EuP指令
欧州議会はEuP指令(エネルギー使用機器のエコデザインに関する枠組み指令)を採択し、8月11日に正式に発効した。
この指令に基づく具体的な対象品目と適用時期の計画は2年以内に順次、公表される。
当然、この指令は欧州へ輸出する日本製品にも適用される。
テュフのホームページによると、この暖房、照明、オフィス機器、電気モーター、屋内電気器具、電化製品などが対象となる。
要求内容は、製品のエコデザインを実施するとこと、エコプロファイルを作成することでCEマーキングを添付しなければならない。
具体的な対策では、LCAを活用した環境配慮設計を行なうか、EMAS又はISO14001の環境マネジメントシステムに基づく製品の環境配慮設計をしなければならないということらしい。
環境という面では、EUは常に世界をリードするような政策を採っていて、全体的な流れを知るには日本だけ見ていてもわからないですね。
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