装資材メーカーのCO2算出プログラム

このCO2排出量算出プログラムの算出基準は、エコアクション21の負荷計算apss住まい研究所の炭酸ガス計算シート江別環境広場の環境家計簿 よりそれぞれ引用させていただいているので、算出基準があっているか気になって確認してみた。

その結果は下記に通り            単位はkg-CO2/km

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2005.12.20

VOC(揮発性有機化合物)排出抑制情報

平成18年4月1日より改正大気汚染防止法が施行され、VCCの排出規制が強化されることを、本ブログ「6月9日付け VOCの排出規制」で紹介しました。

その後、環境省で、「VOC(揮発性有機化合物)排出抑制 推進セミナー」が開催されましたが、予想を超える受講申込みで受講できない方か多数あったということで、そのセミナーテキストがこの程、環境省の下記ホームムページに公開されました。
関係する組織の方は、ご参照下さい。

【パンフレット】
 環境省 揮発性有機化合物(VOC)の排出抑制制度について
  光化学オキシダント発生のしくみと対象施設と排出基準が絵入りで解りやすく解説されています。

【テキスト】
 環境省 VOC(揮発性有機化合物)排出抑制 推進セミナー 全30ページ
  ・改正大気汚染防止法における排出抑制制度
  ・VOC測定方法
  ・VOCに関する届出

【関係資料集】
 環境省 VOC(揮発性有機化合物)排出抑制 推進セミナー 全119ページ
  ・VOC排出抑制の必要性
  ・VOC排出抑制制度

【VCC対策に関する関係資料】
 環境省 揮発性有機化合物(VOC)対策

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2005.12.10

IEより便利なWebブラウザ

ブラウザというとインターネットエキスプローラー(IE)が主流ですが、最近は
  ・ファイヤーフォックス(mozilla-japan)
  ・オペラ(Opera)
  ・ルナスケープ(lunascape)
  ・スレイプニール(Sleipnir)
といったブラウザの使用が増えだしているようですね。

私は、最近IEからスレイプニール(Sleipnir)に変えました。

直接のきっかけはRSSをプラウザ上で同時にみたいというとだったんですが、使ってみるとIEよりも便利ですね。
RSSが簡単な切り替えで見れるということは勿論ですが、ロボフォームがついているというのが便利です。

自分自身 アマゾン、Yahoo、楽天、ココログブログ、日経BP,・・・・・と言った15~16のサイトの会員になっているですが、閲覧の度にパスワードを要求してくる。
そんなに覚えきれないのでカナリ面倒と思っていたのですが、スレイプニールを使うとロボフォームがIDとパスワードを暗記していて自動処理をしてくれますから便利ですね。

また、スパイウエアなどのセキュリティ強化対策もついているようですが、こちらの方は有料となるようなので使っていません。

このようなことでお困りの方は 一度、試してみてはいかがでしょうか。
 ⇒ スレイプニール(Sleipnir)のサイト

断っておきますが、私はスレイプニールから一切お金をもらっている訳ではありません。

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